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吉本あれこれ×働く

先に言っておくと、私はお笑いには疎い方です。M1とかよくわからないし、お笑い系バラエティもあまり見ません。

ただ、世代の下振れのフツー程度ではあるかも。

いいとも→ドリフ→元気が出るテレビ→風雲たけし城→夢で逢えたら→ガキ使→ウリナリ→めちゃイケ

とか、古いですかね。💦あ、アメトーーク!も。

とりあえず有名どころはチラチラ見てきていて。やっぱり人気がある最盛期の番組って、見ると面白かったし、一時的にははまっちゃったりしていました。

で、たぶん90年代を最盛期として、お笑い芸人って、人気と実力がクロスすると冠番組持つことができて、ものすごく稼げた、いわばアメリカン・ドリームモデルがあって、芸人さんのほとんどはそこを目指していたのかなって思います。

そして、吉本の学校みたいなのも細々していて、今のような規模でなかったし、いまワンステージワンコイン以下みたいな芸人の卵みたいなひとは、適度に頑張れる年月を過ぎると自然淘汰されていたんだと思います。

また、環境としては今よりももっとカオスで。芸人さんの事務所はわかりませんが、芸能事務所で働いていた中の人の話では、稼げるタレントさんはいわば商品だから綺麗なところにいるけれど、それを支える人たちは、割とグレーな橋を渡っていると聞きました。

ただ、年月を経て今は

・真っ当であることリーガル的にあっていることがベースとして求められて
・スターが引っ張る稼げるアメリカンドリームモデルがなくなりつつあり
・それぞれの芸人が単体レベルでさまざまな仕事をして稼がなくてはならなくなり
・尖った笑いよりもマイルドな笑い(サンドイッチマン、博多華丸・大吉的な)に人気がシフトし
・本当に実力あって親分肌で慕われて番組を回せる芸人(大御所系)、プラスアルファのある賢い芸人(キンコン西野的な)しか長く稼げずに
・一方で学費を払ってまで芸人になったので、その回収を考えるとやめるにやめられない
・SNS等の影響もあり「社外秘」「内輪の問題」で隠すことができない

という状況があるんじゃないかなーって思います。

これって、ほとんどフツーの会社も類似しています。

・さまざまな法律をしっかり守ることを求められ
・人気商品の寿命は短くなり
・マルチに稼ぐモデルを探り
・安心感安定感を与えられる人が求められ
・チームでうまく仕事をできることが評価される
・投資を短期で回収しようとしすぎて、見切りができにくく
・SNS拡散もある

あー、だからお笑いに疎くても社労士として目が離せないのだな、吉本の一連の動きは、と膝を打つ感じです。

ただ、個人的意見ですが、人は間違うし弱い存在だから思わず嘘もつく。だけど、自己責任という名の下に抹殺としたら、自分もその苦しい世界にいるわけだから、いつか抹殺されてしまう存在になりうる訳です。だから、もう一度チャンスを与えてほしいと思いますね。

#ビジネス #吉本 #働く #社労士


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