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第147話「導きの星」

この記事は、大貫智也のサラリーマン時代の話であり、影響を受けた本の内容から考えるシリーズである。

前回の話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/n51266c9ec42f


第1話はこちら↓↓

https://note.com/nukki_0228/n/n53efcebbdc9d


・あなたの決心次第

・一般的な人生の意味はない


哲人

「あなたはご自身の人生に迷っておられる。


なぜ迷っているのか。


それはあなたが『自由』を


選ぼうとしているからです。


すなわち、他者から嫌われることを怖れず、


他者の人生を生きない、自分だけの道を。」


青年

「そうです!


わたしは幸福を選び、自由を選びたい!」


哲人

「人が自由を選ぼうとしているとき、


道に迷うことは当然あるでしょう。


そこでアドラー心理学では、


自由なる人生の大きな指針として


『導きの星』というものを掲げます。」


青年

「導きの星?」


哲人

「旅人が北極星を頼りに旅するように、


われわれの人生にも『導きの星』が


必要になる。


それがアドラー心理学の考え方です。


この指針さえ見失わなければいいのだ、


こちらの方向性に向かって進んでいれば


幸福があるのだ、という巨大な理想になります。」


青年

「その星はどこにあるのですか?」


哲人

「他者貢献です。


あなたがどんな刹那を送っていようと、


たとえあなたを嫌う人がいようと、


他者に貢献するのだ


という導きの星さえ見失わなければ、


迷うことはないし、


なにをしてもいい。


嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。」


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人間は矛盾した生き物である。


人から嫌われたくないと思えば、思うほど


人から嫌われる。


もういいや、自分らしく生きよう!


と思うと、嫌われないものである。


本当に、逆って大事。






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