ロード・エルメロイⅡ世の冒険2巻感想メモ

※これは2021/8/15にふせったーで投稿した、『ロード・エルメロイⅡ世の冒険2巻』の感想覚書を、自分の記録用に再掲したものです。まさか令和の時代に、コクトーもとい両義幹也の新たな話を読めるなんて……三田先生ありがとうございます。

・冒頭からグレイたんの浴衣ありがとうございますありがとうございます。師匠も凜もエルゴもみんな似合ってて素敵。わたあめを食べるグレイたんはこの世の平和の象徴。ナイスコクトー。グレイたんが可愛いとからかう凛も、グレイたんが可愛いことを否定しない師匠もみんな可愛い。ノーベル平和賞受賞。
・型月随一の『平凡な男』が初っ端から登場。1巻の最後で出てくるのは知っていたけど、想像以上に物語に絡んでくる。若龍に伽藍の洞のスペアキーを渡したところ、最高に『黒桐幹也』だった……。お前はそういう男だよな。
・式は家出してるの読んでて笑っちゃった。そうやって一生コクトーといちゃついててくれ。
・そして燈子さんはこの頃には既に2回目の封印指定中と……おい遠坂なに引いてんだよ宝石剣隠し持ってるお前も大概だからな!!
・夜劫の家の因習。仮面。受け継がれる神體。これが特別非情なわけではないということも、グレイの境遇に重なってくる。ここら辺読んでるとレンタルマギカを思い出しますね。
・秋葉原に行ってくると教授を煽る凛。いつか教授もグレイと二人でゆっくり秋葉原を回れるといいね……。
・遠坂凛。手っ取り早くノーリスクで強くなれる方法を聞いてくるのマジ遠坂凛。それに応えられてしまう教授も教授なんだけど……。よっ!他人の魔術を解体することにかけては右に出る者がいない男!略奪公!!エルゴの神を還すことが冒険シリーズのメインになってくるなら、遠坂凛はこれ以降もレギュラー入りしていると思っていいんでしょうか。冒険シリーズの遠坂凛があまりにも遠坂凛過ぎるので、これからもガンガン暴れて欲しい。
・聖杯戦争生き残り同士のサーヴァントについての会話。切なくて、愛おしくて、きらきらしていて、冒険2巻の中でも随一で好きな場面でした。
・生きているなら、神様だってつくってしまえるんだから
・エルゴの身体や夜劫の儀式、アトラス院の動きなどまだまだ気になる部分が沢山あるので三田先生下巻待ってます。


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