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ノベルゲームとは?素人なりに解説


今回は、現在アニメとは切っても切れない関係にあると言えるオタク向け媒体、ノベルゲームについておおまかに説明したいと思います。
私は男性向け(美少女ゲーム)しかプレイしていないので、女性向け(乙女ゲーム)には触れられません。ご了承下さい。


ノベルゲームはビジュアルノベルとも呼ばれていて、ジャンル分けをするなら恋愛アドベンチャーゲームの括りになります。


うち18禁要素を含むものがエロゲーと呼ばれ、含まないものは古い言い方ですがギャルゲーとも呼ばれます。


主に2000年代において商業、同人の双方で盛り上がりを見せたものの、現在はエンタメの多様化に伴い下火になってきました。
萌え系コンテンツのイメージが非常に強いジャンルではありますが、面白い作品は本当にずば抜けて面白いので、興味があれば是非やってみて欲しいです。


まずプレイスタイルですが、語弊を恐れず言うなら、常にBGMと挿絵がついたライトノベルを読むようなものです。
プレイヤーは画面下部に表示された文章を読み進め、要所要所で現れる選択肢を選ぶことでストーリーが分岐します(ルート分岐)。このルート分岐がミソで、マンガやアニメにはない独特の構成によって自由度の高い物語を展開できるのです。

※スクリーンショット・蒼の彼方のフォーリズムより
 公式サイト→(https://aokana.net/)

一般的に、分岐した先で主人公はそれぞれ別のヒロインと関係を深めてゆき、交際することとなります。合わせて全体的なストーリー展開も全く別のものになり、それぞれが異なるエンディングを迎えるのです。なので、1つの作品の中にハッピーエンドの物語とバッドエンドの物語が併存しているケースもザラです。
「こうなっていたかも知れない」というIFのストーリーの集合体が、ノベルゲームなのです。


例えばFate/stay nightという作品の場合、第1ルートではアルトリア、第2は凛、第3は桜という少女と主人公が恋仲になります。
そしてストーリーがどれだけ違うのかというと、
第1ルートではずっとザコ敵だったメデューサというキャラクターが、第3ルートでは中盤からめっちゃ頼りになる強い味方になってたりします(ちゃんと理由がある)。
それくらい違います。

一方でこの分岐のおかげでアニメ化が難しく、成功事例は先述のFate、CLANNAD、ひぐらしのなく頃に、シュタインズ・ゲートなど有名どころに限られます。
アニメは当然ストーリーが一本道なので、枝分かれするノベルゲームとはそもそもの作りが違うわけです。

そんなノベルゲームですが、以前は18禁作品の占める割合の高さやPCとDVDドライブが必須な点などもあり敷居が高いものでした。
しかし近年ではPSvitaやPS4、Nintendo Switchなどで全年齢移植版が販売されるパターンが多く、誰でも気楽に楽しめるコンテンツとなっています。
また、最近は最初から全年齢対象のゲームも増えているので、かなり身近な文化になってきています。
さらに、スマホアプリ版もかなり配信していて、これは試し読みに便利です。

もし購入するのなら個人的にはNintendo Switch版がおすすめです。基本的に文字を読むことで進めるので、手持ちでプレイできて気軽に起動できるゲーム機が向いています。


以下、おすすめのSwitch版ノベルゲームのAmazonリンクを貼っておくのでもし良かったら試してください。

ひぐらしのなく頃に奉(https://www.amazon.co.jp/dp/B08BPG3T1V/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_zE6bGbT18SVB7)

CLANNAD
(https://www.amazon.co.jp/dp/B07PNGSC5Q/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_aH6bGbX2SSNWB)

サマーポケッツ
(https://www.amazon.co.jp/dp/B07PBY6SZ3/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_sF6bGb82BZE34)

シュタインズ・ゲートELITE
(https://www.amazon.co.jp/dp/B07772TJXL/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_-F6bGbKT96HMM)

蒼の彼方のフォーリズム
(https://www.amazon.co.jp/dp/B076F4462D/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_nI6bGb1YR1VWZ)


こんなところでしょうか。
初めてなので拙い部分は許してください。
でわまた。

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