惰性

勤め人生活が始まってもうすぐ半年になる。

最初の3ヶ月くらいはそこそこ上手くやっていたが、自分の凹凸っぷりが段々と明らかになるにつれ、立場は厳しくなりつつある思われる。

元々勤め人にコミットする気が無かった事もあって、WLB重視、給料が出ない残業はnot my businessと言い放ちたいところだったのだが、どうもそういった立ち振る舞いが慣習的に許されない職場であるという事も分かった。

日々そうした抑圧の元にカネにならない仕事をさせられている事もあって、意気消沈気味である。


自分にとって唯一適正のある部署だと思っているため、妙な立ち振る舞いをして他に飛ばされるのを嫌い渋々こういった方針に従っているのだが、自分本来のの資本主義、自由主義的を愛する価値観と、組織の旧態然とした保守主義的な価値観を守らなければいけないという二律背反を抱えながら仕事をする事が大変なストレスになっているようで、体調を崩す頻度もこころなしか上がってきている気がする。

悪影響はそれだけに留まらず、並行して行っていた小銭稼ぎのほうも結果が振るわなくなってきている。腐っても安定した収入があるから大丈夫、と高を括った結果プラスはおろかマイナスに転じてしまう事も多くなっている。負け犬根性がいつの間にか染み付いてしまっていたのだろう。給料は恐ろしい。


健康、金、メンタルを一通りそつなすこなす事ができる人間であれば良かったのだが、全てを平均的にできるような器用な人間ではないため、凸凹とした立て直しプランを勘案した結果とりあえず健康は捨てることになった。

これは、これまで自分の身体で実験した結果、健康とメンタルがそこまで相関しない事、健康と金を両立させようとすると可処分時間が消滅してメンタルが終わること、金がメンタルに直接寄与しやすい事を知った上で出した結論である。

正直言って自分の健康面はガタガタで、一朝一夕に何とかなるものではない。何なら勤め人生活自体が1番の毒でである。この際健康はオミットし、金に全振りしてさっさと勤め人から離脱するのが結果的に1番健康に寄与する事になるだろう。


健康は捨てるがとりあえず生き延びて金を稼ぐ。それが自分の最短ルートだと思う。

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