#nf3Note 2022年キャンプ前推しチーム期待度調査

皆さま(球春)あけましておめでとうございます。
今年あと1回言います。

さて、今年もキャンプインの日がやってきました。
何はともあれ、選手・関係者含め無事にスケジュールが消化できることをただただ祈るだけですね。

ということで、個人的に恒例となっております「キャンプ前推しチーム期待度調査」という気の早い調査を実施させて頂きました。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

※昨年2021年の開幕前の結果はこちら↓をご覧ください。

期待度は以下の4つ。

①もちろんリーグ優勝・日本一
②CSには出場して欲しい
③最下位にならなければ…
④順位は特に気にしない

ということで今年はどのような結果になったのでしょうか。
まずはセリーグから見て行きましょう。(図の数字は%です)

2022セ・リーグ キャンプ前推しチーム期待度分布

連覇を狙うヤクルトですが、Aクラス以上(①+②)の期待度が約64%と過半数を超えているものの「②CSには出場して欲しいが約28%など慎重な意見が多いようです。前回優勝の2015年の翌年2016年は5位、2017年は96敗で最下位となっているだけに、連覇は簡単ではないという思いが根強く残っているのかもしれません。
一方、昨年最下位に終わったDeNAですが、Aクラス以上の期待が約69%と比較的高めになっています。昨年は序盤に外国人選手が揃わなかったことで出遅れただけであり、今年はキャンプインから揃っているので期待できるのではという声が多そうです。実際、昨年は外国人選手不在で4/27時点で4勝20敗4分けと大きく負け越していましたが、4/28以降の成績は50勝53敗12分で、これはセ3位相当でした。決して戦力が無かったわけではないと言えるかもしれません。横浜反撃となるか注目したいところですね。

2021/4/28以降のセリーグ成績
DeNAは序盤の4勝20敗4分・借金16をせめて5割で乗り切れていればCSには…

逆に、ファン待望の立浪ドラゴンズに対する期待度は厳しい数字となりました。昨年はAクラス以上期待度が約81%ありましたが、今年は約半分の約41%。「最下位にならなければ…」という票が最多になりました。
新監督ということで慎重な見方も多かったのかもしれませんが、キャンプ・オープン戦を経てこの期待度をどれだけ上げることが出来るのか、立浪監督の手腕にも期待したいところですね。

では続いてパリーグを見て行きます。

2022パ・リーグ キャンプ前推しチーム期待度分布

昨年は「最下位にならなければ…」が約48%と厳しい期待値だったオリックスですが、今年はAクラス以上期待度が約77%と見ちがえる結果となりました。優勝期待度も約47%と高めの数字に。1996年以来の連覇を達成することが出来るのか、高い期待度に応えて欲しいものです。
昨年あと一息でリーグ優勝を逃したロッテの期待度も高いものになりました。優勝期待度約51%はソフトバンクを抑えパリーグ1位に。ここ2年悔しい思いを続けているだけに「今年こそは頂点をつかむ」というファンの強い思いが感じ取れる結果と言えそうです。
一方で特徴的な結果となったのが日本ハムです。
新庄BIGBOSS就任で期待値も上がるのかと思いきや優勝期待度はわずか約9%という厳しい数字に。Aクラス以上期待度にしても約29%とフィーバーとは裏腹に慎重な見方が多いようです。さらに特徴的なのが「順位は特に気にしない」という意見が約36%と最多票になりました。このアンケートを取り始めてから、順位を気にしない票がこれほど集まったのは過去に記憶にありません。「順位はどうでもいいので今年は純粋にBIGBOSS劇場を楽しみたい」というファンの方が多いのかもしれません。
まだまだ未知数の新庄ファイターズ。キャンプ以降どのような動きを見せてくれるのかこちらも色々な意味で注目となりそうです。

簡単なアンケートではありましたが、12球団の個性が見て取れる結果だったのではないでしょうか。皆さんそれぞれで分布状況を分析して楽しんで頂ければと思います。
なお、キャンプ・オープン戦の動きを見たうえで再度開幕前に期待度調査を実施させて頂きたいと思っていますので、その際は是非ご協力いただけると幸いです。
それでは今回はこの辺で。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?