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X-Plane 11 124thAtcを使ってフライトをしてみる

前回はX-Plane 11デフォルトのATCを使ってフライトを試みてみました。

X-Plane 11デフォルトのATCはSIDやSTARを使わないため、どういった経路で空港から案内されるのか分からず、着陸操作が慌ただしくなります。そこで、無償で提供されている124th Atcを利用して、デフォルトのATCと違うのか、使い勝手などを比べます。

フライトプラン

前回目的地とした大阪国際空港から出発します。目的地は釧路空港としてフライトプランを作成しました。

ルートの概要

スタートアップ

大阪国際空港の駐機場からスタートします。天気は実際の天気に合わせて雨。時間は朝8時としました。

機体を稼働させてMCDUにフライトプランを入力し、APUを始動したら管制官にIFRの承認を要求します。大阪国際空港はデリバリーがあるので、124th atcの周波数設定ウインドウからDeliveryを選択して、File Flightplanを選びます。
スクリーンショットを撮り忘れましたが、予定している航路や高度を入力したらRequest IFR Clearanceを押して、クリアランスを要求します。すると離陸予定滑走路、SID、スクォークコードがレスポンスされるのでそれらの情報を入力します。

入力が終わったらGroundを呼び出してプッシュバックとエンジン始動許可を要求します。プッシュバックとエンジン始動が完了したらタキシング許可を要請して、タキシングを開始します。

離陸

さて、今回大阪国際空港32Lからの離陸を予定していますが、そのためには32Rの横断が必要です。本来なら滑走路手前で停止してTowerから滑走路横断許可を貰う必要がありますが、124th atcは対応をしていないのか、Towerを呼び出しても特にアクションができません。気にせず、いちおうAI機が居ないことに注意をして滑走路を横断しました。

目的の滑走路である32Lに近づくと、Towerから離陸許可が出ます。

離陸許可

スロットルを押し倒して離陸。SIDの指定はあるものの、離陸直後に方位の指示が来たので従います。空港上空を3/4周して北東を目指しました。

巡航

予定硬度まで上昇を続けつつ、方位の指示が来たらそれに従って飛行を続けます。124th atcの方位指示は若干遅いのか、MCDUに入力して作られたルートよりずれてしまっていました。そのためNAVモードでフライトもできず、地味に方位の修正を繰り返します。

降下

MCDUが計算をした降下開始地点からだいぶ遅れて降下指示が来ました。まずは16,000フィートを目指します。

降下を続けていると、予定滑走路とSTARの情報が通知されました。MCDUにいちおう入力しておきます。また、NavigraphでSTARのチャートも確認しました。その結果、予定したSTARが開始される地点の高度が3,600フィートに対して現在の高度は8,000フィートと明らかに上回っています。一体どうするのだろうか?と思っていると、なんと空港手前で引き返すように指示が来ました。さらに、しばらくすると再び引き返しの指示が。つまり、空港の前で大きく円を描いて高度を下げる指示が出ました。

着陸

くもり空でしたが空港の手前10マイルくらいで管制は終了。予定滑走路へのビジュアルアプローチが指示されました。だいたい7マイル地点まで来ると滑走路が見えたため、そのまま着陸。

その後は適当な駐機場に機体を止めて、機体のシャットダウン処理を行いました。

フラップをしまい忘れた

感想

124th atcはデフォルトのATCと違ってSIDやSTARに対応しています。そのため離着陸時のルートが予想できて、操作がしやすくなります。その一方、アプローチはビジュアルアプローチとなるのか、ILSやRNAVと言った着陸支援機能が使えません。また、指示のタイミングが遅いのかルートがずれる点、降下が間に合わない点が気になりました。もし、設定でどうにかできるのであれば嬉しいのですが、マニュアルを読んだ限り特になにもないような・・・。
やはりフライトシミュレーターで航空管制を使うならVATSIMの参加がベストな気がします。VATSIMのイベントのタイミングで参加を試みてみます。

次回のネタは未定ですが、また何かのプラグインを試してみたいですね。

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