電子煙管を開発しました、沼田茶舗電子タバコ店の沼田です。
実はこちらのほうで、わずかではございますが再販しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

■吸い方のお話

・肺喫煙（ハイキツエン）：煙を吸う
喫煙時間が短い紙巻きタバコの普及で、小容量でニコチンを大量に摂取する方法（60～95%）
・口腔喫煙（コウコウキツエン）：煙をふかす
味と香りを楽しむ、葉巻やパイプの喫煙方法で、口腔でニコチン摂取。（4～5%）キセルも基本はこの吸い方です。

調べてる先々で、「肺に入れる is 正義」が見受けられますので紹介程度です。いろいろ書いていましたが、割愛しました。

VAPEは肺喫煙法であの大量の煙を作ります。
電子煙管、口腔喫煙でも十分な量の煙が作れています。
ライト層に作ったものですので、肺に入れる肺喫煙は覚えなくても良いかなと思います。

■カートリッジの内側

（閲覧注意：ちょっと汚れています。茶色はコゲです。）
汚れが目立ち始めたので、分解しました。色がついていないと分り難く、なんか恐縮でございます。
画像のとおり、2層に分かれていまして、外側にコットン、内側にセラミックです。
コットンは液漏れと過剰供給防止、セラミックが煙発生のヒートユニットとなります。分解中にワイヤーを引っ張ってしまったもので、中でワイヤーが浮いてしまっております。

見てのとおり双方から蒸気が立つので、クリアだけど余韻がある、といったカートリッジでしょうか。
これを製作していただいているシンセンのメーカーとは顔も合わせており、綿密に打ち合わせを重ね、あの当時死力を尽くしました。
それと製品信用はまた別です。それがたとえ日本人製作でもね。
分解のうえ、先方より頂いた画像のとおりに製作されていた事を確認しました。電子煙管リリースまでに相当騙されてきましたもので、ご提供の説明内容に虚偽がなく、なによりであります。

このコイル、似たようなものはあるけど、特殊だなと思い採用しました。
ただ、当初にお届けしたものは、全く異なる物だった事は驚きを隠せません。

■調子が良い人、イガイガする人の二通りに分かれます。

自分も調子が良い方だったので、コイル側の問題かなと思い、分解にトライする事数か月です。

上記の吸い方にも繋がる事ですが、コイルの問題というより吸い方次第で、肺まで入れようと吸い込むとイガイガが始まります。
その原因と汚れ具合からの考察ですが、E-リキッドの供給がコットンで先に消費されてしまい、セラミックが乾いてしまうため、イガイガしてると思われます。
この他には、上記のようにカートリッジ内部や、E-リキッドに色が付き始めた、などの明らかに汚れとわかるものによるイガイガです。

メーカー曰く、原則セラミックは洗わない、との事でしたので”使い捨て”となります。そして、長くお使いいただく方法としても、口腔喫煙法にてご使用のほどお願い申し上げます。

追記：私の場合、口に含んで肺に入れて吐き出しているっぽいので、結果的に入れてるつもりの口腔喫煙法でした。無意識で、気が付かなかった次第です、、、

■それでも納得できない。

という方のために、出力変換アダプタを試作しています。

試作のパーツはモノタロウか、MISUMI-NOVAからかき集めていました。
MISUMI-NOVAはCADデータも取れるので重宝しています。
パーツが見つからない場合、秋葉原電気街のパーツショップを巡ったりします。海外ECのほうが、より細かいパーツを集められるの内緒でございます。

ハンドメイドなので量産は難しく（510ネジ山の在庫不足です）作って数日試していましたが、肺喫煙ならこれでいけます。
皆様のご要望どおり、より長く出来ました。

迫力が、さらに、増しました

これを作ったため、一つ問題ができました。
次回作があるとした場合、出力のほう低く抑えるか、高くしてアダプタをつけるか、です。
低く抑えると、口腔喫煙のほうは「これまで調子のよい」方は「前より少ない」という感想になり、肺喫煙のほうは「丁度良い」になるものの「*****のほうが良い」という感想を掲載される事が予想されます。

仮に、バッテリー内部に高低出力切り替えを搭載するにも、そのスイッチを配置する場所がありません。出力抑制アダプター、悩むところです。

■カートリッジ、発売開始しました。

上記のとおり、中はコットン+セラミック。
e-リキッドも発売開始です。

もしも、まだご使用されておりましたら、どうぞよろしくお願い申しあげます。

最近の問い合わせを見ていて感じたことは、製作者が裏ワザ的な話（洗い方、ふたを外して使う方法など）を掲載してはいけない、という事です。
バッテリーが1本だけ、これが原因で壊れているものを確認しました。
そういったお話につきましては以降、自粛させていただきますのでご了承のほど、お願い申し上げます。