カラー絵過程
ふと目に入ったカメラロールの枚数が13000枚とかだった(!?)ので、さすがに整理しようと消し始め……その中に今年の同人誌の表紙を描いた過程がしっかり残っていたため掲載します。
〈ラフ〉
このキャラをこう配置、というのはほぼ全部ここで決めます。雑。コピー用紙に0.5HBのシャーペンです。
〈線画作成〉
ここはさっきのラフの上に本番の紙を置いてトレース台で照らしながら作業してます。基本的にステッドラーのHB鉛筆で線を描いていくので消せるのですが、この濃さでHB……つまり私はかなり筆圧が強くて紙にしっかり跡が残るためあんまり修正ができないです。あとアナログだとレイヤー機能がないので重ねる順番は最初によく考えます。
〈色塗り〉
なんで各キャラずつ仕上げないの?その通りですよね……時短のためです。水彩はすぐに隣の色を塗ると混ざってしまうので(その表現が合ってることもあるけど)、ぱっきりと塗りたいので離れたところを埋めるやり方をしてます。パーツ分け塗りと鉛筆線画の組み合わせが自分のこだわりポイントなんですが、ここで話すと長くなりそうなのでまたその話は別日に。
〈色塗りおわり!〉
色は薄いめであとはスキャンしてからクリスタで加工して仕上げてます。フォトショのときもある。
カラーの1枚絵のほうが漫画よりも完成のビジョンが見えるタイプのひとでギリギリでもなんとかなるので、同人誌の表紙は最後に作るんですが、このときは〆切まで2日しかない中でラフすらなかったのでさすがにどうしよって感じでした。下に白いスペース作ってタイトル入れたいなとは思ってた(文ストの漫画的な)。計画的にやろうね。
表4に入れようとして結局出番のなかったうろおぼえケモちゃん
〈完〉
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