はじめに

このシリーズでは、特色のあるボウリング場を300場を目標に紹介していきます。もちろん、こたつに入った想像ではなく、実際にそのボウリング場でプレイしたものをお伝えします。

概要

愛媛県松山市は、ボウリング場が5場ある激戦区なのですが、その中でもJR松山駅の目の前という場所にあるのがキスケKITです。

松山市の中心街は伊予鉄の松山市駅前ではあるのですが、中心街から離れている分駐車スペースがあり、ボウリング利用で8時間無料となります。

キスケというのはパチンコを中心に愛媛県内で営業している会社です。そしてちょっとこの辺りがごっちゃになりそうなのですが、そのキスケの旗艦店としてJR松山駅前にある施設が「キスケBOX」。さらにそのキスケBOXの中にある施設が「キスケKIT」です。

このKITは、中四国以西では唯一の、時間制かつボウリング以外のアクティビティも楽しめる施設です。関東のフリスポやCROSPO八王子、関西のBb箕面のような形。ボウリング以外も、ダーツ・卓球・ボルダリングなども含めて時間制で遊ぶことができます。ボウリング専用の料金というものは設定されていません。

休前日夕方と土休日は30分650円、2時間2150円、3時間2750円、5時間3400円という設定で、いずれも貸靴込みです。1ゲーム10分で収めれば5時間だと30ゲームいけますので、そこまで投げるとゲームあたり100円ちょいという激安になってきます。

そしてこのボウリング場のもう一つの特徴が、これも西日本では珍しいレーンを暗くしてのイベント。おおむね週末の夜間に実施されています。開催名称はその時々によって違ってなぜ統一されていません。DJブースもあって、日によってはDJを呼んでの選曲も行っているとのことですが、行った時はDJはいませんでした。

ここまで言うと相当レジャー系の施設のように見えるのですが、日本ボウリング場協会・JBC公認競技場になっており、43レーンがある四国最大のボウリング場でもあります。昼間は本格的なボウリング場として稼働しています。

なおそのうちの3レーンは、他とは壁で仕切られたVIPレーンとなっており、ボウラーズベンチのところにビリヤード台もあります。

オートスコアラー

Qubica AMFのBES Xが入っており、実況モード等にも変更が可能です。

レーンコンディション

暗かったため転がりの様子は確認できずオイル状況は判定できませんでした。

ピン飛びの感じは一般的。起こるスプリットは5番残しのケースが多いので、そこから見る限りはしっかり跳ねて7・10番は取れているのかなと読み取れます。暗くても成績を落とさずに投げ切ることが出来ました。