はじめに

このシリーズでは、特色のあるボウリング場を300場を目標に紹介していきます。もちろん、こたつに入った想像ではなく、実際にそのボウリング場でプレイしたものをお伝えします。

概要

静岡県中部・藤枝市にはボウリング場が2場あり、一つは焼津市に近い方にある、グランドボウルチェーンの藤枝グランドボウル。そしてもう一つがこの藤枝ボウルです。

藤枝ボウルは藤枝市役所からも近い場所の市中心部にあるボウリング場です。しかしJR藤枝駅からは2.5kmとちょっと離れており、バス便もあるのですが本数がそこまで多くないアクセス。

そこで登場するのがシェアサイクルです。藤枝駅前で借り、藤枝市役所まで漕いで返却、歩いてボウリング場に向かいました。藤枝市のシェアサイクル料金は15分70円。ちょうど15分くらいの所要時間であり、行きは15分を回ってしまい140円、帰りは15分を切って70円で向かうことが出来ました。

この藤枝ボウル、メインは併設されているトランポリンパーク「てんとう虫パーク」で、経営は大阪が本社のエンセイ。本社店舗はボウリング場がないのですが、もう一つの和歌山店はインターボウルが併設されています。

このトランポリンパークの方は時間制なのですが、トランポリンから入場した利用者はその時間制料金にてボウリングも投げることができます。そこを見るとフリスポ・CROSPOとも近い感じがあるのですが、ボウリングのみの利用の場合はボウリング用の料金表が設定されています。

このボウリングの料金も、1ゲームは平日夜間400円、土休日450円と安いうえ、3ゲームパックが土休日1000円、5ゲームパックが1200円と、ものすごく安いです（2024年3月現在）。しかもどの投げ方で入ってもドリンクバー無料というちょっと驚きのサービス。
その安さからか、場内はかなり混んでましたね。やはり1ゲーム300円を切ってくると、お客さんの入りが一気に上がる感覚があります。

日本ボウリング場協会・静岡県ボウリング場協会非加盟で、JB公認競技場にもなっていません。1フロア20レーンの設置です。

なお、てんとう虫パークになる前は、ビッグボウル杉戸と同じ富士幸産業の運営でした。現在でもボウルリターンに富士幸産業の名残があります。

オートスコアラー

BrunswickのType3で、ここはディズニーアドベンチャーボウルが入っています。

レーンコンディション

回転率が高いレーンということもあるのか、オイルは少な目で、曲がりも効いていません。

そしてレジャー型のレーンということもあるのか、ピン飛びもいいですね。多少割れることもありますが、ヘッドを飛ばしてしっかり跳ね返るのでストライクも多く出てスコアが伸びました。意図して投げやすいレーンに設定しているのかどうかですね。