やすぴよ

ちょっぴりシュールな短い読み物を書いています。クスッとニヤっとしていただけると嬉しいで…

やすぴよ

ちょっぴりシュールな短い読み物を書いています。クスッとニヤっとしていただけると嬉しいです。日々の出来事や大好きなハンドメイドも綴っていきたいです

最近の記事

パンダバッグオーダー

    • 断片小説 隣の物置き小屋

      2月に入り、ずっと強風が吹いていた。 暫くはなんの音かな?うるさいなあ。とおもっていたがあまり気にせずに荷物の整理をしたり、かえる親子が酒風呂に浸かったり、牛が入浴剤を使い気持ち良さそうに風呂桶に浸かっていたし、売れないイカのミュージシャンもリサイタルを行ったりしていた。 洋裁店の部屋から カタカタカタカタカタカタカタカタ カチカチカチカチ カチカチカチカチカチカチカチカチ と音も聞こえた 隣の家の飲み屋の住人達が、知り合いしか来ない書道教室と、駐車

      • 断片小説 柔らかい

        夫と食材を買いに来た。 野菜や肉や魚をかごに入れて行き、夫は惣菜コーナーで何か言っている。 「柔らかいナリ、柔らかいナリ」 コロ助か! 「何が柔らかいの?」 夫が手にしていた物は、柔らかいなり寿司だった。 完 #断片小説 #柔らかい #いなり寿司

        • モチーフブレスレットできました。

        パンダバッグオーダー

          レースと合皮の2wayバッグ

          レースと合皮の2wayバッグ

          断片小説 火星(後編)

          なぜだろう…今、火星から15日間宇宙船に乗って日本に着き、日本を出て海外のすごいところで背広を着ている。 もうすぐスピーチの時間だ。 わざわざ108円ショップで日常会話の本を買って覚えた英語だが、通訳者もいるというので日本語で話すつもりだ。 壇上に上がる時にマリアンがウインクした。 「五年前に今から十五年前にタイムスリップしたとき、十年前の自分に会いに行き、12月のあの日をビデオに撮って来ました。ご覧ください」 15分後、会場はざわめき、やがてシーンとし

          断片小説 火星(後編)

          断片小説 火星(前編)

          火星にはいちご模様の鳥が住んでいる。 きっと、まだ俺たち以外見たことがないだろう。 鳥はもう10羽も残っていないが、みんな平和に暮らしている。 私とマリアンが火星に住み始めたのが五年前。いちご模様の鳥の生態を調べ、地球にデータを送っている。 マリアン「太郎、見て。いちご模様の鳥が作曲しているわ。歌が聞こえる!」 太郎「作曲するのは三年ぶりだな!」 マリアン「ロックね…」 太郎「歌詞にテポドンとか、すごいな…」 完 #火星 #テ

          断片小説 火星(前編)

          断片小説 無駄にした正月休み

          次はヒロシの番だ。13回サイコロを転がし、やっと三のマスに止まった。 『リュックサックの紐が切れてジュンサイの瓶を落とす。12マス戻る』 ヒロシのコマには子供が6人のっている。 次はやっと先生の番だ。3が出た。 『隣の家のネコがシャケを盗む。おかずが一品減り、2マス戻る』 先生のコマには老人が3人乗っている。 タツオの番だ。6が出た。 『四月から無職。途方に暮れ、雑草を茹でる』 タツオのコマには兄弟が2人乗っている。 3日後、1人ゴールした。 ものすっごく長い人生ゲーム

          断片小説 無駄にした正月休み

          バッグ新作

          ビンテージのデニムで派手派手バッグ作りました(^o^) #リメイク#ハンドメイド#ジーンズリメイク

          バッグ新作

          断片小説 炙った烏賊を下さい

          「楽しすぎてさっき考えたセリフ忘れちゃった。ナウでモガでモボのヤングな台詞だったのよー」 「炙った烏賊を」 女は無口になった 20分後 「俺の背中の孔雀の話をこないだ聞いてたな。どうして鳥さん目がないの?って」 「マスター、炙った烏賊を!」 10分後 「本当の宙返り見たいでしょ♪いいよ。いまからやるよ。トリプルアクセルからの織田信…」 「炙った烏賊を」 15分後 「焼き鳥になっちゃったのかな。それとも、羽ばたいちゃうのが怖いのかな」 「もう、羽ばたいたんだよ。今は、居ない

          断片小説 炙った烏賊を下さい

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          ハンドメイド色々

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          最近のハンドメイド

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          最近のハンドメイド

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          断片小説 川の日

          おじいさんは7月の海の日に山に芝刈りに行きました。 1年後 お婆さんは6月、川の日に溜まった洗濯物をザブザブ雑に洗っていました。 2ヶ月後 おじいさんとおばあさんは8月の山の日に海水浴をしてたら、ハワイから来たピチピチギャルと七十数年前鬼ヶ島に行った時の武勇伝を脚色して話し、もてました。 あの時の桃は川の日に食べたそうです 完 #断片小説 #小説 #山の日 #川の日 #オリンピック

          断片小説 川の日

          リメイクスカート

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          ミシンパッチワークバッグ

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