図書館で借りた古い書籍に、ふと、小さな羽虫が挟まってぺったんこになっているのを発見した。
いつ虫が入り込んだのか不明だけど、この虫が今後、この本が存在する限りずっとこのページに貼り付いている可能性もあるわけで。
「本のなかで化石化する羽虫」って何だかロマン。
本は時を超えていく。

最後まで読んでくださってありがとうございます。 わずかでも、誰かの心の底に届くものが書けたらいいなあと願いつつ、プロを目指して日々精進中の作家の卵です。 もしも価値のある読み物だと感じたら、大変励みになりますので、ご支援の程よろしくお願い致します。