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アベマの議論番組、終わっちゃったね

アベマでしていた論破王、いつのまにか終わっていた。公式の切り抜き動画がyoutubeに出ていたのでなんとなく見て思い出しつつこの記事を書き始めてみた。番組の内容としては芸人の持ち込んだお題に対してそれぞれの持ち陣営に分かれてディベートをするというもの。たとえば「ペットにするならダンコムシか猫か」で持ち込んだ人が陣営を決めて余った方を押し付ける。強い側として出ているのはひろゆきや呂布カルマあたりが順当。持ち込んだ芸人は思いつきで議題を持ってくることが多いらしく、ちょっと反論されたらグダグダで、反論がちぐはぐになり結局ひろゆきが勝つことがしばし。番組趣旨として面白く話すのがある程度目的としてあるので持ち込みの議題がそうなるとおもうがややアレに思うことろがいくつか。

・ディベートをする二人が(ディベートをする上で)素人
本当に素人レベルの話をする芸人がいる、ひろゆきは良くしゃべってくれるし話を展開してくれるがそもそもディベートではなくて理論指摘と反論をすることが多く他に以下の理由からディベートという感じはない。

・審判がちゃんとした審判ではない
本来競技としてさせるにはディベートの審判のやり方や、ディベートについて詳しい人を入れるべきであるがこっちも素人、素人が素人の審判をしている。

・発言がターン性ではない
話の圧力で発言の機会をもぎ取るしかなく喋りの主導権を取られ続けてなにもできないことも多い。まとも?なディベートでは喋りの時間とターンがしっかりと与えられている。

・準備が一方的過ぎる
議題を持ってくる方は事前に調査ができるが議題を持ってこられた方は不意打ちで議題を出され、しかも議題を持って来た側がとらない陣営を受け持つことになり受け側はなにもわからない状態でいきなりスタートする。


上記の内容を格闘技の試合で例えると以下のようになる
「何の準備もできていない素人二人が試合をするが、片方の素人が「今日の競技はボクシング!」と言い始めていきなり試合がスタート、審判は芸能人で試合時間も不明」というもの。これが競技として成立しないのはわかるし、芸人がおもしろおかしく話すにしても準備ができていないとしか思えない。

※本内容だが芸人の準備不足やひろゆきの人選や発言に問題があるわけではなく、番組の作り手側に問題があるから番組が終わったのでは?と思った次第。


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