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3-2 マーケティングと父と私の遺伝子

こんにちは、こんばんは、おはようございます、inaです。

オーストラリアはすっかり秋めいて、湯船がとても恋しい気温感になりました。

今回の授業では、前回の理論を用いてアクティビティをやってみようという枠。

海外の「実用的」な授業が売りの学校なら必ずやるあれ。

日本でもグローバル思考の先生×少人数クラスなら必ずやるあれ。

そして就職活動のインターンシップで必ずやるあれ。

今回のテーマは
「〇〇会社の売上を25%アップさせてください」

で、インターンシップに参加すると、まさに猫ミーム状態になるわけです。

「あ?」

今回の授業ではあの感覚が少し薄かったです。

なぜなら方法論を前もって学ぶことができていたから。

授業で「これを使ってみなされ」と先生の声をカバーする形で紹介されたのが
こちらの動画でした。

動画の中で上がっていた方法論として、

・AMAZONの検索用語
・売れている本のタイトル
・Google Trends
・Ubersuggest
・すでに顧客がいる場合は、売上上位20%の顧客データ
・Facebook Ads

が、例となっていました。

この方法論の紹介が基本的にインターンシップに参加するとないですよね・・・。
だから調査をしようにも・・・みたいになって頭爆発してた記憶です。

inaは、データを集計すること、分析することがとても好きなので
(クリエイティヴな思考できない人間)
自分から「顧客データから何か共通点とか調べてみるねー!」
とチームに宣言して、
・顧客満足度
・満足している顧客の年齢層
・満足している顧客の平均購入額
・満足している顧客の購入商品
なんかをまとめてホワイトボードに書き留めました。

ここから、他のチームメンバーが検索した各ツールのキーワードをもとにみんなでアイデアを出す。

アイデアにも大きく4つのエリアがあるようで。

・Market penetration:既存商品を使って、既存マーケット内の売上を上げる
・Market development:既存商品を使って、新規マーケットに進出し売上を出す
・Product development:新規商品を使って、既存マーケット内の売上を上げる
・Diversification:新規商品を使って、新規マーケットに進出し売上を出す

どの方向性でいくかを決めてから、詳細をつめていく。
いわゆる4P(Product / Price / Place / Promotion)を決める段階ですね。

そして、発表する。

ミーティングをしながら
先生に「ina、熱くなってるね〜!!」なんて言われてしまう始末。

インターンシップ三昧の頃は「もう一生マーケティングなんてやってやんねぇ」
と思って実際の就職活動時に「営業志望です!」とか言ってたのに、
案外マーケティング大好き野郎でした。


ここでふと思い出したのが、父の話。

「本音としては起業家じゃなくて、
企業に属しながら新しい試みができるように頑張ってほしい」
という話があったんです。

父は、母と結婚する前、ものすごく楽しかったそうなんですね、仕事が。
(父と母は社内結婚です)
父の時代はまだテクノロジーのテの字もまだなかったけれど、
ガソリンスタンドの顧客数、売上を上げるにはというテーマで
毎回会議に出て、尊敬する先輩方のアイデアをたくさん吸収して、
「いつか自分も」と頑張れたキラキラ20代だったようです。

一人だったら浮かばないアイデアが特にマーケティングの分野では出てくる。

だから、優秀な人たちに囲まれて、揉まれて、自分を成長させなさいと。

それ以前に組織で生きることがあまり得意ではないので、
会社勤めはもう御免ですと心の中では思っているけれど、
きっとそれができたら自分も楽しいんだろうなって思います。

マーケティングほど進化していくものはないでしょうから・・・。

会社勤めではなくひたすら髪の毛を同じ場所で切り続ける母方の祖母の遺伝子が入ってきたというのもあり、inaはどっちつかずになっていますね。
いつかどちらかに落ち着くでしょうか。


今回はチームごとに勝敗!みたいなTHEインターンシップみたいなことはなく、
発表して「この理論を実践に用いるとこうなるね」みたいな確認をして終了。

これが学校でやれる最大限ですからね。

来週は、アイデアがお金的にどうかみたいなことまで考えるようです。

また頭を悩ませそうですな。


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