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小児科専門医/抗菌化学療法認定医/小児科一般/小児感染症/抗菌薬適正使用/自然免疫/北海道 Twitter: https://twitter.com/nuno40801

おたふくかぜワクチン Q&A

おたふくかぜとはどのような病気でしょうか?

おたふくかぜはムンプスウイルスによって引き起こされる病気です. 流行性耳下腺炎とも呼ばれます.
耳の下側にある耳下腺と呼ばれる唾液を作っているところに炎症が起きて, 耳下腺の腫れ(耳下腺腫脹)がみられるのが特徴的です.

おたふくかぜワクチンはどのようなものですか?

おたふくかぜワクチンは原因の感染症におけるリスクを軽くするために開発された生ワクチン

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ヘルパンギーナ Q&A

ヘルパンギーナはどのような病気ですか?

ヘルパンギーナは突然の高熱と特徴的なのどの所見がみられる感染症で, 主に夏に小児を中心に流行します.
発熱などのかぜ症状がみられ夏に流行する疾患はまとめて夏かぜと呼ばれますが, ヘルパンギーナは夏かぜの代表例のうちの1つです.

ヘルパンギーナはなにが原因で起こりますか?

ヘルパンギーナはエンテロウイルスと呼ばれるウイルスの種類によって引き起こされ

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伝染性紅斑 (りんご病) Q&A

伝染性紅斑(りんご病)はどのような病気でしょうか?

伝染性紅斑(りんご病)はヒトパルボウイルスB19と呼ばれるウイルスによって引き起こされる, 主に小児でみられる発疹性の感染症です.

何歳ごろにかかりやすいでしょうか?

幼児から学童期にかかりやすいことが知られています.
2019年の報告では5歳に発症のピークがみられ, 7歳以下の小児が全報告数の約80%を占めていました(*1).

*1 

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手足口病 Q&A

手足口病は主に小児期でみられる夏に流行する感染症です.
比較的流行しやすくよく知られた感染症ですが, 10年ほど前から原因ウイルスの状況が変わってきました.
それによって症状も従来のものから若干違いが出てきています.
そのあたりも留意した上でQ&Aを作成しました.

*注: 2018年は従来のタイプが主な原因となっていたようで, 今後どのようなウイルスのタイプが流行するかは予測は難しいです.

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適切ではない考えもなぜ確立されるのか

多くの事柄にはAやBといった複数の意見が存在すると思われます.
Aという考えが一般的, 大多数が支持しているようなものであっても, Bという意見は存在することは少なくないです.
Bという意見も一定の支持を集めているように見えることも多いです.
なぜ, Bはごく少数で支持されないものであっても存在が確立されるのか, ということについて少し個人的な考えを書いていきます.

初期: 考えを主張する

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保育所における出席停止基準が定められていない感染症の出席再開の目安

(各論に関しては工事中です)

特定の感染症に関しては出席停止の基準が決められているために, どれくらいは休まないといけないのかがはっきりしています.
ところが, この基準に含まれていない感染症はいくつもあります. そういった感染症は独自の基準で判断されている場合が少なくなく, 必要以上に休むことが求められる場合もあります.
少しでも施設内で感染症の流行を防ぎたいという思いから判断されていると思い

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