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「虎に翼」と当時の建物

朝ドラの虎に翼。夢中になって見ています。
出てくる建物も当時の雰囲気があって素敵ですよね。

裁判所等のロケ地は東京ではなく名古屋なので
(名古屋市市政資料館、名古屋市公会堂、名古屋市役所など)
史実とはいろいろ違うところもあるだろうけど、
大正~昭和初期の素敵な建物を見ていると
実際に行ってみたくなります。


魅力的なキャラクターやストーリーだけでなく、
建物も気になりつつ何度か見直したり少し調べたり
第1週のシナリオ集を読んだりしながら
いくつか思ったことがあるので書いておきます。
(間違ってるかもしれないけど……)


1話冒頭、寅子が司法省人事課長の桂場に会いに行く場面。
赤レンガの建物の前の足場に「復旧本部」という文字が。

司法省の建物(法務省旧本館 赤れんが棟として現存)は
空襲によって大きなダメージを受け、今は修繕中
ということなのだと思います。
その間、司法省は法曹会館に間借りをしている設定みたいなので
寅子が立ち止まった、壊れた像の向こうに見える建物は
法曹会館のようです。


7話では、よねと寅子は路面電車で日比谷公園まで行き
そこから裁判所に向かったみたいですね。


10話で穂高教授と桂場がお酒を飲んでいた場所は法曹会館で
(ドラマでは史実よりも法曹会館の竣工が早いのかな)
穂高教授は階下にいる法曹たちに向かって
「いかんぞー」
と言ったのかも、と思いました。


来週の展開も楽しみです。



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