広告漫画ってどうやって作るの?

「弊社の宣伝にマンガを導入したい!」「マンガビジネスが気になる…」

幼いころによく見た某通信教育のDMをはじめ、意外とよく見る広告漫画。
プロモーションにマンガを導入したいけど、どうやって制作が行われているのかわからずなかなか踏み出せないあなたに!
実際に広告マンガ制作に携わっているクリエイター・ディレクター両方の目線で解説します。

広告漫画製作依頼のいろは

①そもそもどうやって作ればいいの?
②漫画制作に携わる人間について
③漫画制作後の活用について

①そもそもどうやって作ればいいの?

自社にイラストが得意な社員がいる!趣味で同人誌も描いているスタッフがいる!
そのような場合は、社内で制作するのが最もスピーディ&安価かもしれません。

でも、より効果的な広告漫画の魅せ方って…?

趣味で制作するマンガと広告漫画って、意外と違うものなのです。
そんな時、漫画制作を依頼する場合は主に2パターンあります。

A フリーランスのクリエイターに依頼
【メリット】

・打ち合わせからストーリー作成、作画、納品まで
全てクリエイター自身がワンストップで行うため、意思疎通がしやすい
・クリエイターと直接やりとりできるので、
細かなニュアンスが伝わりやすい
・安価

【デメリット】
・クリエイターによってクオリティがかなりまちまち
・マンガの制作だけを得意としているクリエイターの場合、
マーケティングや業種の知識に明るくなく不向きなケースも……
・作画修正等も一人で行うため、想定外の修正で割高になる場合も


B 広告漫画制作会社に依頼
【メリット】

・打ち合わせやストーリー作成は担当ディレクター、
作画は提携のクリエイターと役割が分かれているため
それぞれの得意分野でより高いクオリティの作業が可能
・広告、マーケティングの知識や各業種の知識に長けたディレクターがディレクションを行うため、
より効果的な広告漫画が制作できる
・会社によっては、SNSマンガ、マンガ動画制作など
他のアプローチ方法のサポートもしてくれる

【デメリット】
・会社が抱えているクリエイターに依頼するため、
絵柄の希望が必ずしも通らない場合がある
・制作したマンガを他の媒体で使う際に、
追加料金がかかったり使用NGな場合がある
・フリーランスに直接依頼する場合と比べて高価


②漫画制作に携わる人間について

「ディレクターとかクリエイターとか出てくるけど、実際誰が何してるのよ…」

フリーランスに依頼する場合はクリエイター自身が両方を兼ねますが、漫画制作会社に依頼する場合はディレクターとやりとりすることが基本です。

ディレクターは、クライアントの課題のヒアリングからマンガマーケティングの提案、シナリオの立案や実際の作画の監修、データの管理まで行っています。

ディレクターがどうやってストーリー立案や提案を行っているのかは、次の記事でご紹介できれば……と思います。

③漫画制作後の活用について

せっかく作った広告漫画、ただ作って冊子配布・Web掲載して終わりでは勿体ない!

近年流行のマンガ動画(コミック動画)化やSNSマンガ化、スマホ閲覧用の縦スクロールマンガ(Webtoon/smartoonとも)…
マンガ1枚でも、さまざまな活用方法があります。

それぞれの活用方法には、業種や課題によって向き不向きがあるため
しっかり見極めて、より効果的に、より読者が楽しめる展開を行うことがマンガマーケティングで重要なのです。

(広告漫画の活用方法なんかも今後紹介できたらなとは。)

さっそく広告漫画を取り入れてみよう!

広告漫画制作の相談を頂く際、一番多い言葉が「広告漫画制作が初めてで何もわからない」です。

本ブログでは、マンガでビジネス・マーケティングを行うにあたって、わからない点が少しでも払拭できればという思いで更新していければと思います。

広告漫画制作事情が気になる!という方は、ぜひ今後の更新も楽しみにしていただければ幸いです🌷


なお、広告漫画制作会社でのディレクター経験を活かし、現在かけだしのフリーランス漫画家として活動しております。

もし「この記事を読んでよかった!」「広告漫画制作・広告用にイラスト一点だけでもいいから頼みたいなぁ…」
…なんてちょっとでも気になっていただけたら、ひっそりとメッセージだったりサポートだったりいただけたら喜びます。(クリエイターのモチベ)


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