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第七夜 二分法の世界

こんばんは D.Anteです。

みなさんは二分法って聞いたことありますか。

数学や哲学など多くの分野で解釈されている単語ですが、今回取り扱うのは論理学から考えるもの。

簡単に言えば 白 or 黒 , YES or NO という2つのものから考えることについてです。

前回、価値観の押し付けについて語りましたが、今回はその補足にあたるところです。

二分法

生きづらい世の中、厳しい上司や風当たりの強い友達、私と趣味とどっちが大事なのと言ってくる恋人など、悩まされた経験ありませんか?

どっちかはっきりして!!と言いたくなる気持ちはわかります。しかし、物事を二分する考え方。非常にリスクがあって怖いものです。

嫌な感じの答えは期待

例えで使いましたが、「私と趣味とどっちが大事」よーく聞く言葉です。この場合私側をとる人の方が多いのでないでしょうか。この言葉、言った本人はどう考えているのか分析すると、自分を認めて欲しい、自分だって答えて欲しいという期待、承認欲求が含まれているのは容易に想像できます。どっちか答えて欲しいという場合の期待を100とすれば、必ず割合の考え方が発生するのです。

このnoteもあなたに読むか読まないか決めて欲しい。そう考えて書いています。読んで欲しい気持ち88%読まれなくてもいい気持ち12%という感じです。

AかAじゃないのか。そういう考え方をした瞬間、どちらかにあなた自身が魅力を感じていて、進みたい方向があるのです。そして、そこには期待が存在する、期待を裏切られると嫌な気持ちになる。こうして嫌な感じが生まれてしまうのです。

二分法の世界を捨てる

私がオススメしたいのは二分法を知ること。二分法の世界から脱出することです。広く言うならはっきりしなくてもいい、割合でものを考えようということです。

白か黒?俺は赤がいいな。赤って情熱の色って言われるし、着てるだけでやる気が出てくるんだよね。

はいかいいえ?どちらも選べない、それよりももっといい案があるよ。

優柔不断とは違います。優柔不断とは気が弱く、決断力に乏しい人のことを言います。A以外にBだってCだってあります。胸を張ってBやCを推せる人間になったら楽しいと思いませんか。そして、BやCを推せる仲間っているんです。そんな仲間を作れるのが現代です。色々なコミュニティに所属し、考え方を取り入れて、自分を広げていって欲しいです。

ただし、ビジネスの世界では解答が求めらることもあります。私も看護師ですから、命の選択の場ではそんな悠長なこと言ってられません。助けるか助けないか、DNRといって救命処置の有無を確認するのだって今じゃ当たり前になってきましたからね。

おわりに

年金崩壊とか終身雇用はオワコンとか、殺人とか事故とか、最近のニュースって怖いものが多い気がしますが、ほんの少し心に余裕を持って生きていける人が増えたらいいなぁ。そう思って1日を生きています。

そんな私のTwitterアカウントはこちら。看護師として働きながら、趣味のゲームや音楽、筋トレや食事など健康に関するものや、普段の何気ない呟きもしています。よかったらフォローしてください。

noteは毎日更新目指して頑張って書いていきます、noteの方もよろしくお願いします。

決められない自分や他人を、これ二分してないかな。大丈夫かなって一歩引けるようになるとぐっとストレスが減りますよ。

皆さんが少しでも幸せを感じられますように。

では、おやすみなさい。

自分を磨くことに使わせていただきます。得たものは人に還元することがモットーです、noteや仕事の質を上げるために使いたいです。