術後1ヵ月半〜2ヵ月(血尿の原因を探る)【ワタシと夫と膵がんと11】

さて術後補助療法が始まり早2週間、予定の再診察。

2020.7.27(術後約1ヵ月半)消化器外科

採血結果はこちら

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腎機能:正常範囲/肝機能:ちょい高めだけど、術後なら許容範囲

アルフォスとアミラーゼ:ちょい高だけど、許容範囲

WBC・NUTがちょい低め、下限ギリギリ。

S1の影響でやはり骨髄抑制が来ているのと、下痢がどうにもおさまらない事から、抗がん剤のS1は当初4週投与/2週休薬の予定でいたけれど、「2週投薬/1週休薬、100㎎継続」となった。

同日:泌尿器科

さて血尿の原因を探るべくCTの検査をして終わったこちらの診療科。

なんと!CTに石は写っていなかった!! ナント!!

結石じゃナイノ??

マジか~~~

で、どうする?と診察室でなったそうで。

そこはやはり何と言っても「癌」術後の患者なので、悪性腫瘍は鑑別しておかないといけませんよ。となり。

逆行性腎盂造影検査・細胞診を行うことになった。

そうです。性器の先から管を腎盂まで入れて造影し、細胞を採る検査です。

夫の憂鬱感は半端ない。

でもさ、最悪の敵は早めに対処しないとだから、これは我慢だ!全力で我慢だ!!

ということで、どちらも3週間後再診。


2020.8.17(術後約2ヵ月)消化器外科

S1の休薬の週に再診察のペース。

夫の主治医のS先生、凄みは感じさせないのに再診のペース配分や、話し方、醸し出す雰囲気、頼れる感あります。膵がんになったことは本当にショックだったけど、S先生で良かった。心からそう思う。

キット出世するタイプじゃないんだろうな~

そんな雰囲気が、嘘が無い雰囲気が、外科医あるあるのギラギラしてない感が良いです。

さて、採血結果

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腎機能:正常値/肝機能:アミラーゼ・アルフォス含めて正常値!

WBC・NUT(白血球・好中球):下限切っちゃいました・・・

今回は腫瘍マーカーも採ったみたいですね

CEA・CA19-9・KL-6:いずれも正常値内

実は夫、腫瘍マーカーは癌発見時も正常値内だったのです。

胆管が詰まって、ビリルビンが尿から漏れ出さなければ腫瘍の存在はステージが上がるまで気が付くことはできなかったかもしれない。

多くの方がそのような状態で発見される中、不幸中の幸いとはこのことなのかもしれない。だからこそ、夫にはこの種の癌の希望になって欲しい。

膵がんになっても、ステージⅡbでも、手術受けても、頑張って生きれるんだ!

と妻は思う。

さて今回のS先生の采配はWBC・NUTが下限切ってしまったので補充。

g-csf(顆粒球コロニー刺激因子)を皮下注→好中球の機能を高めるお薬

S1は「4週厳しいですね~」となり、「2週投薬/1週休薬 100㎎継続

で次はまた休薬の時に再診。

同日:泌尿器科

前回辛い辛い検査を受けて、その結果を頂戴する予定になっていたこちらの診療科。

が、

担当医じゃなくて、えらいペーペーだったそう。

「いや~僕よく分かってないんですけど結果的には陰性です、で、どうします??」

と、言われたと、

私に愚痴ってた。

夫「いや~~、先生良く分かってないみたいだから、元の先生の外来にもう一度来ます。再診入れてください」

と、言って帰ってきたそうな。

夫「あれさ、後輩だったら 椅子蹴飛ばしてた」

だって。

「え? 蹴って来れば良かったじゃん(笑)」なんてケシカケル私。

だってさ、

細胞診するの、辛かったよ。相当。

帰ってきてからも、ちんちん痛くて、腎臓のとこら辺も痛くて

ごはんも食べれなくて

結果聞くまで、気が気じゃなかったんだよ

膵臓の時もそうだったけど

今回癌だったら、どうしよう、どうなっちゃうかな

そんな気持ちで夫は辛かった

私も辛かった

なのに、なんだそれ?

椅子蹴飛ばして「医者辞めちまえ!」と言っても、気が済まないと思う。

よくぞ我慢して帰ってきた!夫!

でも、良かったね。

悪性腫瘍じゃなければ、とりあえず安心。

私はそう思ってるよ。


さあ、夏もソロソロ終わりかな?

暑さを避けつつ体力付けて

復帰までのカウントダウン始めようよ


つづく・・・・

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