鳥屋野潟の娘の5400秒−ep.7−
シーズンも気がつけば半分。もう夏が来る。3連勝をかけた1戦。後半はどう出るのか。
あっけないほどに
第22節。対横浜FC戦。2週連続のホーム。
スタート後、前節同様推進力をいかしてどんどん攻撃をしかけていく。なんとなく戦術ができてきたのか。いいぞこのまま進め。
しかし、あっけなく訪れた。またも前半早い時間帯での失点。そこまで詰めていてなぜ最後の一歩が出ない。
ただ、2戦連続で逆転勝利をしているのだから、まだ返せるはず。みんなそう思いながら後半へ。
アキレス腱のごとく
後半スタート。進んでいくが、思ったように攻撃が出ない。理由は明らかだ。相手があきらかにこちらの攻め所をしっかり抑えているからだ。これまで得点源だったブラジル人選手2人を封じられ、情けないほどに今のチームには打開策がない。ならば交代で攻撃にリズムを出すしかない。
次々と手は打つものの、なかなか進まないゲーム。隙をつかれ1点の追加を決められ、打つすべなし。0ー2で試合終了。
一歩進めることができなかった。しかし、良いことも。ユースから上がってきた二人が、非常によくなってきた。DFの新人なんて、あまりの落ち着きに惚れ惚れする。どんどん若手が躍動することで、きっとこの先の未来に何かが見えるはず。
まさに人生そのもの
永遠に負けないことがなければ、永遠に勝てないこともない。そのより返しで成長を迎え、歩んでいく。毎週の試合もまさにそのようなもので。いつかは負けるタイミングが 今だったし、課題が見えたと思うしかない。
何をどう悲観しても、明日は来るし、次の週末は来る。その歩みはどこに向かうのか。それを見届けたい。
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