「~したいけど、時間がない」を解決!高梨子が実践する時間を増やす3つの方法



よく、「勉強したいのに、勉強する時間がなくて・・・」「仕事との両立で家事をする時間がなくて・・・」という声をよく聞きますが、実は視点を少し変えることで解決できる場合もあります。

そもそも自分にとって「必要な時間」が何なのかをまずは見つけ出さなければ、「時間がない状況」は続いてしまうんです。
私もそうでしたが、完璧志向が強い人ほど「~しなければ」という思いに駆られて、焦りますよね。

これから、少しでも効率よく物事を進めるための3つの方法をご紹介していきます。



1:全体像を把握する

人間焦れば焦るほど、目の前のことしか考えられなくなってしまいます。そうすると、いろんな解決方法があっても、一つの方法しか考えられなくなってしまったりするんですよね。
つまり、長い目で見たらどうでもいいことにこだわって、必要なところが逆におろそかになってしまうということです。


例えば、疾患の勉強をする時間がなくて…といいながらお昼休みにスマホでゲームをしているとか、良くある光景ですよね。


私にとっては、その隙間時間こそ貴重な時間でした。1日のうちでどこにどれくらいの時間を使っているのか、やりたいことや、やらなければいけないことの内容なども把握できれば整理しやすくなります。
今抱えているタスクを紙や付箋に書き出して「見える化」しましょう。


私の場合、隙間時間を有効活用してFPの資格勉強をしたり、正社員で働きながら起業準備をしていました。

子どもが生後5カ月で復帰したので、労働基準法で定める育児時間の適応となりました。就職したばかりでも1時間の時間短縮勤務をし、昼休憩に1時間短縮をあわせたため、2時間の休憩時間を作ることができました。そして、一旦自宅に帰り、夕食準備や洗濯をしたり、コラムを書いたりしていたんです。

やりたいことがたくさんあるときは、朝の出勤前に夕食を作っておいたり、歯磨きしながら掃除したり、とにかくやるべきことを明確化し、目標を定めてこなしていました。


自分のやりたいことをやるために、どこでどれくらいの時間を作ればそれが実現できるのかという、スケジュールを逆算しながら計画を立てていたんですよね。


2:優先順位の組立て


人間は常に目の前にある仕事を優先しがちですが、後から冷静になってみると、実は大して重要でもなかったなんてことありませんか?
そもそも、その仕事がどれくらい重要なのかという部分を考えられていない事が多いのです。

優先順位も、締め切りの順番だったり、緊急性を元に判断しがちですが、カテゴリーに分けて考えると、優先すべき仕事は何か、考えやすくなります。


時間管理のマトリクスって聞いたことありますか?
それを元に考えると

①必須:緊急性も重要度も高い 
②価値:緊急性は低いが、重要度が高い 
③錯覚:重要度は低いが緊急性が高い 
④無駄:緊急性も重要性も低い

となります。

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必須・錯覚に時間を割きがちですが、錯覚は重要度は低いので、意外と必要なかったりするんですよね。
価値に関しては、急ぎではないので、ついつい後回しにしがちですが、重要度はとても高いので、本来はここをしっかりやった方がいいところなのです。



3,手放す勇気

浪費や空費のカテゴリーに分けられたものは重要性が低いので、思い切って手放してみませんか?
やらなきゃと思っているのは自分自身の思い込みだったりします。


例えば家事・育児で言うと、

リビングの片付け、クイックルワイパー、掃除機がけ、洗面台掃除、トイレ掃除、お風呂掃除、窓ふき、洗濯機を回す、洗濯物を干す、洗濯物をたたむ、洗濯物をしまう、食器洗い、食器棚に戻す、台所掃除、テーブル拭き、布団乾燥機、布団干し、布団を整える、ゴミ捨て、料理、買い物、食事介助、オムツ交換、着替え、入浴介助、寝かしつけ、本を読む、一緒に遊ぶ
などがあるとします。


これを私の価値観で分けると・・・

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*この分け方には価値観の違いによって個人差が大きいです。


結果的に、生命に直結するものなどは必須とし、子どもへの投資として本を読んだり、遊ぶ時間はしっかり確保するようになりました。そして、やらなきゃと思っていた掃除関係は錯覚としてだいぶ手放しました。手放すと言っても全くやらないわけではなく、頻度を減らしたんですよね。 

洗濯物も、たたんでしまうところまでやりたいけど、どうせ子どもがぐちゃぐちゃにしたり・・・と思ったら、洗濯物を干したままの状態から着るものを選んだり、パンツや靴下をたたまずに入れたり・・・と、完璧から脱することでかなり時間にも心にも余裕ができるようになったんです。



現状を見える化して全体像を把握し、それをカテゴリー分けしていく。その中でも重要なものに時間をさき、浪費となるものは思い切って手放してみる。

これらはお金の使い方でも同じように分けることができるんですよ。
ぜひ、考え方の本質を応用してみてくださいね(*^-^*)

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コラムを書いたのは・・・

HaMaLife 高梨子あやの (看護師FP)
北海道で2人の男児を育てるシンママ
看護師歴11年(小児科、内科整形、ICU、内科クリニック、予防接種外来)
長男が1歳の時、長時間残業による過労で抑うつになり休職。そこからママの働き方について考える。
次男出産直後よりお金の勉強を始め、2級FP技能士取得。
実際に100万円以上の支出見直し成功。

【家計が変われば働き方も変えられる】【ママが笑えば家族は幸せ】をモットーに看護師やママの働き方改善のため、家計の見直し相談を日本全国から受けている。マネー教室や執筆も行い、家にいながら働くを実現。
ホームページhttps://www.fulfillingdays.com

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