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いつもどんな言葉を使っていますか?

ママが子どもにこんなこと言っているの、聞いたことありますか?

「そんなことしたら、お菓子あげないよ!」
「ほら、こぼすよ!ちゃんと持って!」

とっても日本式だな。って思います。
伝統的とも。笑

この口調の時、少しこの場面を早送りたらどんなシーンが見えてきますか?

「あ。もうお菓子あげない。」
       ”そんなこと”をまたして、お菓子がもらえないシーン

「ほらー、こぼしたー。だから言ったのに〜」
       実際にこぼしてしまったシーン

親にとっても子どもにとってもいい結果にはならないように思います。
仮に例えこの時は悪い結果にならなくても、またすぐに同じことを言う場面が来ることでしょう。。。

日本を出てオーストラリアで暮らすようになってから、この否定的な言い方はすごく日本的だなと思うようになりました。それまではどっぷりその言い回しの世界にいました。当然この否定的な言い回しがもたらす結果にも気づいていませんでした。

「相手が望まない行動をするなら、希望するものは渡さない」
「良くない(悪い)ことが起こるよ!だからこうして!」

これってとってもネガティブな言い方ですよね。

「これができたらお菓子をあげるよ!」
「こう持ったらこぼれないよ!」

同じことを伝えていても、肯定(好ましい過程と結果を強調)する言い方にするだけで響きがものすごく変わると思いませんか?

これ、自分が普段自分にどのように声掛けしているかに通じます!
「あ。もうこんな時間!早く寝ないと明日起きられないなぁ」
「明日のプレゼン、緊張してうまく話せないかも」
「楽しみにしているイベントに限って病気になるんだよね」

例えばこんなこと、思ったりしませんか?
頻繁に、いつも、ことあるごとに、思ったり言ったりしていませんか?
否定的な文章を暗示のように唱えて潜在意識に染み込ませていませんか?

だから
「起きられない」し、「うまく話せない」し、「腹がたつ」んです。
それ、もう、やめましょう。

「あ。もうこんな時間!早く寝て明日気持ちよく起きよう」
「明日のプレゼン、緊張しても楽しもう」
「楽しみにしているイベント。ワクワクしてきた」
肯定する言い方に変えましょ。
口に出して言いましょ。
そしてそれを聴覚から視覚から取り入れて、ポジティブな言葉と気持ちを潜在意識に溜めていきましょう。

いつもどんな言葉を使っていますか?
ちょっと気にしてみて下さい。
言葉の癖、見つけましょう。


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