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サイコロきっぷ 広島の旅(その5)

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本当に濃密な時間でした。

登山口


前日は土砂降りだった場所

大元神社から大元コースを使って弥山登山をしました。
所要時間は休憩挟んで2時間ちょい。
飲み物は多めに持っておいた方がいいです。

晴れの日いいな

前日は土砂降りでしたがうってかわって晴天。
大元神社でお参りしてから登山口に向かいます。
雨の日の朱色も綺麗ですが晴れの日の朱色も綺麗ですね。

登山道入口

ここから弥山登山の始まり。
瀬戸内海国立公園って範囲はどこまでなんでしょうか?
この時点で昼ぐらいですが、人一人としていませんでした。
みんなロープウェイを使うんでしょう。

ジャブ

登山道に入ると苔むす石と緑に囲まれました。
この時点でアドレナリンが出ていた気がします。
こういう風景めちゃくちゃ好きなんですよね。

苔すごい

緑のコントラストが素晴らしい苔橋を渡りひたすら石段を登ります。
今見てもこの橋はいいな、時間があれば立ち尽くしてたであろう場所です。

信仰の場所

巨石をバックに仏像が祀られていました。
とりあえずお祈り。
こういう風景をこの日に何回も見ましたが、信仰って凄いですよね。

天然記念物

弥山原始林

天然記念物 弥山原始林がありました。
そういう場所を登れるのは非常にありがたいです。
実際、画像を貼りまくると大変なことになりますがここに来るまでにすでに巨石奇岩苔のオンパレードで脳がやられています。

超巨大巨石

今でも理解できない

登山していくと突然意味のわからないぐらいの巨石が目の前に現れました。
富士岩と呼ばれているらしく、とにかく大きい。
正面から見ても、後ろからみても横から見ても理解できないほどな巨石でした。
高さ8m、長さ20mあるとか。
意味わかんねえ。

これがイルカ岩?

巨岩に意識を奪われその後も色々な石の風景を見せられたので脳みそが沸騰していましたが、身体は正直で大量の汗が出ていました。
ちょこちょこ休憩しつつ、上へ登っていきます。
イルカ岩?イルカに見えなくもないか?
みたいな岩を見つけます。
この登山で思ったのですが、特にどこも説明が無いんですよね。
案内板とか説明板とかが一切なく、これがどういうものか分からなかった場所が多々ありました。

十四丁

この丁という石碑は山でよく見ますが、山頂は二四丁だった気がするので半分切ったという事がわかって少し元気を取り戻しました。
というのも、たまに出てくる山頂までの登山ルートの案内板に一切あと何キロみたいな表示がなかったんですよね。
だからこれ頼りに自分がどの辺りを登っているか考えないといけなかったです。
なお、何故かスマホの電波はありました。

風吹岩

風吹岩

上へ進むとなんかもう意味がわからない様子の岩が鎮座していました。
前に神棚があったのでここが信仰場所だと辛うじてわかります。
この時上を見上げるとどこまでも続くような大きさを感じましたが、実際石段を登っていても続いていました。
岩の隙間から風が吹くから風吹岩というらしいです。
なおとくにそういうのは感じられませんでした。

脳が焼かれました

岩屋大師の案内はあったものの、ちょっと精神的にも体力的にもきつかったのでスルー。
先へ進むと、先程までの岩ばかりの光景が減り平地になりました。
その先から見える光景はあまりにも素晴らしく脳を焼かれました。
開けた場所からは向こうの山が見え、その奥には瀬戸内海が見えます。
決して絶景とは言えないものの、自分がここまで登ってきて見れた一人だけの空間での景色なので最高すぎて最高です。
というかここおるときにヘリの音が聞こえたのですが、見上げると普段よりヘリが近い気がしたんですよね。

鹿との出逢い


鹿さんは偉大

先程の風景を堪能した後、山頂が近いことが分かり気分は最高潮。
よっしゃ行くぞいとなったところで鹿に出会いました。
角が立派な発情期中の鹿。
先へ行こうとすると目が合い、無言の圧をかけてきます。
どうやらご飯を探しては食べていた様子。
鹿は階段を登っていきましたので、ほな行こか~となるもののちょっと行ったらまた鹿と目が合ったので仕方がなく休憩。
鹿には「俺のごはんタイム終わったら通したるから大人しくしとけや」みたいな念を感じました。
10分ほど休憩したのち道を進むと鹿さんはおられませんでした。

仁王門

仁王門

進むと再建された仁王門があり、この辺りになると少しばかり人と会うようになりました。
つまり、ここまでは誰一人として会っていません。
厳島神社やその周辺では腐る程人がいるのに誰も合わないというのはそれはそれで異世界な気がしますね。

御山神社

厳島神社奥宮

仁王門を進み、神社の案内板に従っていくとありました。
御山神社、厳島神社の奥宮です。
厳島神社に参拝したらここも是非行ってみてほしい場所であります。
ここならロープウェイ使って行けますし。
もちろん山の中ですので、鳥居からは海が見えますし山も見えます。
宗像三女神を祀り、品の形で社殿が配置されています。

両部鳥居

大鳥居は朱色の両部鳥居ですが、こちらは石の両部鳥居。
よくこんなとこに建てましたよね、右手は海です。

三鬼堂

鬼の神である三鬼大権現を祀る日本唯一な場所らしいです。
この辺から山頂に行くルートがありますが、あまり記憶にないんですよね。
本来なら喜々として建築やら歴史やら楽しんでるとは思うのですが、下山時間とかもあり何より疲労がほぼMAXだったのでこの周辺のお寺はほぼ何も参れませんでした。
まあ、次来る時には違うルートから登山するので余裕ある時間で行こうと思います。

つづきます。

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