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負けず嫌い、身の程知らず

こんばんは。

なんかこう
なんていうかこう

どうしたものなのでしょうな

というのは本日の新作の話なのですけど。


「星蓮ニ充ツ」(minneCreemaBASEiichi

黒の飾り結びによるカチューム
メインの飾り結びからもうひとつ、
小ぶりな飾り結びが垂れていて、

「飾り結びそのもの」が装飾パーツとなってゆらゆらと揺れる

華やかでロマンチックな見た目が特徴なのですよ、と
これまで主に説明してきたけれど

実は
チェーンその他の金具の使用量が少ないために
つけ心地とか、使い勝手という点でかなり快適なのだ
という、もっと大きな特徴があったわねぇ

なんてことに今更気づく始末な、

そんなシリーズのカチューム、



パーティーシーズンを眼の前にして
このnoteでもなんども「黒」という色については書いているけれど、
そう、
その、
敢えての「黒」でもって

満を持して

に近い感覚で作った、

そんな黒の飾り結びのカチューム、なのです、が。

どうしても。
どうしても!

ダークカラーな髪に合わせて撮ると、
特に遠目に見たときに飾り結びの輪郭が全然わからない!

ではわかるようにと強い光を待って撮影すると、
被写体の髪のツヤとかそういうのが飛んでしまって酷く痛んで見えて
それはそれで写真として全然綺麗じゃない
(その上別に飾り結びが際立ってよく映るわけじゃない)

すごくおかしな、不思議な話
でも
何故だか納得してしまう話でもあるんだけど

目の前で
実際につけているところを見ると

全然こんなに目立たず髪に馴染んでは見えないのに、

何故写真だとこうなるんだろう?


↑カメラのモードだの光の変化待ちだの何だかんだやって未練がましく撮り直す。
あんまり変化がない…


そもそも同系色のものを二つ重ねて撮っているわけだから
どんなにカメラがよかろうと技術があろうと
ある程度色合いが互いに溶けてしまうのは仕方がないのですけども
(いわんや私の機材と腕をやってことね)

それでは、
例えばブロンドだとか、もっと明るい髪色の被写体で撮れば良いのか
というと何かそれも違う気がする
(他の色のカチュームと揃えたいし、現状国内向けオンリーに出しているのだから日本人に一番多い髪色に近い髪色で撮りたい)

黒のかんざしを作った時もヘアピンを作った時も、

場合によってはイヤーカフなどでもずっと直面してきた問題なのですけど

結局のところカチュームは毎回「負け」て、
この色だけはギャラリートップの画像が白バックのものとなっていて、

でも、

ご好評なんです
リアクション大きいんです、「黒」のアクセサリー。



大変ありがたいことで、嬉しいことなんだけど

でも何だか
「黒」って色の自力だけで勝ち取ってくれているリアクションなのかな
って感じがして無力感に苛まれる。

うう。
ていうかなんか、負けたような気になる!

私も何か、役に立ちたいじゃないですか…


いった具合で

結構ギリギリ、日が傾くくらいまでああでもないこうでもないと
撮影しては唸っていたために、

現時点で本日は、明日お出しするものの準備ができておりません。

何か
何らか、お出ししたい!と考えているのですけどな。
おそらくは復活販売で。


2018.10.29. nuta design

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