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お茶を淹れる手元を何気なく見たときに

こんばんは。

なるほど確かに気温が上がってきた感のある本日でありましたな

年が明けて間もない頃、
うっかりちょっとだけ新芽を出してしまっていた鉢植えが
ここのところの寒波に押されて

「ぐっ」

という感じで息を止めるように耐えている感満載だったのが

「あ、もう大丈夫っすか?」

と気を許しているのがなんとなく伝わってきますが
君たちもう2〜3日様子見をしてみるとかないのかい
なんだか簡単に油断しすぎな気がするんだよ
そんなことで世の中を渡っていけるのかい…



とかね
そんな一人遊びがベランダでできるくらいの気温だったよ昼間は、
って言うことです




さてさてそんな本日の新作は
飾り結びのブレスレット
またちょっと新しい作りのものに挑戦しています

「ヒカリ、甘イ。」(minneCreemaBASEtetote

ループを作って、そこに洋梨型の大粒チェコビーズを通すことで
留め具の代わりとするタイプのブレスレットは
これまでレザーコードを使って作ってきてはいたのですが

今回はそこを飾り結びで。

というのも、

レザーコードのブレスレットの方は
素材がしっかり丈夫でハリのあるものということもあって
カラフルに小粒の雫型チェコビーズをコードにもたくさんつけて
それの動きも合わせて楽しめるデザインにしているのですが

そのおかげで
せっかくのメインの洋梨型ビーズの影が薄いのが
なんとなく気になっていたんですな…
(色の組み合わせを楽しむという意味では充分でもあるんだけど)

それで
飾り結びと組み合わせれば
使用するビーズは洋梨型ビーズだけでも華やかなものが作れるんじゃないの
そうすれば色彩としてもシンプルで美しいものになるんではないの

というアイデアだけは結構以前からあったのですが

なんせレザーコードよりもずっと柔らかい「紐」が素材なので
ビーズの重さに負けて形が崩れるのは嫌だな
と思って長いこと二の足を踏んでいたのですな



色々と考えた結果、

「太めの紐を使って」
「ひとえ巻き」

ならいけるのではないかということで作ってみたわけですよ

仕上がってみて思うこと、
案外とビーズの重みには耐えられている。
心配したほど、歪まない。

なるほどそこの関門は突破したな、というところで

次はサイズの調節ができるようにしたい
というのがあったのですが

それもかなりどうにかこうにか、な感じ
(細かく段階的に調節できるのではなくてザクッと大幅に2サイズ使える、というところが精一杯だった)

ただこれ作ってみて副産物というのか怪我の功名というのか

単純なサイズ調節機能というよりは
留め方を変更することでデザインが結構大きく印象が変わる
という楽しみ方の方が大きいかもしれません

「小さく」する方で留めると飾り結びがそこから垂れるし、
「大きく」する方で留めると全体にゆるっと手の甲を覆うという。

今回は「鳥の子」、アイボリーの紐と
オリーブグリーンのチェコビーズを選んで

季節柄もあって素朴に暖かで優しげな、
そして和とも洋ともつかない中間的な雰囲気に仕上げています

金具による留め方をするブレスレットと違って、
飾り結びへの負担を減らすために
レザーコードの場合よりもかなりゆるいループを作って
そこにビーズを通す作りになっているため

つけ心地そのものもゆったりとつけることを推奨していて、

それも含めて、
最初にショップに出すならこの色が一番「伝わる」かな
と思っているのだけれども、どうでしょうね。



これはもう明らかに、
ぱっと目をひく、とか
自分をいかように他者に見せるか、
といったアクセサリーではなくて

日常を気分良く過ごすための
誰よりも当人のためだけのアクセサリーとして
使っていただきたいなと思っています






でね
twitterにも書いたんですが

このタイプのチョーカーも作ってみたいと考えています

twitterでは
皆様のリアクションを見て、って書きましたけど

なんかもう見切り発車で進めたい(笑
誰よりも私が、出来上がったチョーカーを見てみたい
とか思ってしまっているので


割とすぐに手をつける

かも

しれません。


さてさて

明日は復活販売を予定しています
全く狙ってもなんでもないんだけど
続くオリーブグリーン。


2018.2.14. nuta design





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