とても楽しかった(重要ポイント)
こんばんは。
先だって染めた紐について
今回は新たな染め方を模索している
というようなことを確かその日のnoteにも書いたのですが
チャレンジというか模索というか、なだけに
失敗したものもある程度あった一方で
予想外にこれはありなんじゃないの?
と、手前味噌ですが思えたのが本日の新作
「色至りて」(minne、Creema、BASE、iichi)
紐の、「新たな染め方」というのはどういうことかというと、
作り手である私がこの紐を何に使いたいかということまである程度決めた上で、
その仕上がりにあわせて染料を乗せていくという染め方
逆にいうと
これまでは
意図せぬ染料の滲みに任せて風の吹くままだったところを
コントロールしようとしているのですな
で
何パターンか染めた中、
新しいやり方であるがゆえに染料の滲みが予想以上に早かったりその逆だったりで
発色自体がうまくいかなかったものはボツになる中、
この、新作に使った紐。
「花」な部分を、立体感を出すべくオレンジと黄色に。
さらに「茎」な部分の緑色を、きっちり染め分ける。
計画した仕上がりに向かって
飾り結びに費やされる紐の長さの計算が必要になるこのやり方で、
これは限りなく習作というか
すごく計算しやすく、かつ想像もしやすくて
本当に、「練習台」な気持ちで染めたものでした
…確かにわかりやすいし
うまくいけばポップだけど、幼稚な雰囲気になるのは嫌だな
と思っていましたが、
飾り結びがかなり凝った、花弁多め×2の型であることも
良かったのでしょうか、
普段のnuta designの作風からすると可憐な方向に行きはしたものの、
子供っぽくはない、ですよね?
実は飾り結びを仕上げるまでは
なんのアイテムに仕立てるかはあまり考えていなかったのですが、
やっぱりこれしかないでしょうと
耳に直接花が咲くようなデザインのイヤーカフに作ったことで、
いよいよもって
「花を耳元に飾る」
という言葉そのものに出来上がって、
作り手としては大変満足しているのだけど、どうだろうかな。
全く当初予想もしていなかったことだけれど、
これ、
「花」部分の色合いを様々に変えることで
色々異なる雰囲気の植物シリーズ的なイヤーカフが
他にも作れそうだなと考えています
季節感があまりにも固定されるのも野暮なので
具体的に花の名前を書くことはしないつもりです
(というかそこまで忠実に特定の花を再現することは飾り結びでは難しい)
さてさて
明日は復活販売を予定しています
有難いことに
そして申し訳ないことに
欠品、たくさん出ています
2018.12.1. nuta design
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