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自分を保つために身に付けるもの

こんばんは。

このあたりで一旦ストップ、
そんなに作り続けないんだぜと自分で自分を牽制しながら

でもどうしてもこの色までは行きましょうと自分内会議で何かが何かに押し切られ

一回り太い紐を使って結ぶ
ゴージャスな飾り結びのチョーカー、

本日の新作として、深い青のタイプのものをお出しできています

「まなじりに吹く」(minneCreemaBASEiichi

面白いもので紐によってハリ感が全然違って
この色の紐は比較的しっかりかっちりとした硬さがあるので
(それもこのロットだけの場合だとは思うけど)
飾り結びの形自体もきっちりと「キマって」いますが、
蝶結びもまたピンと横に張って、ぱりっとした印象

青という色が文字通りそのまま持っている
クールさやハンサムさというのも相まって

チョーカーとは言いながら
なんだか蝶ネクタイのような
やや非日常に改まったきちんと感

同じデザインで色を変え、
仕上がったものの雰囲気の違いをひたすら面白がってしまうのは
もう私の「ヘキ」のようなものなのですが

でも

世間で、例えばお店で売っているものだって
カラーバリエーションが豊富なものがとても多い昨今、
実はみんな色数たくさんなのが好きなのだよね!

と思っているんですがどうでしょうか

結局のところ毎回似たような色を手にとってしまって
自分のところに来るのは同じようなものになるとわかっていても

自分のものはこれだと決定する過程においては
色の選択肢は多ければ多いほどテンションが上がるのですよな!

(そういえば昔、ボディパーツの配色の組み合わせをオンライン自由にカスタムした上で買えるデジカメっていうのがあって、結果的に100パターンだったかもっとだったかトンデモなバリエーションがあってそれはそれは楽しかったのだけれど、あの当時は『これからはカラバリってこういうのが常識になってゆくんだわ、ネット販売の時代だものな』なんて思ってたんだけど定着しなかったな…今でも小規模には残っているのかしら、ああいうの)

以前、他の何かのアイテムを作った時にも思ったし、書いたのだけれど

誰もが競うように華やかに装う、その場においての
アクセサリーの使い方として。

こういった、深い青のアイテムを敢えて持って来るという事の媚びのなさ
その、圧倒されるようなハンサムさ、素敵さ。

これ、SNSやショップの説明では文字数に制限があって
もしかしたら誤解を持って伝わっているかもしれないのですが

他の色、例えば晴れやかな赤などを選ぶことが媚びであるかというと
決してそういう意味ではなく、

それぞれがそれぞれに思いを秘めるところが当然ある中で、


「私は媚びない」


ということがわかりやすく伝わる色を選んで見せる事の度胸
それに対する潔さ、清々しさ、

ああ、凛々しい人だなあという憧れ

といった風な事なのですよ。



もちろん、青を身につけながら
全く逆方向の感情を秘めるというのも
それはそれでなんだかゾクゾクとするものがあって、良いですな

さて。

明日は復活販売を予定しています
噂をすれば鮮やかな赤。


2018.12.3. nuta design


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