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「ひみつ」という言葉の魅力

こんばんは。

寒い日が続いたかなと思ったら少しだけそれが緩み、
身体的にはほっとするも年末に対する追い込みまでもがつられて緩みそうで
待て待て!起きろ自分!
と気合を入れ直している本日の

そんな本日の新作は飾り結びのチョーカーです

「きみ、こえ、ひみつ」(minneCreemaBASEiichi

(↑私のような半端な素人撮影だと下手すると潰れてしまって紐の重なりが見えなくなってしまったりしがちなのですが、今回は綺麗に光を当てて立体感のある撮影ができて満足しています。被写体の肩のあたりによくわかんない反射光が当たっちゃってるけどいいんだ。あと更に余談だけども今回の作品タイトルが我ながらとても気に入っている)

先だって「鳥の子」、アイボリーの紐を使った同デザインの新作チョーカーをアップしていて、その時にはしばらく皆様のリアクションを見てから他の色の飾り結びの型をどうするか考えようと書いているのですけど

なんだか堪え性のないことでお恥ずかしいのですが

私が「黒」バージョンを見たくてどうしようもなく、早々に作ってしまいました

やはり黒という色はぱっきりくっきりとした存在感があって、
悪目立ちしてしまうと悲しいので
「鳥の子」よりは蝶結びをする部分を短めに調節しています

全く対照的と言ってもいい2色のチョーカーを見比べて見て思うのは、
「鳥の子」、アイボリーの方に対して思い浮かぶ言葉は「清潔感」だとか「素朴さ」などであるにもかかわらず、着用している写真を見ると凄くそこに生命感を感じるのに対し、



今回の「黒」の方は、説明文でもそうなのですが妖しさやミステリアスさ、表現としてはあまりに露骨かなと思って書かなかったけどセクシーさなどを持って語られる色であるにもかかわらず、こちらの写真からはあんまり「生きてる」感が漂ってこないような気が私はするのですが、

いかがでしょうね?

着用する被写体の肌の質感や色と飾り結びの色の対比やコントラスト
ということももちろん大きく関与しているのでしょうけども、

それにしても、この「黒」の方からの「伝わってこなさ」というのは面白い。

チョーカーなどは特に黒いものってスタンダードだし、
装いを考えるときに手に取りやすくて組み合わせやすいものなのだけど、
歩み寄ってくるというよりは、シャットアウトするような感覚が強いということ。

では黒を身につけている=寄ってこないでというメッセージかというと
当然そうではないわけで、

なんだかね、

こう言ったあたりにも人と人それぞれの無意識の駆け引きを感じて
無限に妄想が捗ってわくわくしてしまいます


人がたくさんいる場所には行きたくない私なのだけれども、
そんな観察や想像をするためにたくさんの人の「ここ一番の装い」と振る舞いを見たいものだとは、強く思うのでありますよ。

特にクリスマス近辺のドキドキ感漂うシーンなんかね。まじまじと見たいよね。

透明人間になりたい!

さて

明日は復活販売を準備しています
今シーズン、とても順調にご好評で驚きながらも、嬉しい。


2018.11.27. nuta design

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