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結局はつける人次第ではあるものの

こんばんは。

本日はこのあたりは一日中雨でした
それもしとしと降るとかではなくて、割とたくさん降りましたよな

雪ではなくて雨が降る
ということはそれだけ気温が上がったということなのかしら有り難いわあ
なんて喜んでいたのですが

なんでも明日からまた寒くなるそうではないですか

そのあとにはまた気温が上がるという一足早い三寒四温みたいな状況に
なっておりますが
さすがにそこからはもっとこう
ビビッドに

花粉が







………………。







さて
明日は我らが広島東洋カープの春季キャンプでは
今シーズン最初の紅白戦が行われるとの情報なのですが

どうなんだろ
日南は雨ではないのかな?




なんて
強引に現実逃避をしたところで


本日の新作は
チェコビーズをメインにしたヘアピンです

「かわす、かさねる」(minneCreemaBASEtetote

鮮やかに赤く、透明感の高い赤いビーズを主役にしたもの

短絡的で笑われてしまいそうですが、
「赤いもの」と
「青いもの」というのは

アイテムにより多少変化はあれど
定番の色としてショップに揃えておきたい

という思いが自分の中にあります

それで、欠品させていた
「赤のチェコビーズのヘアピン」。



しかしながら
うんと真夏の浴衣シーズンなどに合わせて作るならともかく

赤で季節感を考えるというのは
他の色に比べると少々難しく
(青は意外とどの季節でも行けるのですそれはもうびっくりするほどに)


下手をするととってもお正月ライクになってしまうため


少し時間をとってデザインを考えていました

見方を変えて考えてみると
赤って、

年中いつであっても身につけたい、
「私のための色」
としている方が多いのではないかなということも思うわけです

私が誰よりもそうなのですけどもさ



だからこそ、作るからには金具はゴールド色を合わせて
行く先を浄め祓ってくれるような
強い力を感じるデザインにしたいし、

でも
あんまり改まったデザインにして
普段にはつけられない

となるのも悲しく



そんなわけで
これが成功しているのかどうかは
ショップを見てくださる方、
あるいは実際手にとってくださる方によってしまうのですが

今回は組み合わせる小粒のチェコビーズをことごとくペールトーン、
淡くほんのりと色づいた、主張の弱いものにしました

主張が弱いと言っても色が淡いということは
透明感が強いのでそれだけ光との相性が良いということなので
単純に「地味になった」というわけではないのですけどな



このあたり、言葉での説明がまだ自分の中で
くっきりしていないな、と思うのですが



いまだ歳若い頃というのは
ある一定の「ハレ」の日に向けて「ケ」な日常を全力疾走しているような
懸命に息継ぎをしながら泳いでいるような感覚があったのですが

多くの経験を経て大人になってくると
どうにかすると「ハレ」自体の頻度さえも自分で決められるようになったりするんだけれど

でもそれで何か「ハレ」と「ケ」に対して慣れや飽きがくるかというと
全くなく、
逆に「ケ」の側の輝きがどんどん増しているような
そんな感覚に陥ることさえあるのですな



なんだかな
うまく表現できているかわからないのですけども、

背景色を映し出してくるくると
暗い色になったり明るい色になったりしながら
それでもそのものの色を見せようとする小粒のビーズと

あくまで燦然と自分の赤を貫く大粒ビーズのコントラストを見ながら

昔よりも舞台裏がしっかりと理解できていてもなおかつ
「ハレ」を喜ぶ自分を
そして、「ケ」も愛でる自分を
感じられたらなと思ったのですよな…

(しかしさすがにこの雨の薄暗さの中で着用イメージの撮影は無謀でした)


さて
明日は復活販売を予定しています

デザイン変更がとても良い方向に行ったもの。
ご好評で嬉しいです。


2018.2.10. nuta design




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