見出し画像

幸福なごわごわばりばり感

こんばんは。

本日は一日中の雨、そして風、
そのあとに気温がなんだか、
「すごく寒い!」って程ではないんだけれどもじわりと寒い
というレベルをずーっと漂っていて

長い間じっとしているとどうしても冷えてきてしまうのですな

というわけでストーブをつけてみるんですが
冬の本番とされる時期を過ぎてからの電気ストーブというものは
どうにもなんだか根性がなく、
すぐにサーモの何か的なものがパチンと言ってスイッチが切れ

そしてそのサーモの何かがなかなか再度スイッチを入れることを許さず
なんだかずっと寒い

という
サーモの何かの仕組みはよくわかりませんが
(そして安全上必要な仕組みなのだろうことは理解している)
そんだけ実際の気温は上がってきてるということなんだろうけど

でも寒い

ということが腑に落ちない現在

明日もずっとこんなじわっとした気温のまま
そしてそれなりに風も強いまま推移するそうなので
どこへ向けていいものかわからないなりに
「どうしてくれよう…」と拳を握ったりしております

さても人間とは弱きものよのう




といった、そんな本日は
先ほども書いたように雨降りっぱなしで薄暗い一日で
新作を仕上げたとしても撮影ができるような明るさでは全くなく

ということで

今回は早めに見切りをつけて復活販売を先に行うことにしました

↑「しゃなり・雪」(minneCreemaBASE

「鳥の子」色の紐を使った飾り結びのイヤーカフ
そのままでは分かりづらいかと思い
ショップでは「アイボリー」と表現をしています

真っ白よりは緊張感がなく、
温かみと素朴さを感じさせてくれる「アイボリー」、
しかも飾り結びの場合は
面白いことにこの色が一番「和」から離れた雰囲気を出してくれる色
でもあります

すなわち、使えるシーンがすごく幅広い。

特に昼間の明るさがどんどん増してゆく今の時期には
いわゆる「白」のレフ板効果とでもいうのかな
すぱっとその場を照らし出すような存在感があって
ワンポイントとしてはかなり有効

以前「黒」の特別感について書いたことがありましたが

その「黒」と対になる色であるところの「白」にもまた
特別な存在感が当然あって、
それは社会的に与えられた意味からくるものもあったりするのだけれど


これは完全に私の個人的感覚ではあるのですが
(でも世間で流通する「白」アイテムを見ていてもそう一般的なところとかけ離れてはいないと思う)

「白」は日常に溶け込む色であり、リラックスさせる色であり、
そして、装いに多用したとしても

それほど相手に「いわく」や「圧」を感じさせない色である

ということが言えるのではないかな


…本当に純白なものになると汚しちゃうんじゃないかっていう
怖さがあるんだけれども、

そこで現れるのが「アイボリー」であったり、「生成り」なのですよな

実は汚しちゃったら同じように目立つ色なんだと思うんだけど
でも、
実際の価格などにもよるのかな、
ぐっとお気楽感がある色、アイボリー。



特に春という季節の、
まだまだしっかり乾燥している中で日差しだけが強くなり
(花の粉ほかもろもろが空気中に漂っているという危険性はあるものの)
と言った中で

アイボリーや生成りのファブリックや服を目にした時、

しっかりと乾いて日に当たった気持ちの良い手触りを思い浮かべて
深呼吸したくなる感じ
あの気が遠くなるような幸福感。


そういったものが「訪れる」嬉しさというものを
この季節のアイボリーの飾り結びには
少しでも乗っけることができないかな、と思っています



さてさて

明日こそは新作を。
撮れるかなあ、撮れるといいなあ
曇りマークがずらっと並んでるんですけどね


2018.3.8. nuta design



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?