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一瞬のやり遂げた感

こんばんは。

なるほどなるほど冷えて来たね、な本日
ショップへのアクセス状況などを見せてもらっていても、「ふだん」な平日とは徐々に流れが変わって来ていて、年末年始に向けて皆さん準備をしているのかな、なんてなことを思っておりました

私はといえば

昨年の年の瀬あたりにも確か同じようなことを書いたのですが
有難くも何年かこうしてショップを管理していると、年末年始の休暇を頂きはするものの、その手前と向こうがかなりフラットに地続きで続いていることを年々強く意識するようになって参りまして

頭の中は一足先に春夏に飛んでいるということもあって
学生だったりお勤めをしていた頃ほどの「お正月」による分断を感じないのです

ひとつの、伝統的な季節を越えてゆく行事としてとても大切だなという感覚も、もちろんあるのですけどね。

でも、我々の生活というものは、ただひたすらに続いてゆくものなのだから。


というところで
本日は新作を1点、ショップに載せることができております

「みずみずし君」(minneCreemaBASEiichi

花のように紐を染めて、耳元に咲かせるように作る飾り結びのイヤーカフシリーズ
今回はしっかり濃い青の花を

と言っても単純に青だけに染めても面白くないので、
ほんの少し、ところどころに紫色を滲ませて
かつ、これは本当にかなり凝視しないとわからないかもしれないのだけれど
手前の花弁よりも奥の大きな花弁の方が色合いを淡く染めています

リアルな植物っぽさも少し欲しいなと思うので
これは実は毎回やっていることではあるんだけれど
花の一部にまで茎の緑色が滲んで混ざって来るようにもしていて、

特に青と紫だとか青が濃いとか淡いとか言ったあたりは
よく見ないとわからない程度にしか違いがないなんて意味がないんじゃないの
なんて言われてしまいそうですが

これは手染めを始めた頃から思っていることなのですが

色を滲ませて染めた紐で結んだ飾り結びって、
特に遠目に見たときに目の錯覚かのような感じでそれぞれの色が視覚の中で不思議に混ざり合って滲んで溶け合って

見る人それぞれにきっと違うものが見えているであろうという「わからなさ」がまた魅力なんじゃないかなと考えているのです

だから、ほんのりとした色の違いを。

それがただの青い花ではなくて立体感を生み出し、
ちゃんと中に水分が脈々と通っているかのような雰囲気を、
さらには
本物の植物の花弁に触れた時の、あのひんやりとした独特の生命感の重みみたいなものを

見る人に思い出させてくれるのではないかな、なんて。

夕方のnoteにも同じようでちょっと違う写真を載せたのですが
今回で5パターン目になるので並べて写真を撮ってみました
(これはいくつか同じ色の花が登場してきてるバージョン)

色とりどり。

もっと他にも作ってみたい色はあるのですけども、
下手するとちょっとずつ色を変えて無限にやってしまいそうで怖いなあ。

さて、
明日なのですけども

復活販売だよねと思ってはいるものの何にしようか決めあぐねている現在
であります

2018.12.27. nuta design

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