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#6 分子栄養学で使われるサプリメントと、海外サプリメントなど一般的なサプリメントとの違い

海外サプリメントなど一般的なサプリメントと分子栄養学実践専用サプリメントの具体的な違い⑤

違い⑧小ロット生産を行うなど、製品管理システムはとられているか

最後に、小ロット生産を行うなど製品管理システムはとられているかについてです。

サプリメントは薬のような見た目をしているのであまり気にすることは無いと思いますが、実はサプリメントにも「鮮度」があります。サプリメントは食品を原材料としているので、鮮度の善し悪しが品質と栄養価に直結します。

例えば、あなたがスーパーなどで肉や野菜、魚などの食品を選ぶとき、栄養価を重視するとしたらどのような点を最も考慮して購入していますか?

値段や量もあると思いますが、やはり一番は「鮮度」かと思います。どんなに高級な良い食材でも、何日も経って鮮度が落ちているものは買いたくないですよね。鮮度が落ちているものは、相応にして栄養価も低くなる傾向にあります。

サプリメントも同じで、高品質なサプリメントほど原材料には生鮮食品由来の原材料が使われています。そのため、大量に作って長期間保管したり、流通させる時の時間が長くなったりすればするほど鮮度が低下し、有効成分が酸化・劣化していってしまうのです。

例えば、血液をサラサラにしてくれる成分として、DHA・EPAがありますよね。これらはイワシなどの魚に含まれる油を分離・精製した物です。このDHA・EPAはオメガ3系脂肪酸と言って、油の中でも特に腐りやすい(酸化しやすい)油として知られています。

この油を、原材料として大量に仕入れて倉庫に長期保管したり、サプリメントとして大量に製造した後に長期間保管したりしていたら、どうなると思いますか? 当然ながら、油が酸化して腐ってしまいます。サプリメントも食品なので、イワシを長期保管していたときと同じように栄養成分も腐ってしまうのです。

もし、このような酸化してしまった油が含まれたサプリメントを摂取し続けた場合、健康になるどころか逆に健康を害してしまう恐れが高まってしまいます。なぜなら、酸化した油を摂取し続けることによって体内で活性酸素が発生し、この活性酸素が細胞やDNAなどを傷つけてしまう可能性があるからです。

そのため、サプリメントを選ぶ際は「鮮度」を重視することも非常に重要です。誰しも、腐った食品を食べるよりかは、鮮度の良い食品を食べたいですよね。しかし、市販されているサプリメントや海外サプリメントの多くは大量生産・大量消費を目的としていることから鮮度に対しては殆ど考慮されていません。

原材料を大量に買い付けて保管する方がコストが安くなりますし、一度に大量に製造して倉庫に保管する方が1回の製造にかかるコストを安く抑えることが出来ます。また、海外サプリメントの場合は海外から日本に輸送する際の時間や保管状態による影響も大きいです。

そのため、いくら含有量が多かったり安かったりしても、含有している有効成分が既に酸化してしまっている可能性があります。

では、分子栄養学実践専用サプリメントの場合はどうかというと、有効成分の酸化や劣化を防ぐために「小ロットでの生産」が行われています。小ロット生産とは、新鮮な原材料をこまめに仕入れて、その都度少量を製造する方法です。こうすることによって製造コストは上がってしまいますが、常に新鮮な状態のサプリメントを製造することが出来ます。

具体的には、鮮度の高い原材料を使い切れる分だけ仕入れて、なるべく鮮度の高い状態でサプリメントに加工します。この時、1回の生産量をあえて少なくし生産回数を増やすことによって高い鮮度のまま流通させることが可能になります。

加えて、有効成分が酸化・劣化しないよう天然の酸化防止剤として知られる「ビタミンE」や「γ-オリザノール」を必ず配合し、製品の品質が保たれるよう工夫もされています。

そして、店舗での陳列やバックヤードでの保管が必要ない「直接販売」形式を採用することで、皆様のお手元に届くまでの期間が出来るだけ短くなるよう工夫がされているのです。

もしかすると、この記事を読まれている方の中には「なぜ分子栄養学実践専用サプリメントはお店で売られていないの?」と疑問に思った方も多いかも知れません。

分子栄養学実践専用サプリメントでは、このような小ロット生産を行って常に新鮮な状態のサプリメントをお届けすることが大切だと考えています。一般的な販売方法である店舗での販売では、流通倉庫での保管期間があったり、店舗バックヤードでの保管期間、陳列棚での陳列期間などがあったりして、流通するまでに時間がかかってしまいます。これではせっかくの鮮度が低下してしまうため、このような一般的な販売方法は採用していません。

代わりに、例えば当方が推奨するオーソモレキュラー療法では、分子栄養学に精通した人がサポートやアドバイスを行いながら販売する「直接販売形式」を採用しています。こちらの方が保管時間や流通時間が少ないため、より新鮮な状態で製品をお手元に届けることが出来るのです。

加えて、分子栄養学実践専用サプリメントは分子栄養学の実践において適切に使用してこそ意味があります。いくら良いサプリメントだとしても、その使い方が間違っていたら台無しです。

詳しくは後述しますが、適切に分子栄養学の実践を行うためには、分子栄養学に対する深い知識と経験が欠かせません。そのため、分子栄養学に精通した人がサポートを行いながら販売する「直接販売方式」のほうが、より適切に分子栄養学を実践することが出来るというわけです。

このように、当方が推奨する分子栄養学実践専用サプリメントでは、小ロット生産を行う事によって高い鮮度と確かな品質を保ったまま、皆様のお手元に届けられています。サプリメントも生鮮食品と同じで、何よりも鮮度が命です。サプリメントを選ぶ際は、鮮度も重視して選ぶようにしましょう。

ここまで一般的なサプリメントと分子栄養学実践専用サプリメントの違いについて解説してきました。以上をまとめると次の通りです。

一般的なサプリメントと分子栄養学実践専用サプリメントの違い

このように比べてみると、市販されているサプリメントや海外サプリメントと分子栄養学実践専用サプリメントでは、品質や目的が全く違うことが分かりますよね。

これに加えて、分子栄養学実践専用サプリメントでは高濃度の有効成分が賞味期限まで100%保証されています。このような保証は、一般的なサプリメントや海外サプリメントではまずあり得ません。

天然由来の原材料を使用する場合、どうしても成分が「濃いところ」や「薄いところ」といったように、バラツキが出てしまいます。そのため、一般的なサプリメントの場合では、有効成分が多く入っているものもあれば、殆ど入っていないものがあるなど、品質にバラツキが出てしまうことが普通です。

分子栄養学実践専用サプリメントでは、このような含有量のバラツキを均一にし、更に賞味期限まで有効成分が100%含有するよう保証しています。このような製品を製造するためには、高い製造管理と技術が必要になります。

こうして比べてみると、分子栄養学実践専用サプリメントって凄いと思いませんか?

分子栄養学実践専用サプリメントは値段が高いとよく言われることがありますが、高いものは高いなりに理由があります。この違いを理解し、分子栄養学を実践する際は必ず分子栄養学実践専用サプリメントで行うことが大切です。




※この記事は、下記記事から一部を抜粋・改編したものです。記事全文は下記記事をご覧下さい。元記事はこちら↓



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