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うたった歌の話を Vol.10

わたしのライブでは毎回6~7曲ほどを演奏していて、うち2~3曲は初めて披露する曲だった。選曲するとき、自分が知っている曲だけではバリエーションが不足するので、お店のマスターや誰かに教えてもらった曲を選んで、ライブまでに練習して覚えることもよくあった。今回の曲は、夫に教えてもらって好きになり、ライブで演奏した曲だ。

この企画について

2008年から6年ほど、とあるお酒が飲めるお店で、ギター演奏者であるお店のマスターとわたしは定期的にライブを行っていました。この企画は、そのライブでわたしがボーカルとしてうたった歌を紹介していくものです。邦楽のポップスのカバーを中心に、ときどき洋楽もあります。毎週土曜日に書いていく予定です。

平成という元号が終わろうとしているいま、懐かしい曲をゆるく紹介し、みなさんと共有して楽しめればと思っています。技術的に役立つ話はありません。どうぞ気が向いたら、お付き合いください。感想などコメントいただけるとうれしいです♪(Vol.9はこちら)


きょうの一曲

流星のサドル / 久保田利伸
(1986年、作詞:川村真澄・ 作曲:久保田利伸)


曲の紹介

久保田利伸さんは、日本にブラック・ミュージックを広めたパイオニアと称されるR&Bシンガー。『LA・LA・LA  LOVE SONG』や『Missing』が有名だろう。この曲は、1986年9月発売の1stオリジナルアルバム『SHAKE IT PARADISE』に1曲目として収録されている。つまりシングル曲ではないのだけれど、とてもそうとは思えないファンキーで突き抜けたナンバーだ。これが初めてのアルバムの1曲目って、マジすごい。聞いたことがないという方は、ぜひ聞いてみてください!


うたってみて

この曲をうたうときには本当に「ノリと勢い」がすべてだったと言える。とくに、曲の冒頭に出てくる『~星をつかもう』から『涙に』までのように、あるフレーズから次のフレーズまでを歪ませながらつないで歌う(専門用語が分からない笑)のが気持ちいい。久保田利伸さんの圧倒的な歌唱力とリズム感には遠く及ばないけれど、うたっていてテンションが上がるので大好きだった。お店のマスターが演奏してくれたギターのカッティング(ミュートと休符で歯切れのよいリズムをきざむ)が、原曲をかなり再現していて本当にカッコよかったな。

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きょうもお付き合い、ありがとうございました!

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