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うたった歌の話を Vol.8

わたしには、子どもがいない。
けれどきっと子どもができたら、こんな風な気持ちになるんだろうな。
きょうは、そう思わせてくれた歌の話です。


この企画について

2008年から6年ほど、とあるお酒が飲めるお店で、ギター演奏者であるお店のマスターとわたしは定期的にライブを行っていました。この企画は、そのライブでわたしがボーカルとしてうたった歌を紹介していくものです。邦楽のポップスのカバーを中心に、ときどき洋楽もあります。毎週土曜日に書いていく予定です。

平成という元号が終わろうとしているいま、懐かしい曲をゆるく紹介し、みなさんと共有して楽しめればと思っています。技術的に役立つ話はありません。どうぞ気が向いたら、お付き合いください。感想などコメントいただけるとうれしいです♪(Vol.7はこちら)


きょうの一曲

菜ノ花 / Do As Infinity
(2005年、作詞:川村サイコ     作曲:D・A・I)

Do As Infinityの6枚目のオリジナルアルバム『NEED YOUR LOVE』の中の1曲。
この曲は、作詞家である川村サイコさんの娘さんがモチーフだったことを最近知った。娘さんも今年から大学院生だそう。

Do As Infinityの伴ちゃんは、いまでは二人の男の子の母親だけれど、この曲が入ったアルバムを発表した当時は、まだ結婚していなかった。
だから彼女は、母親の気持ちを、父親の気持ちを、想像し歌に込めたのだろう。
伴奏のメインはピアノだけれど、途中でサックスの音色が入る。シンプルな曲だから、彼女のよく伸びる歌声や裏声が聴く者に心地よい。


うたってみて

この曲はとくに、歌詞が伝わるように、うたっていた。
母となり、ちょっぴり強い気持ちになった主人公の気持ちを、私も想像しながら。
自分の母の気持ちを、想像しながら。
サビは、幸福と願いを、とばすように。

この幸せを 神様と
君に感謝したい
母となり 父となる
これからの日々に

菜ノ花畑 来年も
風に 揺れて おくれ
私たち 3人を
見守っていてね


毎年いまの季節に、菜ノ花畑をみると、うたいたくなる。

***

きょうもお付き合い、ありがとうございました!


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