アフィリエイトサイトの記事は『どんなキーワード』で書けば稼げるのか?最適なキーワード選定を解説!

アフィリエイトにおいて『キーワード選定の重要性』は、どれだけ強調しても足りないくらい重要です。

せっかく良いコンテンツを作っても、キーワード選定が間違っていれば上位表示しないことはもちろん、サイト自体がアップデートの影響を受けて飛ばされるリスクもあります。


■キーワード解説の前に、簡単に自己紹介させてください。

・副業でSEOアフィリエイトをはじめ、2年間で毎月の報酬が300万円を超える。主に美容ジャンルのサイトを運営。

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・メインサイト→男の美肌.com。メンズ向けの総合美容サイト。月間PV数は9万程度で月間アフィ報酬は180万円程度。

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■アフィリエイトで大事にしていること。

・とことん本質を追求し、より多くの価値を提供すること。出会って良かったと思われるサイトを作ること。小手先のテクニックは使わないこと。


アフィリエイト記事のキーワードを決める前に『必須の作業』が2つある。


①マンダラチャート
②KW分類


どんなKWで書くかは、そのサイトの戦略やアップデートの状況、アフィリエイターのレベルによって変わります。(詳しくは後半で解説)

いずれにしても「マンダラチャート」と「KW分類」の2つの作業は必ず必要です。

これからアフィリエイトを始める人も、現役アフィリエイターも、まずはこの記事を参考に2つの作業を行ってください。


キーワード選定に必要なマンダラチャートとは?

マンダラチャートとは、アイデアを広げるために使うツールです。中心テーマを決めて、そこから連想される言葉をどんどん書いていきます。

今回は中心テーマを「婚活」として解説します。

マンダラチャートの使い方

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マンダラチャートとは?
3×3の9マスの枠で構成されるフレームワーク。9つのマスの真ん中にテーマを入込み、周辺のマスに関連項目を入れていく思考方法です。

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■マンダラチャートの使い方

・マンダラチャートで関連ワードを出していく
・売上に直結しそうな複合ワード(例:婚活 パーティー・婚活 アプリなど)の検索母数を調べる(キーワードプランナー or aramakijake)
・決定(なるべく母数の大きいものからやるのがオススメ)→決めたKW


なぜ、アフィリエイトにマンダラチャートが必要なのか?

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この図はアフィリエイトサイトの主な『記事構成』を表したもの。

婚活サイトの例で考えてみましょう。

「口コミレビュー」の部分には「アラサー男がペアーズを3ヶ月間使ってみた口コミ体験談」のような記事に当たります。

「ランキング・まとめ記事」の部分には『今すぐ結婚したい男性にオススメの婚活アプリ10選」のような記事になりますね。

そしてポイントとなるのは『ノウハウ記事・お悩み系記事』の部分。

ここに当たるテーマを見つけるための作業が「マンダラチャート」なんです。

口コミ記事やランキング記事は「買う直前」の読者にアプローチします。そのぶんターゲットの母数は少ないですが、購買意欲が高いことが特徴です。上位表示さえしてしまえば簡単に売ることができます。

しかし、それだけライバルも強く、世の中に与える影響も大きい。だから、Googleアップデートの際には真っ先に影響を受ける種類のキーワードです。

特にあなたのサイトジャンルがアップデート対象の場合は、この「収益系キーワード」で上位表示するのは非常に困難。

一方でノウハウ系、お悩み系の記事は、検索母数がとても多く、爆発的なアクセスも期待できます。

まだ買うと決めていない読者ですが、コンテンツによってはいくらでもコンバージョンに繋げることが可能。

しかも、ライバルが多くありません。ほとんどのライバルは「収益系記事」に全力を注ぎますので、ノウハウ系記事はライバルが弱い場合も少なくありません。むしろノウハウ系記事こそ本気で書くと、それだけで多くのコンバージョンを達成することができます。

例えば「婚活」というワードを中心に置くと、その周りに「寂しい」というキーワードが出てきます。(マンダラチャートのサンプルシート参照)

「寂しい」で検索してみると「寂しい 一人暮らし」とというキーワードが出てきます。一人暮らしで寂しいと思っている人は「恋人が欲しいな」「人肌恋しいな」「そろそろ家族を作りたいな」と思ってる可能性も高いですよね。

例えば「寂しい 一人暮らし」というキーワードに対して記事を書くとき「寂しいときの対処方法」をたくさん書いてあげて、そのなかの1つに「恋人を作る」という方法を書いても良いでしょう。

そこで「婚活アプリ」を売ることも十分に可能。もちろん、婚活アプリ以外のアフィリエイト案件も売ることが可能です。

「寂しい 一人暮らし」というキーワードの記事内でアフィリエイト案件を打っても良いですし、その記事から「ランキング系の記事」に内部リンクで誘導してもOK!

どちらも方法でも売れます。そして、お悩み系記事、ノウハウ記事でしっかりアクセスを集めているアフィリエイトサイトほど、Googleにも読者にも評価される傾向にあります。


KW分類で各記事を決める

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サンプル↓


■KW分類の進め方


・関連KW取得ツールから選んだKWに関するKWを全て取得

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・全キーワードリストから全てのキーワードを抜き出す(コピーする)

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・キーワードプランナーの『検索ボリュームと予測のデータを確認するの検索窓に、先ほどコピーした全てのKWを打ち込む(ペースト)

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・『過去の指標』のCSVをダウンロード

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・ダウンロードしたCSVをインポート(エクセルやスプレッドシートに)

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・検索母数0〜10のKWは消去

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・検索意図ごとに分けていく(フィルタ機能を使ってください)

検索意図が同じか?つまり『知りたいことが同じか?』という基準でキーワードを分類してください。

例:「婚活アプリ おすすめ」「婚活アプリ ランキング」「婚活アプリ 人気」この3つのキーワードの意図は『自分にぴったりの良い(出会える)婚活アプリを知りたい、使いたい』です。つまり3つとも『検索意図が同じ』だと判断できます。

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・段階毎に仕分けしていくとやりやすい

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検索意図の概念はこちらのXMINDで紹介してます。参考にしてみてください。

・仮タイトルをKW分類ごと(検索意図ごと)に入れていく

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これで完成です。

なぜ、検索意図別にキーワードを分類する必要があるのか?

先ほどの例をもう1度みてください。

例:「婚活アプリ おすすめ」「婚活アプリ ランキング」「婚活アプリ 人気」この3つのキーワードの意図は『自分にぴったりの良い(出会える)婚活アプリを知りたい、使いたい』です。つまり3つとも『検索意図が同じ』だと判断できます。

例えばこの3つのKWでそれぞれ記事を書くと、

タイトル:「オススメの婚活アプリ10選」

タイトル:「人気の婚活アプリ10選」

タイトル:「婚活アプリランキング10選」

と3つの記事ができます。しかし、どれも『読者が知りたいこと』は同じ。知りたいことが同じなら、1記事にまとめたほうが良いですよね。

検索意図が同じ記事が1つのサイトの複数存在していると、Googleは「重複コンテンツ」と判断します。

すると、どちらの記事も上位表示しない、もしくは1つの記事しか表示されない、という結果になりかねません。

それではサイトの評価が下がりますし、無駄な労力を使うことになりますよね。

つまり『1つのテーマでダブりなく記事を書くため』に検索意図ごとにキーワードを分類します。

そしてもう1つ重要なことが、上位表示させたいキーワードでよりたくさんの関連記事を書くほど、Googleからの評価が上がるということ。(もちろん1つ1つの記事のクオリティが高いのは前提)

例えば「婚活アプリ」というキーワードで分類した結果、50グループに分類できたとします。(違うキーワードで50個の記事が書ける状態)

Aサイトには「婚活アプリ」というキーワードを使った記事が10個あります。

B サイトには「婚活アプリ」というキーワードを使った記事が30個あります。

この場合はBサイトのほうがGoogleに評価されて上位表示する可能性が高いんです。

つまり『1つのテーマ(上位表示させたい)について、もれなくダブりなく記事を書く』ということが大事。


新しくサイトを立ち上げた時は、どのキーワードから書き始めるのがベスト?

これは戦略によって異なりますが、王道は『収益記事(口コミやランキング記事)』から先に書いて、そのあとに『ノウハウ・お悩み系記事を書く』という順番です。

先にお悩み系記事(例えば「寂しいときの対処法10選」)を書いたとします。その記事では「恋人を作るための婚活アプリに誘導したい」とします。

その場で婚活アプリを売れれば良いですが、いきなり婚活アプリに登録しない読者もたくさんいますよね。

その読者は「寂しいときは恋人を作ることが大事、そして恋人を作るには婚活アプリが良いことはわかった、でもどんなアプリが良いかきちんと比較してから決めたい」と思います。

そこで「婚活アプリ10個を比較してみた」というような「収益系記事」があれば、その記事へ誘導してコンバージョンすることができます。

ここで収益系記事を書いていなければ、「寂しいときの対処法10選」という記事の『出口』がありません。

結局、収益系キーワードもお悩み系キーワードもどちらも書くので、どちらからでも良いですが、なるべく収益系KWから書くほうが効率的ですね。(アップデートを受けているジャンルの場合は違います。基本的にノウハウ系記事のみで攻めて、その記事内でコンバージョンします)


まとめ

手順①マンダラチャートをやる。

手順②検索意図別にキーワードを分類する。

手順③収益系キーワード(ランキングや口コミ)から先に書く。

手順④お悩み系、ノウハウ系記事を書いて収益系記事へ内部リンクで誘導する。

この順番で行うがもっとも効率よく稼げると考えています。私がSEOで毎月300万円の収益を出しているアフィリエイトサイトも、この手順で記事を書いています。

とはいえ、アップデートの状況やライバルの強さ、アフィリエイターの実力レベルによって、どのキーワードを選べば良いのか、最適な戦略は変わります。

あなたの場合は、どんなキーワードから書くのがベストなのか?

迷っている人は、野口まで直接ご相談ください。TwitterのDMもしくはアフィリエイトメルマガからお願いします。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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