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陶片にシーグラス、タカラガイに馬の歯の骨みたび!?鎌倉・坂ノ下海岸でビーチコーミング!

こんにちは、坂ノ下海岸には良い思い出しかない方のにょろんです。 隣接する他の浜と比べると猫の額みたいにちっちゃなサイズの浜なのですが、いくといつも何か拾えるからスキ! そんなにょろんが、先日10月末に、秋の大潮にかこつけて鎌倉に行ってきました。

行ったのは材木座、由比ヶ浜、坂ノ下海岸の3カ所。 今回はその最終回、坂ノ下海岸です。 にょろんにとって、坂ノ下海岸は3回目。 はじめて坂ノ下にいったときには、謎のでっかい骨がおちてた! つぎに坂ノ下に行ったときには馬の歯の骨が落ちてた! そして3回目の今回は何が落ちていたかというと、これです!

馬の骨

鎌倉名物、馬の歯の骨です! 


2023年10月28日の坂ノ下海岸の干潮時刻

2023年10月28日の坂ノ下海岸の干潮時刻は朝の10時20分。 にょろんが坂ノ下海岸に着いたのは、午後1時くらい。

材木座、由比ヶ浜とまわったあと成り行きの時間で訪れた坂ノ下だったのですが、大潮の影響を受けてか、干潮時刻から二時間過ぎても浜はひたひたに引いていました。

しかし、坂ノ下海岸は、材木座海岸(長さおよそ1キロ強)由比ガ浜(長さおよそ1キロ弱)と比べると、猫の額くらいの広さ(長さ100メートルくらい)しかない極小ビーチ! というわけで、お隣の由比ヶ浜とか材木座ではなく一番の目当てはここ、坂ノ下海岸だ! というときには、できる限り干潮時刻にあわせて行った方がよりたくさんのお宝に巡り合えるかと思います。

というわけで、坂ノ下海岸の干潮時刻のページをここに貼っておきます。


「鎌倉駅」から「坂ノ下海岸」への順路とトイレ・コンビニ情報

今回にょろんは由比ヶ浜からそのまま徒歩で坂ノ下海岸へと移ったため、駅からの道順は前回の坂ノ下のブログの方から引っ張ってきました。

鎌倉駅

鎌倉駅です。 トイレは西口改札を出る直前にあります。 ロッカーを探している方は、おなじく西口を出る直前、江ノ電連絡口のまえにあります。

ロータリー

改札を出たら、左側の御成り通りのほうへと向かいます。

大通りへ

大通りとぶつかって道が途切れたら、成り行きで大通りの方へ。

ローソン

コンビニは大通りから海に出るちょっと手前にローソンがあります。

交差点

海に突き当たったら、右折。

交差点

帰り道に撮ったので駅からとは逆側から見た眺めになっていますが、坂ノ下の交差点まで来たら、

信号

信号を渡ります。

由比ヶ浜

左手に見えるこっちの広大な浜が由比ヶ浜。

坂ノ下海岸

そして、右手に見えるこのちっちゃい浜が坂ノ下海岸です。  

「坂ノ下海岸」の様子

全景

ここからは今回の写真、坂ノ下海岸全景です。

貝溜り

浜のアップです。いろんな貝殻がいっぱい!

土器片

古くて白い土器片です。

ツノガイ

あっ、ツノガイ。

陶片

この陶片たちが可愛い!

かわらけ

かわらけです。 知識が乏しいにょろんの目には古いかわらけと植木鉢片と区別がつかないため、他の浜ではレンガ片が落ちていてもあまり積極的には拾わないのですが、鎌倉ではやはり気になって拾ってしまう。

浜のアップ

と、ここで「ウマの歯の骨があるぞー!!!」 と同行者に呼ばれました。 写真だとこのサイズではわからないですね。 アップにします。

馬の骨

これです!鎌倉名物ウマの骨!

馬の骨

にょろんが見つけたんじゃないのですが、 そして骨はにょろんのお宝範疇外なので、拾ってもにょろんは写真だけ撮ってリリース一択!なのですが、 同行者がめちゃくちゃ大喜びで持って帰るというので、図鑑に載せるまで貸して貰うことになりました。

サクラガイ

サクラガイもありました。

波打ち際

波打ち際です。 干潮時刻からそろそろ大分離れ始めているのですが、大潮のおかげかまだまだひたひたの浅い海が入り江に続いています。

岩場の貝

これは…(本を見ながら)クズヤガイ…かなぁ?

かわらけ

かわらけです。

陶片

陶片です。

すみっこ

スロープのすみっこをのこのこのぞきに行きます。

穴のあいた石

穴の開いた石です。

タカラガイ片

裏側はないんですが、かなりおおきなタカラガイです。

ツメタガイ

ツメタガイです。

黒い二枚貝

これは…ミゾガイ…なのかな??

シーグラス

今回坂ノ下で拾ったシーグラスはこのひとつきり…かな?

サクラガイ

両面のこってたサクラガイです。

流木

味のある流木です。

白磁?

白磁…かな?

かわらけとタカラガイ

かわらけとタカラガイです。

これは??

これは……これは???? にょろんの目では自然物なのか人工物なのかさえ判別つかぬ謎の漂流物です。

巻き貝

バテイラとウズイチモンジの区別がつかない方のにょろんです。 歯車状の突起があるからこれはウズイチモンジってことであってるのかな??

ナデシコとウニ片

ウニ片とナデシコです。

可愛い巻き貝

可愛い巻き貝です。

謎の??

人工物か自然物かさえ判別つかないパート2。

謎の??

うーん、アップにしてもわからぬものはわからぬ!!!  

「坂ノ下海岸」で拾った貝で思い出の『私が拾った貝図鑑』作り!

そんなこんなで、本日由比ヶ浜で拾ってきたもので、図鑑を作りました。

図鑑

(※図鑑およびブログ記載の貝や石の名前は、素人が図鑑と現物を見比べながら推測した不確かな情報のため、間違えている場合がかなりあります。鵜呑みにしないで頂けたら!)

馬の骨

特筆すべきその1はもちろんこれ。 ウマの歯の骨。 一番はじめに馬の歯の骨らしきものをひろったおととし材木座ビーチコーミングのときに調べたうんちくをここにも転記しておくと、
材木座には鎌倉材木座遺跡という遺跡があって、そこでは鎌倉時代から室町時代にかけての人骨や獣骨(犬の骨や馬の骨)が発掘されているのだそうです。
明治以降は死んだ馬や豚は焼却処分にしているらしいので、骨=それ以前のそのまま埋めていた時代のものということで、今回にょろんが拾った骨は、やはり時代は鎌倉時代~江戸時代ということになるのではないかというかんじです。 というわけで、「多分奥歯ではないかな?」と拾ったときに言われたので帰ってきてからグーグルで「馬の奥歯」で検索をかけたところ、もしかしたら似てるかも?そうかも?くらいにしかド素人には確信が持てなかったとかそういったアレです。

ウラシマガイ

そしてもうひとつ気になるのは、これ。 最初、鹿の子模様にみえていたので、バイガイかな?って思ってたんですが、よく見ると鹿の子っていうか正方形に見えてきたため形から図鑑を探したところ、おそらくこの貝はウラシマガイではないかと。 砂浜に揚がるウラシマガイは劣化しているのが特徴で房総より南に生息している貝なのだそうです。 へーへーへー!  

まとめ

そんなこんなで、今回は、陶片にシーグラス、タカラガイに馬の歯の骨みたび!?鎌倉・坂ノ下海岸でビーチコーミング!をお送りしました。 以下、今回由比ヶ浜でにょろんが拾えたものを上から量の多かったもの順にあげると

  • 陶片

  • かわらけ

  • タカラガイ

  • サクラガイ

  • ツノガイ

  • ウニ片

  • 馬の骨(レア!)

などなど。 坂ノ下海岸はお隣の由比ヶ浜、そのお隣の材木座と比べるとめちゃめちゃ極小の浜! しかし! はじめて坂ノ下にいったときには、謎のでっかい骨がおちてた! つぎに坂ノ下に行ったときには馬の歯の骨が落ちてた! そして今回も馬の歯の骨がおちてた! というわけで、なぜか拾えるものがいつもレア!のため、素通りできない!

次回も鎌倉に行くことがあったら、ぜひ、素通りせず坂ノ下海岸は立ち寄りたい。 できたらあじさいでゆうめいな明月院もいっしょに…といいつつ、じっさい次の機会があったら、山に向かうより坂ノ下のさらにお隣の浜、七里ヶ浜に向かってしまいそうなにょろんでした!


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