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三峯神社行ってきた

2023年10月22日、日曜日、晴。

滝を見たいのと、ちょっと山に行きたくなったので三峯神社に行ってきた。

今回のお供。とってもお得

普段9時とか10時に起きているのに、せっかくの日曜日に7時に起きてめったに乗らない東上線の下り方面の地下直運用の快速急行で小川町まで、その後接続良く寄居へ。八高線では来たことあるけど東上線では初めて来た。

秩父鉄道の駅名標

初めて秩父鉄道に乗り、影森では西武からの車両に乗り換えて三峰口まで。

影森で電車待ち
三峰口駅で
味のある駅舎

三峰口駅からはバスに乗り換え大輪バス停まで。結構お客さんが乗っていて立っていた。10分くらい?で大輪バス停に到着。降りる人は自分を含め5名ほど。
すぐに表参道コースに入る鳥居がお出迎えしてくれる。

立派な鳥居
これから登るコース

鳥居をくぐるとすぐ登竜橋という橋があり、そこからの景色がすでにもう大満足。来てよかった(早い)

登竜橋

この橋の時点で10時40分。さあ表参道コースの始まり。下調べでは2時間~2時間半くらいかかるようだが……

早速急な坂道
いきなり寄り道

まっすぐ行けば参道だが、いきなり滝を見たくて寄り道。

竜門の滝

水がとてもきれい。10分程度の寄り道だけど十分に価値はあった。

10時55分、このあたりまでは舗装された坂道で問題なく歩けたが、ここから先が山林区間で歩きにくくなってきた。

10分で600m。このあたりですでにへとへと。急な九十九折りがひたすらに続いていて、足元も悪く気を遣いながら歩かなければいけないのがしんどい。
でも杖を突きながら歩くおばあちゃんと出会ったり、すでに参拝して下りてきた人とすれ違ったり、たまに人と会うと勇気づけられた。

かわいい
こういう橋がいくつもある
こういう空気を味わいたくて来たんだ

この看板のすぐ先あたりで清浄の滝に到着。11時20分。
ここまでの300mくらいめちゃくちゃしんどかったので着いたときに本当に感動したなあ。
心が洗われるっていうのはこういうことを言うんだろうか、など思った記憶。
5分くらい滝をぼーっと眺めていた。

逆光で撮ったらなんか神秘的になった

11時25分くらいに滝を出発して15分くらいで薬師堂跡
このあたりは休憩する場所がいくつかあり休んでいる人とすれ違った。
山登りは無理せず適宜休んで、心拍数を整えるのが大事だと登りながら初めて知った。登りっぱなしは初心者にはかなりきつかった。

バス停からここまで1時間くらい
倒木がガードレールみたいになっていた
60mもなぜ盛った
路を塞ぐ倒木さん
かわいい
こんな路をひたすら上る
民家1

12時05分ごろ、謎民家まで到着。今はもう誰も住んではいないのかな?
ここまで電気が引かれていたので、ここから先は電柱もたまにみかけることになる。

先ほどの民家は神社から700mほどの場所にある
かわいい
踏まれないでね
民家2

12時10分、先ほどの民家から5分ほど進むと謎民家2が出てきた。こちらはより立派に思えたけど、同様に誰も住んではいないのだろうか。
この民家で残り500mを切った。もう一息。
このあたりからは昔は車も走っていたのか一気に歩きやすくなった。

ただの急な砂利道
あと一息!
遂に到着!!!

12時25分、到着。大体1時間45分で踏破。
本当にしんどかったけどついてこの鳥居を見たときの達成感は、歩いてきたからこそのもの。その辺のバスやマイカーで来た雑魚には味わえない感覚を味わっている優越感。気持ちよかった。

見晴台からの景色も登ったからこそ一入
随身門
本殿
後ろの紅葉も始まっている

随身門をくぐり、参拝。普段から信じていないのにこういう時だけ神様にお願いするのも図々しいので、神社やお寺に行ったときはいつもご挨拶だけすることにしている。

登っている最中にたくさんかいた汗が一気に冷えて寒くなってきた。気温も12℃とかだったように思う。手がかじかんだのも今シーズン初。
おなかも空いたので大島屋さんで山菜そばをいただくことに。無料のあったかいお茶が美味しかった。
そばもとても美味しく出汁が身に染みた。

そばをいただいて一息ついてビジターセンターなどを見学。中の写真は撮らなかったけどいろんな生き物のはく製があり面白かった。

山も色づき始めていていい景色を見れた。もうあと1週間もすればもっときれいだろう。

いつか奥宮まで行ってみたい

休憩し、きれいな山並みを見たので早いうちに下山を始める。知らない山道なので早めに下りたいのも本音。
下りは裏参道ルートを通ることに決めていた。
13時50分、下り開始

裏参道の鳥居
ロープウェイ駅跡
ここにロープウェイが通っていた
裏参道の本当の入り口
謎車

謎の車が捨てられているあたりまでで25分ほど。表参道コースと違って路がしっかりとした土でとても歩きやすい

ひたすらに歩きやすい路を下る。
表参道コースよりも木の間隔が密で手入れされていない造成林って感じは受けるけど、歩きやすいのがなにより。ただし密なだけあって少し薄暗い雰囲気を感じる。
岡本バス停まで2.2キロの看板で45分くらいたっていて14時35分頃。

不法投棄アート
林道と合流地点

1.8キロ看板あたりで少し植物が迫ってきていて歩きにくい箇所があったものの順調に林道との合流地点まで。ここで14時50分頃でおよそ1時間。
歩きやすいとは言ったものの、急な下りは足に結構な負担を感じたので10分ほど休憩。

小さいへびさん
砂防ダム
かわいい
裏参道の麓の出入り口
木の棒コレクション

先程の休憩からは一気に30分ほどで下りきって15時25分頃裏参道ルートの民家付近まで出てきた。
1時間35分ほどで下山
下りということもあるがやはり歩きやすい路だったので距離的には多分長いけど短い時間で下りられた。

出入り口付近の橋からの峡谷の景色がとてもよかった。日の高いうちならもっときれいに撮れたかもしれない。
そのあとは遊歩道を通って大輪バス停まで戻る道中、洞窟夫婦滝も回収していく。結構この道もハードだった。

洞窟遺跡
鍾乳洞?
夫婦滝の上流の方
夫婦滝の下の方

渓谷の景色がもう本当に素晴らしい。写真パシャパシャやりながら、足元がぬかるんでいたりしてちょっと危ない思いもしたけど、ここを歩くのは本当に楽しかった。

無事に大輪のバス停まで歩き、バスで三峰口駅に戻り、御花畑駅まで。

字体がいい
石灰を取るために削られた山
わらじカツ丼

西武秩父駅併設の施設で温泉に入り汗を流し、わらじカツ丼をいただいた。
薄いサクサクしたカツと少し甘めのたれが、疲れた体にまさに求めているものでとても美味しくすぐになくなってしまった。

この後はまた寄居まで秩父鉄道に乗り、そこから東上線に乗り継ぎ、いろいろ乗って無事に帰宅。

一度秩父の方には行ってみたいと思っていたけど、秩父を飛び越えて三峯神社まで行ってみて、本当にいい小旅行と運動になった。
次は今回通り過ぎただけの秩父の街中や、長瀞のほうにも行ってみたい。

次の日の筋肉痛もまたいい思い出ということで、今回の旅行記はここまで。

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