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つれづれ…なるままに。207。


【学校図書館と業務マニュアル】

ある日、突然配属されて、引き継ぎもない!ということが、この業界はよくあります。
学校内には、図書館システムのことを詳しく知っている人はいませんし、支援センターのように「教えてください!」とすがるところも…無くて、孤立しているところに
「さあ、ここが貴方の職場です!よろしく!」
ぐらいの感じで、ポンと任され、途方にくれます。

わりと、あるある話です。

そのためにも

業務マニュアルを作っておきましょう!

次に現場に入る人のためにも、自分の仕事の振り返りにもなります。

内容は
・年間を通した流れ。大きな行事や蔵書点検の時期とかです。

・月の流れ。お便りを出す時期とか(これはなくてもいいくらいです。)

毎日(勤務日)の流れ。朝、まず何をして、帰りは何をする、を時系列で作ります。

授業時間の流れ。これも、極端に変えると子どもが混乱するので、なるべく、しばらくはマニュアル通りが良いでしょう。

・発注、受け入れの流れ。誰に何を出して許可を得るのか?装備の範囲など。年に何回発注するかも、決まっていれば年間予定に入れておきます。

・除籍手続きの決まり事。決算や監査に関わるので、わかる範囲で明記します。

・利用規則と、延滞者への対応のやり方。
これは基本であり、学校の先生とのやり取りが関わるので、要注意です。誰に確認するかは、図書担当(分掌)あたりです。

ぐらいを、wordで作り、表紙を作り、ホチキスでとめ、製本テープで二部作ります。

写真に微妙な情報が入るため、変な写真になりましたが。

キチンと二部作り、ひとつは自分で持ち、ひとつは担当の先生に渡します。
図書館システムは…どんなソフトもだいたい触っていればわかります。変な事にはなりにくいし、統計など、どうやったらいいか?触って確認が一番です。(普通の先生は触ったこともない場合がほとんどです。)

やはり、学校の年間の流れと、図書館がどんな使われ方をしているか?を知るには1年間はかかります。

1年たったら、マニュアル作りをして毎年更新をしています。委員会との関わりや、先生などが変り、方針が変わった場合もあります。

柔軟に、年に一度は見直し、自分の仕事を振り返って「大丈夫かな?」と確認するためにも業務マニュアルは必要です。

次の方が困らないためにも、作っておきましょう。

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