さて今回からは、仕事やりすぎ「配車マン」槍杉さんのエピソードです。

今回は全16ページ、まずは運行管理と営業、トラブル対応や指示など槍杉さんの業務のくだりがあるのでセリフ多めです。

最後に次回話に続く槍杉さんの過去が語られ始めます。

字が多く読みにくいかもしれませんが「裏方」の「裏方」である配車マンの仕事を知っていただければ幸いです。

ちなみに植松くんはカズオの深夜ルート便を引き継ぎ、カズオは引っ越しやスポットの仕事をしていましたが、なあなあになってまた髪伸ばしてます…そして4t車の仕事をすべく中型免許にステップアップです。

果たして若き日の槍杉さんになにが起きたのか…！？

板挟みの中間管理職なうえに、小さな運送会社の「運行管理者」ともなると点呼・配車だけでなく業務は多岐に渡り、とくにフリーチャーターで明日の仕事を前日に取ってくるなんてのは、運賃や条件しだいではでNOとも即答しないとならないし慣れてないとできません。

カズオから植松くんに引き継がれたルート便や今回チョイ役で初登場の「古毛（こも）さん（焦げ猫自身がモデルです・爆）」などの夜間便を抱えてる会社だと、トラブルがあれば夜中にも電話がかかってきます。

大手さんのように2〜3人で夜勤ー日勤のシフト組めるならいいですが、小さな会社は内勤の給料が何人ぶんも出るほど売り上げが出ない会社も多く、運行管理者の業務は大変です。
槍杉さんもカズオのお祖父さんが整備管理者をやる前はそれもやってたし指示書作り・日報の管理・走行実績集計等ものりちゃんがやれるようになるまでは毎日帰りが遅かったのです（今も遅いけど）。

次回は槍杉さんがなぜ配車をやるようになったか、その数奇な運命と社長との出会いが描かれます。
お楽しみに！

「カズオの運行日報」第1話はこちら↓

今回の解説記事はこちら…↓

次話、第10話「やりすぎヒストリー」後編はこちらです↓

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