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地方進出という「選択」。働き方は増やせる。

こんにちは、株式会社グローバルシェアの代表をしております中尾と申します。

早速見えるトップ写真では、おじさん以上4人の笑顔写真。ちょっとニヤリとしている左から2番目の写真が私です。俗にいう「映える」写真とは言えませんが、とてもいい部屋での撮影でした。撮影場所は、大分県庁の知事室の隣部屋、取材やこのような外部を招く際に使わられる部屋のようです。この写真は、私が大分県知事・大分県佐伯市長に県庁まで招待され、企業立地の表明式を行なった時のものです。(2019/07/30)

なんで、この写真を撮るまでに至ったのか、そして何をしたいのかを書く記事にしたいと思います。

現在、弊社は神奈川県横浜市に本社を置く設立5年目の会社です。まだまだ小さな会社ではありますが、この度「大分県佐伯市」に新しい事務所を置くという選択をしました。そして、この地方進出は他のエリアでも行う予定です。支店を持つなんて、資本やスタッフが多い企業がするものでは?というお考えもあると思いますし、それは正しい選択の一つだと思います。

では、「なぜ」とこれからについて書きます。

1、なぜ、地方進出を「選択」したのか
2、なぜ、地方進出が「出来た」のか
3、これから「何を」進めていくのか

1、なぜ、地方進出を「選択」したのか

多くの人材ともっと一緒に仕事をしたい
前職(リクルート)では、合計九州・関東・東北のエリアで仕事をしてきました。人材に触れる機会が多くあったのがラッキーでした。人としての魅力に気づく機会が多く、都市にいるだけでは気づかない人の魅力が日本全国にあることを知りました。そして、環境などから働き方に制限がかかっている人の中にも魅力ある方々は多くいる。長崎エリアの責任者として赴任している際、多くの事業者と一緒に大イベントを0から作り上げた時、様々な魅力ある方々と一緒に仕事できたから成し得たことに感動したことは今でも覚えています。そんな機会がまた作れるなら、それは本当にやり遂げたいと強く思っていたからです。

トレンド事業である動画は分業できる仕事が多いと確信しているから
現在盛り上がっている事業の一つに「動画」があると思います。様々なモノやコトが動画化されている昨今、同時に「動画」という事業は奥が深いものであり、ある種ブラックボックス化されています。
動画を一つ作るコストを計算するにしても、専門的に取り扱っていないと、正しい見積もりはできません。制作工程などほとんどの人が知る由もない領域です。私は、動画事業に集中した4年以上の経験から「分業」できる仕事があることがわかりました。トップ動画クリエイターじゃないとできない仕事と、一般(クリエイターの卵)でもできる仕事の切り分けができることに確信を持ち、それは新しい仕事の切り口になると思うとワクワクしていました。

都市集中ではなく、日本全体の「集」の方が絶対に大きくなるから
動画クリエイターは現在都市に多くいます。地方に行けば行くほど、仕事としても少ないのが現状なので、クリエイターの数は決して多くありません。一方でセンスや個性が反映される仕事ですので、クリエイターを選べない地方は発注側も難しい状況です。要は、地方発注者にとってもクリエイターにとっても、地方というマーケットはやりづらいのが現状です。
動画多くのクリエイターが日本全国に存在すれば、日本全体・各地方にとっても価値も必要性も高いと思っていました。しっかりと産業として成り立ち、日本全体での「集」が生まれれば、都市集中型よりも大きな事業を成せると信じていたからです。

2、なぜ地方進出が「出来た」のか

仕事の最適化を追求
事業としてのコストダウン、そして地方人材への高い報酬を叶えられる前提が見えたことが一番大きいです。動画をただ作る、その仕事はおそらくトップクリエイターだけのものになる世界が間も無くきます。その時に動画事業は何が残るのか、そしてそれはどんなスキルがある人が仕事して行うのか。仕事としての価値を再定義し、最適化を追求した結果、地方進出が良いと判断できたことが大きな理由の一つです。

地方スペースの活用
コワーキングスペースやゲストハウスなど、地方ならではのスペースも増えてきています。そのスペースを活用することで、低コストで事業スペースを確保することができます。支店を出すといっても不動産に関連するコストは大きく削減できます。あとは、制作機材が揃えば業務は小コストで開始できます。(スマホやタブレットだけでの仕事に絞れば、さらに小コストでスタート可能)働き口を探している方も多くいますので、人材を探すのに有料のメディアを使う必要もほとんどないと想定しています。進出コストが極端に少ないこと、ここも大きな理由の一つです。

クラウドによるデータ管理
弊社がメインに使っている制作システムは世界的なメーカーである「Adobe」社製で統一しています。データのやり取りは全てクラウドを通じて行うことができるので、離れた位置同士で同時に制作しても大きな問題は起きません。安定的なシステムを活用し、クラウドでデータ管理することで安全な仕事と成果を提供できます。

これからどう進めていくのか

新地方進出エリアの選抜と進出実行
新たな地方への進出を行っていきます。現在そのエリアを探しています。(前職の友人より福井県小浜市へお呼ばれかかっております。同時に他エリアへの同時進行を考えています)
【ボクの町に来てよ!】
【ワタシの町のゲストハウス使えるかも!】
【うちのコワーキングスペースに入りませんか?】
など、もしご興味ありそうなエリアや町がありましたら、教えて頂けませんでしょうか。一緒に町を事業を産業を盛り上げていきましょう!

動画事業の拡大
動画事業はまだまだ大きくなります。5Gなどの回線がよりパワーアップするだけでなく、スマートフォンなどデバイスも進化が止まらず、より動画が簡単に撮影できる環境へ成長していきます。クリエイターの数を増やすだけでなく、動画を仕事として扱える層を増やすことで、より大きな事業者や多くの事業者たちへ弊社のサービスを提供していきたいと考えています。


まずは地方で活躍してくれる人材を100名雇用できるように頑張って進めます。
これからも、よろしくお願いします!

中尾裕一郎

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