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ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ【ブラッドサンダー・ティアーズ・チザクラ】

◆初めに 

ドーモ、nyamotomoです。ご無沙汰しております。リプレイも溜まってきているのでちょっとずつ消化していきましょう。本日は新たなニンジャを出現させていきます。

ゴッドブラッド

画像1

◆ゴッドブラッド (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:1   所属:ザイバツ
カラテ    2  体力   2
ニューロン  4  精神力  6
ワザマエ   3  脚力   2
ジツ     1  万札   −12
攻撃/射撃/機先/電脳  2/3/5/6
回避/精密/側転/発動  4/3/3/5
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:0
◇ジツ
『☆カラテミサイルLV1』
◇サイバネ
▶︎生体LAN端子LV1
◇スキル
『◉◉忠誠心:ザイバツ』『◉知識:ストリートの流儀』
◯生粋のザイバツニンジャ
血液を媒介に電撃を発生させるニンジャ。ザイバツアプレティンス。一家離散した没落貴族であり、アンダーガイオンの下層で親戚に預けられて生活していた。幼少期ネオサイタマに住んでいた経験から、駐屯部隊に所属している。

以前のリプレイで何度か出現していたニンジャですね。シルバーウェアと大分キャラクターが酷似していますが、何とか差別化していきましょう。データはだいぶ昔に作りましたが動かすのは初めてです。今回はこちらのシナリオをやっていきます。

ソロシナリオながら中々ボリューミーなシナリオです。カラテとワザマエが低いので生き残れるのか少し心配ですが、まぁなんとかなるでしょう。

◆本編開始

深夜。ネオサイタマ、ダイゴン・テンプル。長い歴史と巨大な敷地で知られるこのテンプルは、オーガニックな原風景を残した都会の秘境として名高い。神聖な林と川に囲まれた白砂と漆黒のカワラのおりなすマンダラじみた光景はキョートにも勝らずとも劣らない。

そんな神聖なテンプルの正門前の崖の上に金縁白ローブの女がいた。女はニンジャであった。その名をゴッドブラッド。キョートに本拠を置くニンジャ組織、ザイバツの構成員である。「はぁ、ついてないわね…栄あるギルドのニンジャである私がテッポダマじみた任務に着くなんて…」

ゴッドブラッドは茂みに潜みながら深いため息をつく。今回の任務は実際アプレティンスである彼女が単独で挑むには少々不自然な難易度の任務だ。ゴッドブラッドは今朝のメンターとのやりとりを回想する…。

--------

今朝、ゴッドブラッドは特にやることもなくテレビを眺めていた。『次のニュースドスエ。タマ・リバーで全長5メートルのラッコが発見されました。タマ・リバーでは先日、虹色のアザラシも目撃されており、近隣住民の間では――』「本当にネオサイタマのニュースは飽きないわね…。」

本拠であるキョートのアンダーガイオン下層も中々に治安が悪いが、この蛮地は比較にならない。そしてそれが意外にも好ましい。自らの体の半分を流れるネオサイタマの血がなせる技だろうか?「しかし一人くらい昔の友達に会えるかと思ってたけど、会えないわね。そもそも生き残ってるのかしら…」

ブガーッ! その時、アジトのインターホンが鳴った。特に来客やデリバリーの予定はないはずだが。訝しみながら君がドアを開けると……。
「ドーモ!」 立っていたのは甲冑とサイバネのニンジャ。彼の名はマシンブレード、ゴッドブラッドの上司でありメンターでもあるアプデト(達人)位階のニンジャだ。「マシンブレードです」「ドーモ、ゴッドブラッドです、オカエリナサイ」

「喜ばしきかな!遂に君に本格的な任務が来たぞ!」「何ですって?」マシンブレードはソファの定位置に座り、マキモノを取り出し、広げた。任務だ。ゴッドブラッドは未だニュービーであり、正式なニンジャの任務は初めてだ。「ついさっきワイルドハント=サンから命令が下った。詳細は…おおっ!ちょうどいい!今回の標的はあれだ。」マシンブレードはテレビを示す。ちょうどニュース番組が次の話題を始めていた。


『ダイゴン・テンプルの立派なサクラの木が話題になっています。これは地元の名士であるドオヤマ=サンが寄贈したもので、氏は今日からちょうど1週間後、テンプルにて大規模な花見を予定しており……』

「…サクラ?」「そう、サクラだ」マシンブレードは愉快そうにニヤリと笑う。「今回のターゲットはあのダイゴン・テンプルのサクラだ。寄贈したドオヤマという御仁はヤクザ・クランのオヤブンだな。密輸で稼いだカネで少々財をなした…まぁいわゆる成金だ」

「彼はキョート系でありながらザイバツの傘下に入ることを渋っていてな。身の程をわからせる必要がある。このサクラは敵対クランに狙われているという情報を流したら、慌てて兵隊に日夜見張らせてるそうだが……ニンジャにとってはそんなもんはカカシも同然だ。君もそう思うだろ?」

「全くですね」ゴッドブラッドは呆れたように呟く。彼女はザイバツのニンジャ優勢論の信者であった。モータル達に慈悲や共感はすれども、根本的にはニンジャに支配される下級階級と認識している。

「今すぐテンプルに向かって、サクラの木をムチャクチャにしてきてほしい。一人でね。」「ええ勿論…えっ一人…!?」ゴッドブラッドは思わず口に含んだチャを吐き出した!師弟制度のあるザイバツでは彼女のような下級ニンジャは任務に際しメンターと共に挑むのが通例である。

「まぁ、そうだね。そう指定されてる。…これはちょっと言いにくいことだけど、君以前に盗聴されてアジトを発見されただろう?それが理由だろうね…」「アー…」ゴッドブラッドは天を仰ぐ。ネオサイタマに来て間もなく、彼女と同僚のトードベリィのミスによって、ブラックゾーンを名乗るソウカイヤのニンジャにアジトが露見する事件があった。来て早速慌てて引っ越す羽目になったのである。

「…じゃあ、トードベリィ=サンもよこしてくださいよ。」「彼は政治的やり取りでお咎めなしみたいだね。」「ズルい!!」ゴッドブラッドは地団駄を踏む。悔しいがザイバツはネンコとコネがモノを言う世界。トードベリィの行動は実際正しい。「まぁまぁ。燃やすなり、枝を全部切り落とすなり、その辺りは君に任せる。上手くやれば、ワイルドハント=サンに上手くいっておくよ。」

仕方なし。ゴッドブラッドも覚悟を決める。「了解です…あともう一つお聞きしたいのですけど…」「……失敗したら?わざわざ言う必要があるかい?」「アッハイ」

マシンブレードの目が一瞬ゾッとするほど冷たくなる。普段は朗らかなれども元スラッシャーの彼には冷酷無情な面がある。もし必要となったならば、愛弟子である自身を眉一つ動かさず苦しみ抜かせて殺すだろう。ゴッドブラッドは身震いした。

「まァ、昇格チャンスだと思ってがんばりな!イッテラッシャイ!」「ヨロコンデー!!」会話を終えるとゴッドブラッドはバック転、そのまま窓から電撃的に飛び出した。組織内での命運をかけた任務、彼女の胸は抑えようもなく高鳴つていた…。

--------

そして現在、ゴッドブラッドはそのままの足でテンプルまで到達していた。すでに時刻は真夜中に近い。「まぁ、嘆いても仕方ないわね!経験と名声を荒稼ぎすることチャンスと思い、奮闘致しましょう!」気合も新たにゴッドブラッドは正門を観察し、侵入ルートを練ることにした。「案ずるより産むが易し」、古いコトワザだ。

正面突破する:カラテ、ワザマエ、ジツなど重点
ステルス潜入する:回避、脚力、ニューロンなど重点

ここはステルス潜入

巨大で古めかしい正門の前には複数の門番。皆ポンズにしては筋骨隆々で厳しい…目を凝らしてみれば、ナムアミダブツ!偽装ポンズクローンヤクザ!メガコーポの触手は伝統宗教までも掌握しつつあるのだ。これも古事記に記されしマッポーの一側面か!?

(ウーム、かなり厳重な警備。アプデトやマスターならともかくカラテに乏しい私では正面突破は難しそう…ステルス潜入がいちばん…)反射神経や注意深さにはそれなりの自信がある。ゴッドブラッドは気配を消してテンプル外壁まで近づき、ステルスシャウトを放ちジャンプ、境内内部へと飛び込んだ。

(さぁ、ここからが重要よ)サクラの木に相見まえるには庭を突破し、テンプルまで辿りつく必要がある。人の気配は無いが、侵入者対策の罠のたぐいが仕掛けられている可能性が高い。(ファイト・イッパツ!)切り抜けろ!ゴッドブラッド!!

◆ルール説明

こちらのルートでは、合計して「10マス」の移動に成功する必要があります。

まず移動前に【ニューロン】で難易度:NORMALの判定を行ってください。成功した場合、移動先の罠の位置に感づくことができ、罠の回避の際の難易度を-1します。失敗した場合は何もありません。なおめんどくさければ省略しても構いません。

次に移動を行います。何もなければ【脚力】の値だけ移動できます。例えば【脚力】が3のニンジャであれば3マス移動します。

ニンジャであれば移動前に『連続側転』の判定を行えます。【ワザマエ】で難易度:NORMALの判定を行ってください。装備やスキルなどによってこの難易度は変化します。
『連続側転』に成功した場合『回避ダイス』を2取得した上で、【脚力】の倍の数値の移動を行えます。もしこの判定に失敗した場合は移動に失敗してしまいます。

移動後(移動に失敗した場合、10マス移動に達成した場合も含む)、罠の『回避判定』を行います。まずダイスを1つ振り、出た目に応じた罠の回避を行ってください。

1手目 

ニューロン判定、 5,5,1,4,1,1成功
連続側転、5,1,2成功 4進む 残り6マス
イベント:1.串刺し落とし穴だ!
『回避判定』難易度:NORMAL、失敗した場合ただちに【体力】に2のダメージ

一歩踏み出すと途端に足元が崩れる!侵入者向け落とし穴トラップだ!「イヤーッ!」咄嗟にジャンプ!電撃的ニンジャ反射神経の前にこの程度のトラップはカカシだ!

回避、5,1,2,3,、成功

2手目

ニューロン判定4,3,3,4,5,2 成功
連続側転3,6,1成功 残り2マス
イベント:5.赤外線センサー式ボウガンだ!
『回避判定』難易度:HARD、失敗した場合ただちに【体力】に2のダメージ

「ピガー!」着地した瞬間、再びトラップ!草陰からボウガンが飛び出す!「ヒヤリ!ハット!」ギリギリで上体を晒す!ブリッジ回避!ボウガンはゴッドブラッドの数センチ上を通過!当たらなければどうということはない!

回避:5,1,2,3、成功

3手目

ニューロン判定4,2,5,4,5,6、成功 もう最後なので通常移動だ
イベント:3.吸血ヒルの沼だ!
『回避判定』難易度:NORMAL、失敗した場合ただちに【精神力】に2のダメージ

そのままトラップ地帯を走り抜けると、眼前に巨大な壁が!テンプルの壁だ!「ヤッタ!」しかしテンプルの外周には堀めいた池が!しかしゴッドブラッドは立ち止まらず池のギリギリまで駆け抜け…「イヤー!」大ジャンプ!そのまま真っ直ぐにテンプルまで飛んでいく!………。

回避:2,2,5,2、成功
終了:万札:5ゲット→所持万札−7

◇テンプル内部

「ふぅ…なんとかついたわね」塀を飛び越え着地したゴッドブラッドは靴に張り付いたヒルを引き剥がす。流石に一気に飛び越すのは難しく、一度着水してしまった形だ。「しかし恐ろしいお寺ね….こんなトラップまで仕掛けているとは。これはヨロシサンのバイオヒル…やたら多いクローンヤクザといい何かあるのかしら?」泥をしっかりと払うと、一礼してテンプルの内部へとエントリー。サクラはもうすぐそこだ。

玄関から入ってすぐの案内板で現在地を確認する。どうやらこの道を真っ直ぐに行くと本堂、右に行けば倉庫、左に行けば事務所のようだ。いずれかを通り抜けるか、屋根の上を飛びわたるかすればサクラのある庭園だ。

中央のテンプル本堂を進む
右側の倉庫を進む
左側の事務所を進む
屋根の上へ登る(実行前に【脚力】で難易度:EASYの判定を行う。
        失敗した場合は他のルートを選び直すこと)
1d4=3 左側の事務所へ!

「う〜ん。正直言ってきな臭い案件ね。件のサクラ、何かある気がしてならない。ミコーにでもお話を聞いてみましょうか…」ゴッドブラッドは慎重に左の廊下を進んでいく。やがて奥ゆかしいショドーで「ジムショ」と書かれた表札を発見した。

テンプルの事務所には人の気配がする……。開いているドアから見れば、生真面目そうな黒縁メガネをつけ、ミコー装束を着た若い女性がUNIXで何かを打ち込んでいる。残業中のミコー・オーエルだろうか。

ミコー・オーエルは時折「もうやだ帰りたい」「出会いが欲しい」などと呟いている。「ブラック労働!どこも大変ですね」宿直のミコー位はいると思ったが労働中。果たして応じてくれるだろうか?

そっとしておく:何も起きません
話しかける:情報が手に入ります
攻撃する:邪悪な行為です!

ここは話しかけてみよう

「まぁいざとなったら気絶でもして貰えばいいでしょう!最悪ニンジャの正体を明かせば前後不覚で忘れてくれるでしょうし!」ゴッドブラッドはしめやかに事務所にエントリーした。

「ドーモ」「エッ、ドーモ。何かご用事でしょうか?」ミコー・オーエルはゴッドブラッドにアイサツを行うと、UNIXで手早く操作を行った。どうやらロックを掛けたらしい。(おや、見た目に反して抜け目ない)話ついでに、こっそり生体LAN端子を繋いで情報を取ってやろうと思ったがあてが外れた。是非もなし、やることは変わらない。

「スミマセンね。夜の拝観に参ったのですが、幾つか聞きたいことがありまして。お時間いただいても?」「ハイ、勿論ですよ。その為にいるんですから」オーエルはイスを立ち上がると来客用の机に案内し、いそいそとチャを入れてきた。サビ残をジャマされてもこの親切さ。好感が持てる。「さて、何をお聞きしたいですか?」

以下を選んで情報を得られます。どれも1回ずつ実行できますが、その際に【ワザマエ】で判定を行い、失敗した場合は何も情報を得られません。

テンプルについて聞く:難易度:EASY
サクラの木について聞く:難易度:NORMAL
彼女自身について聞く:難易度:HARD
オイランに興味はないか聞く:難易度:U-HARD

◆テンプルについて聞く

4,2,1,、成功

「このテンプルはもともとは近隣の方々にもオープンだったのですが、タダオ=サン……テレビなどでも有名なボンズの方と契約してから、すっかり変わってしまいました。お金を払ってくれる人とばかり付き合うようになって、警備のためにおっかない人たちも雇ってますし。……あれ? じゃあ、あなたはどうしてここに……まぁ、いいですけど」

彼女は過労が溜まった目で受け答えする。意識はハッキリしているようだが精神が少し鈍くなっているようだ。(この分ならもっと色々聞き出せそうですね…)ゴッドブラッドは抜け目ないニンジャの目を光らせた。

「テレビといえば、ドオヤマ=サンという方が近々このテンプルでお花見を行うというニュースは見ましたか? その準備のためになかなか帰れなくて。どうせ私はお花見には参加できませんし……」彼女はストレスが溜まっているようだ。愚痴に付き合ってやれば、心を開いてくれるかもしれない。

他の会話の難易度をすべて-1します。

◆サクラの木について聞く

4,5,2,、成功

「あのサクラは、元はどこかに植えられていたと聞いていますが……サクラってあんなのだったかなぁ、とちょっと思う時があります。何か不自然というか……なんだか不気味なんですよね」 彼女は訝しんでいる。

話を聞きながらゴッドブラッドは情報を脳内で整理していく。(大体わかってきましたよ…)十中八九、メガコーポかニンジャ組織絡み、それも多分ヨロシサンだ。恐らくあのサクラもマトモな代物ではあるまい。注意して接する方がいいかもしれない。

本シナリオのボス戦で使える『即応ダイス』を2個獲得します。

「あ、そうそう。うちのサクラに限らず、サクラの木って燃えづらいらしいですよ。サクラの木のチップが燻製に使われるのも、燃えづらいからだそうです。あんな木ガソリンかけて燃やしてやらぁ!!」「えっ」「……と思ったこともありますが、あんまりうまくいかないかもなのでやめました」ゴッドブラッドは聞かなかったことにした。

◆彼女自身について聞く

1,5,4,成功

「あ、自己紹介が遅れました。サチと申します。……あの、私と話していてそんなに楽しいでしょうか?」「楽しいですよ。丁寧で親切、どことなく気品もある。思いがけず良い出会いをいたしました。」「そ…そうですか?えへへ…嬉しいですね…」

ゴッドブラッドはサチがわけてくれた夜食のスシを食べながら、彼女としばし歓談した。思いがけずに楽しい時間だ。周囲には隠しているが、自分としてはキョート人よりもこうした人情と逞しさが同居したネオサイタマ的な人物の方が好ましい。良いクールタイムを得た。

【体力】と【精神力】が1ずつ回復します。どちらも満タンの場合はシナリオ限定アイテム『夜食のパックド・スシ』を1個手に入れます。
夜食のパックド・スシ:
【体力】2回復、使い切り、スシ、シナリオ終了時に失われる

◆オイランに興味がないか聞く

3,3,6、成功

長々と話しているうち段々とサチのことがわかってきた。気が利いて親切、肝っ玉も愛嬌あって、しかも抜け目ない。(これは…中々逸材では?)どのみちこのテンプルは自身の任務が成功すれば多かれ少なかれゴタゴタを受ける。停まれば彼女も苦労するだろう。少々出し抜けでシツレイだが、自分にとっても彼女にとっても世界にとっても、今行動すべき時!ゴッドブラッドの決断はハヤイ!「貴方…オイランに興味ありませんか?」

「ア、アイエエエ!? は、破廉恥な……!」サチは大いに顔を赤らめた! しかし、ゴットブラッドの恐るべき話術により興味を示してしまっている……! ゴッドブラッドはオイラン契約について説明を行った。「貴方には才能がある!私が掛け合えば安全な店に仲介してもらえる!猥褻もない店も選べる!キミはスゴイ、むしろならないと罪!世界的恐慌!タイヘンだ!……」さながらネオ・カブキチョを牛耳るブラック・スワン・スカウティング・クランが如し!

「……よろしくお願いします……」ゴッドブラッドは見事オイラン契約を果たした! この日生まれたミコーでありオーエルでありオイランであるネオ・カブキチョの生ける伝説については、またの機会に語られるだろう……!(あぁ、奉仕させるモータルの世界に逆に奉仕行動を……まぁ高貴なものの義務とでも思っておきましょう)とにもかくにもゴッドブラッドは会話を終え、先に進むことにした。思わぬ時間を食った。先を急がねば…。

【万札:10】を獲得します 所持万札3

◇サクラの木

廊下を抜ければ広い庭園、白い砂と飛石で構成された空間。件のサクラはその真ん中に異様な存在感で立っていた。木は満開の花を咲かせている。木の周りにはチャカ・ガンで武装したクローンヤクザが2人。サクラに近づく者を情け容赦無く射殺するのだろう。(違和感があるわね…)ゴッドブラッドは遠方からじっくりサクラを観察する。

ニューロンnormal、5,1,3,3,5,5,、成功

ゴッドブラッドはふと今朝のニュースを思い出した。ドオヤマは一週間後に花見を予定しているが、サクラは満開になってから一週間ほどで散ってしまうものだ。これでは花見の頃には既に花が散ってしまっている。それどころか、あのサクラは花が今もなおまったく散っていない。テンプルの庭には花びらの1つも見当たらない。一点の汚れもない白砂の砂漠に桜色の色彩が下品なまでに目立っている。

『即応ダイス』を1つゲット

「まぁ、まずはヤクザからね。さっさと潰してしまいしょう。」ゴッドブラッドはそのまま飛び石を進む。当然クローンヤクザ達は訝しみ、警告する。「お客さん、ここは立ち入り禁止ですよ。」「そこ踏み越えれば打ちます。」

「ドーモ、ゴッドブラッドです。本日はサクラに放火しにまいりました。」「……ダッテメコラー!」「発狂フリークコラー!!」クローンヤクザはゴッドブラッドを単なるヨタモノと判断、チャカガンを抜き放った!

戦闘開始

1ターン目

カラテミサイル5,1,4,5,2,成功 精神力5 
クローンヤクザ二体とも体力1

「ニンジャを舐めない方がよろしくてよ…」ゴッドブラッドは銃弾が打たれるより早く掌を爪で裂いて出血させる!ジツの予備動作だ!「イヤーッ!」キアイを入れると血液が爆散!白色の電撃がクローンヤクザ達を襲った!デン・ジツ!「アババー!?」「アッハッハ!あっけない!」

肉が焼き焦げる音!倒れ伏す二体!それを見下すゴッドブラッドが不遜に笑った次の瞬間、ヤクザ達は上体を起こし発砲した!「アイエッ!?」ギリギリで上体を逸らし回避!「おかしいわ!クローンヤクザなら一撃で死ぬはずよ!?」

2ターン目

回避6,2,3,2成功 
スリケン6,5,3,  クローンヤクザ 撃破

3ターン目

回避4,3,1,3成功
スリケン5,3,1 成功 クローンヤクザ撃破

そのまま半立の姿勢でクローンヤクザ達は発砲を続ける!「アバッコラー!!」「イ、イヤーッ!」ゴッドブラッドも何とかスリケンを投げ返して銃弾を弾き落としてクローンヤクザ達にとどめを刺した!ユダン!

戦闘終了

「フー、ブザマを晒してしまいましたね…」スーツのタグを見れば見慣れない型番、もしや、ヨロシサン製薬が営業をしかけていると聞く新型クローンヤクザであろうか?今はまだソウカイヤ上級ニンジャなど一部にしか出回っていないと聞くがなぜここに?「やはり何かありますね…さて、サクラ本体はどうしましょうか?とりあえずジツでも当ててみて…」その時!

(……イヤーッ!)「!!」奇妙にくぐもったカラテシャウトと共にサクラの枝がねじれたランスじみてゴッドブラッドに襲いかかった!

回避hard、即応ダイス1使用4,3,5,3,3、成功

「イヤー!」電撃的にブリッジ回避!……ナ、ナムサン!読者の皆様は刮目せよ!サクラの木から伸びる太い枝が、サクラが自らゴッドブラッドを攻撃したのだ!1本ではない、すべての枝がざわめく!おお、見よ!その幹は人間の顔めいている……そして、幹は言葉を発した!

((……ドーモ……リビングツリーです))アイサツ!サクラの木はアイサツを行った!ニンジャであるからにはアイサツにはアイサツを返さねばならない。「……ドーモ、ゴッドブラッドです。まぁこんなとこだろうと思ってましたよ。ニンジャだったとは驚きですが」

リビングツリーは訝しげにゴッドブラッドを睨みつける。((知らぬニンジャ…侵入者か?老いぼれ…住職の…さしがねか…?どちらにしろ生きてはかえさん…))「意外と饒舌ですね、お焚き上げすれば心地よい音を鳴らしそうです。貴方の汚らしい顔面を黒焦げにしてやりますよ!」((やって…見せろ…))

サクラの木……いや、バイオニンジャ・リビングツリーはもはや明確な敵意を向けている……!マッタナシ!この怪物を……倒せ!

イクサ開始

リビングツリーの【体力:8】を0まで削れば 勝利

1ターン目

カラテミサイル4,2,1,6,6,成功 残り精神力4  リビングツリー残り体力6

「木ってのは大人しく雷に打たれるものですよ、イヤーッ!」ゴッドブラッドは未だ血の滲む掌の傷口からデンジツを発射!ざわめき束ねられ、恐るべき打擲武器を生成しつつあったリビングツリーの枝花を吹き飛ばす!((アバーッ!?))「どうやらその場からはおいそれと動けないご様子。サンドバックですね!」

リビングツリー行動 
6.クローンヤクザ出現
「スッゾ!」テンプルからクローンヤクザが1体出現! 君めがけてドス・ダガーを構えた!
クローンヤクザを1体追加
クローンヤクザ攻撃
回避2,6,3,6,、成功

((ならば…動けるものを…呼べばいい…イヤー!))リビングツリーは自身の根元に枝を突っ込むと、人型の樹根塊を引き摺り出した!「スッゾ!」手足が飛び出す!根に包まれたサクラゾンビークローンヤクザだ!コワイ!((我が肥料よ…戦え!))「まぁ悪趣味な…」ゴッドブラッドは顔を顰める!

「アバッテナコラ……アーッ!!」サクラゾンビーは自身を包む根を引きずりながら脅威的速度でゴッドブラッドに迫る!バイオ狂走エキスだ!「アマイ!」ゴッドブラッドはゾンビーのドスダガーをバックステップで回避、ジツ発射の距離を稼ぐ!  

2ターン目

カラテミサイル6,4,3,6,3,精神力3 クローンヤクザ死亡 残り体力5

「何人こようが、同じこと!イヤーッ!」ゴッドブラッドの掌から電撃が再び発射!毛細血管じみて枝分かれした白色電撃がサクラゾンビーとリビングツリーを同時に貫く!「アバー…!」((グワーッ!?))ゾンビー死亡!リビングツリーの顔面が黒焦げに変わる!

リビングツリー行動
4.花粉攻撃
リビングツリーは花から花粉をバラ撒いた! 吸ってしまうとしばらく行動に支障が出てしまう!
『回避判定』を行ってください。難易度はHARDです。
失敗した場合は次のリビングツリーの攻撃が終わるまで『回避ダイス』が1つ減ってしまいます。
回避4,5,3,1、成功

((オノレ…我にも遠距離攻撃くらいは…ある。イヤー!))リビングツリーの枝から黄色の噴煙が上がる!有毒花粉攻撃だ!((イヤーッ!))さらにリビングツリーは幹を振るって風を巻き上げた!花粉煙がゴッドブラッドに襲いかかる!

「なっ!?イヤーッ!」ゴッドブラッドは咄嗟に白砂をケリで掘り上げその中に潜り込む!ドトン!((ククク…ブザマだな…モグラじみて…))リビングツリーは黄色に染まった庭園を嘲笑する…。花粉煙はその場に滞留し続ける!砂の中でゴッドブラッドは悶絶!(モゴゴゴ…いつになったら晴れるのよ!)

3ターン目

スリケン2,6,2, 成功 体力4

数十秒後!…花粉煙は風に運ばれ庭園の白砂が再び見え始めた。((フフフ…そろそろ死んだか?))勝利を確信したリビングツリーが身を前方に乗り出したその時!「イヤーッ!」((グワーッ!?))リビングツリーの顔面にスリケン!砂から瞬間的に立ち上がったゴッドブラッドの攻撃だ!「フー…汚れたね。ウドの大木と思って油断しました。」砂を払いながら悠々立ち上がるゴッドブラッド!

◆リビングツリーの【体力】を4以下にした
行動パターンが変化する。

((フー、フー!))傷ついたリビングツリーの全身が激しく揺れる!ゴッドブラッドの猛攻に生命の危機を感じ取る!多少無理をした攻撃をせねば勝てないと確信したのだ。周辺のアトモスフィアが歪む……!((おのれ…生かしては返さぬぞ!))

リビングツリーの行動
7.樹液攻撃 

リビングツリーは口のような幹から樹液を吐き出した! 強酸性の樹液は触れればバイオマンモスですらドロドロに溶かしてしまう!
回避1,1,4,5成功

「ゴボー!」リビングツリーは突然口らしき器官と吹き飛んだ枝葉の傷口から鮮血めいた赤色の液体を噴出!強酸性樹液だ!「イヤーッ!」ゴッドブラッドは吐きかけられる幾本もの樹液ブレスをその合間を踊るように縫い飛んで回避!「範囲が見え見えですのよ!」

4ターン目 

アトモスフィアhard
カラテミサイル5,5,4,5,1 精神力2 体力2
リビングツリー
6.クローンヤクザ出現
「スッゾ!」テンプルからクローンヤクザが1体出現! 君めがけてドス・ダガーを構えた!
クローンヤクザを1体追加してください(戦闘開始時は0体で、この出目以外で増えることはありません)
回避2,5,2,4、成功

((ヌ…!ヌオー!!))怒りに顔を歪めながら絶叫するリビングツリーは残された枝葉と根を地面に突き立て、大量のサクラゾンビーを掘り起こす!ナムアミダブツ!ゾンビー群の中にはヤクザだけでなく、ミコーやポンズ、観光客らしき姿まで!なんたる残虐!リビングツリーは住職を脅して貪欲に生贄を捧げさせ、自身のサクラの糧としていたいたのだ!

「なんと…意地汚い…同じニンジャとして恥ずかしい!あなたにニューワールドオーダーを生きる資格はないわ!」((ダマレ!者ドモ…ヤッツケロー!!))リビングツリーの号令で一斉に襲いかかるゾンビーの群れ!如何にニンジャといえども対処しきれる数ではない!

迫り来るゾンビーの群れに対しゴッドブラッドは…逆に突撃した!「イヤーッ!」「アバー!」前方の一体を足場にしてジャンプ!同時にリビングツリーが放っていた枝攻撃をも蹴り渡り…リビングツリーよりもさらに高き空へ!((何をする気だ!?))ゾンビーとサクラを眼下に眺め、ゴッドブラッドは不敵に笑う!「ここからなら…やれますね」

5ターン目

カラテミサイル2,1,5,2,5 精神力1 残り体力0

空中のゴッドブラッドは落下しながら鋭いネイルで両腕の掌を傷つけ血液を大量に出血させた!「イィィィヤァーー!!!」そしてそのままアームハンマーじみた構えで渾身の電撃をリビングツリーの顔面に叩き落とす!((アバー!?))今夜ひときわ強烈な赤色電撃がリビングツリーに直撃!リビングツリーの巨大な胴体が真っ二つに引き裂かれる!サツバツ!((アババババー!?))悶え苦しむリビングツリーの断面から緑のバイオ血液が飛び散った!

「「アーバー!」」さらリビングツリーが呼び出したゾンビー達が火花で燃え出し、根を伝ってリビングツリー本体にタキギじみて炎を巻き上げた!ここまで勢いがあれば如何に燃えにくいサクラといえども火に包まれる!インガオホー!((アババー!?))リビングツリーは血のような紅蓮の炎に包まれ絶叫しながら壮絶に爆発四散した!「サヨナラ!」

勝利!クローンヤクザは撃破したことに

戦闘終了

ゴッドブラッドは着地してザンシンする。爆発四散の煙を上げ、切り株じみて残存するリビングツリーの幹の下部に動きはない。通常のサクラならともかくソウルが爆発したのだ。もはや生きてはいまい。

既にサクラゾンビー達もその行動をやめ唯の死体となっている。「ナムアミダブツ」少なくともこれで任務は完了だ。一瞬このテンプルに残された住職やポンズのことを思ったが、モータルの行く末など本来気にするようなことではない。

しかしリビングツリーの言葉からして住職がこのサクラを嫌っていたのは事実のようだ。まぁ悪いようにはなるまい。それに責任をとるなら寄贈したヤクザクランだろう。「もしかしたら計らずとも人助けになってしまったかも。まぁ関係ないわね。帰りましょう」ゴッドブラッドは踵を返しアジトへと戻っていった。

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翌日!ネオサイタマ駐屯ザイバツ本拠地ラクシャージ・テンプル。ゴッドブラッドは指揮官ニンジャ、ワイルドハントに呼び出された。巨大な仏殿の内部にはテンプルに駐在するワイルドハント直属の部下達が並んでいる。「ゴッドブラッド=サン、今回はよくやってくれた。今後も精進せよ」「ハイ!」ドケザ姿勢で応えるゴッドブラッド。

「これはつまらないものだが褒美である」奴隷オイランが運ぶは数枚のコーベイン。「いいえ悪いです」「そう言わずに」「…わかりました。ありがたく頂戴いたします」いきなり褒美を受け取ってはシツレイにあたる。一度固辞して奥ゆかしさを示すのだ。ゴッドブラッドは褒美をしめやかに受け取った。

◆A
君はザイバツのハナミへ出席が許された。
「よくやってくれた。今後も精進せよ」ワイルドハントからボーナスだ!
【万札:10】と【名声:1】を獲得してください。

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「ハッハッハッ!しかし凄いなゴッドブラッド=サン!まさかラクシャージ・テンプルの花見にまで誘われるとは!人脈は作れたか?」アジトの応接室で報告を受けたマシンブレードは上機嫌だ。上層部としてもニンジャがいることは予想外で追加の褒美をもらえた形であり、弟子の実力が高く評価されたことが嬉しいのだ。

「まぁ一応。中々たいへんでしたよ。緊張して」「ホォー、そんな褒美が?ワシも行けばよかったかのぉ…?」ソファに寝っ転がって呟くカエルバラのニンジャはトードベリィ。人脈を使って今回の任務を回避したニンジャだ。「うるさいですよ。そもそもこんな任務に一人で行くことになったは貴方のせいです!」

「ハハハ、すまんすまん。ワシはあまり荒事は得意ではない!埋め合わせはまたいずれな!」「もぉ…」「まぁまぁ落ち着きたまえ!簡単なものだが私からも祝いのカイセキを用意してある。和室でもう一度宴だ」「「ハイ!」」

慌ただしく食事の用意をしながらゴッドブラッドは今回の任務を反芻する。(まだまだザイバツ内での出世は始まったばかり、この新天地で更なる成長、そして新世界秩序への貢献を!)若いアプレティンスの冒険は未だスタート地点、ザイバツという伏魔殿で彼女がどこまで生き残るかは…まさに神のみが知ることだろう。

【ブラッドサンダー・ティアーズ・チザクラ】終わり

◆余暇

万札13  名声2に
・余暇1 カラテトレーニング、万札3 5成功 カラテ3に
・余暇2 ニューロントレーニング、万札6  2,3成功 ニューロン5へ
・余暇3 カラテトレーニング、万札3 4成功

画像2


◆ゴッドブラッド (種別:ニンジャ)  DKK:0  名声:2   所属:ザイバツ
カラテ    4   体力   4
ニューロン  5  精神力  7
ワザマエ   3  脚力   2
ジツ     1  万札   1
攻撃/射撃/機先/電脳  4/3/6/7
回避/精密/側転/発動  5/3/3/6
即応ダイス:5 緊急回避ダイス:0
◇ジツ
『☆カラテミサイルLV1』
◇サイバネ
▶︎生体LAN端子LV1
◇スキル
『◉◉忠誠心:ザイバツ』『◉知識:ストリートの流儀』
◯生粋のザイバツニンジャ

そこそこ強くなりました。次に動かすのがいつになるかは分かりませんが、今のところpc中では唯一のチームを組んでいるニンジャなので色々動かし甲斐がありそうです。それではまた次のリプレイでお会いしましょう。






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