苦しみの人生を変える。

それが本当か噓かはどうでもいい。
私は小林正観という人の本を読んで人生が変わった。もし、この人の本に出合わなければいまだに苦しんでいただろう。

小林正観さんの教え


競わない、比べない、争わない「きくあ思想」。恨まない、憎まない、呪わない「うにの誓い」。不平・不満・愚痴・泣き言・文句を言わない「五戒」。いいと思っていること、悪いと思っている事、なにもない出来事全てに感謝ができるようになる。出会う全ての人を受け入れ心の扇を広げる。掃除、笑い、感謝をする「そわか」。自分の今にただ足るを知る。悪魔の構造を知る。過去、未来、現在を受け入れる。ただ淡々と事をこなし生きる。これらの教えは世の中を生きる上の過程で一部の人にしか出会うことがない「超実践の方法」だ。そしてそれをやろうとする人間は「人生に焼きが入った人間のみ」だと思う。地獄の底でドロドロのマグマに煮詰められた人間が自分を心の底から見つめなおす時、みえてくるものだと思う。

人生に焼きが入った人間

人生に焼きが入った人間は話していると分かる。もう、これ以上はないという苦しみの中で自分の我と正面で向かい合い、自分の我に気づき、自分を認め、受け入れ、許し、愛することができた人間なのではないだろうか。それはそのまま自分以外の人間にも当てはめることができる。

例えば、自分は許せるが、人は許せない。こういう時は結局自分を本当に許せていない。何か説明を受けて「分かった?」と聞かれて分からないのに「分かりました」と言った。自分の理解度が低いことを知られたくないからだ。分かりませんといったら怒られる。もしくはとても不機嫌になるかもしれない。そんな妄想で心をすり減らす。

自己啓発本やセミナーに行き自分を見つけようとするが見つからない。なぜなら自分は今ここにいるからだ。その自分に目を背けている限り、いつまでも自分を受け入れることはできない。こうじゃなければだめだ、こうならなければいけない。それが苦しみを生み、心を傷つける。

ではどうすればよいか

今までの現実の観方を変えることを提案する。最初に書いた教えを実践するだけで、観方は変わる。一番すぅっと身体に入ってくるのはやはり小林正観さんの言葉だろう。YouTubeで動画を検索すればいいし、もし興味があるなら本を手にとっても良いと思う。ただし、あくまで自分は自分。全てをそこに頼るのでなく、自分で考え、自分で実行し、自分で評価し、自分で気づく。これは違うと思ったら取り入れない。これはそうだと思ったらやってみる。それを忘れないでほしい。そのほか、八正道、禅、老子等あなたの生きるヒントになる本はたくさんある。でもあくまでも、自分の血や肉として智慧をつけてほしい。あと気功と武術もよろしく。


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