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ひとりごと わたしごと

親と一緒に寝た記憶がない
思い出せるのは 小さな自分の部屋に
薄い布団をひいて、ちんまりしている様子
なぜか冷蔵庫と本棚などが置かれており
それらが自分の仰向けになった視点に迫り来るようだったのを覚えている

寂しいというよりは その様子がとてもデザイン的で
タイムマシーンに乗った時の流動性の背景に似ていたものだから
寝るときはどこか異次元に行ってしまうような気がして
楽しくもあり恐怖でもあった

わたしには父がいない
母との関係は あまりいい方ではないと思う
どうしてもぶつかってしまう時がある
優しくなれず 許せないことが多い
しかし 年々母に似てきた
声も形も

それが嫌なわけではない
反対に好きなわけでもないが
無関心ではいられない
どうしても わたしのセンサーのどこかしらに
小さな引っ掛かりを感じてしまう
もう40を過ぎたのに
まだそんなことで煩わしさを感じてしまう

それでもどうしても 自分らしさでいっぱいの人生にしたいから
こういうことから始めていこうと思い
noteに手を出してみたわけだ
何か変えたいと思っているわけだ

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