情報リテラシー論 5

授業でまず始めにみたのが
指の先にセンサーのついたキャップを付け、画面を指差すだけで自由に絵が描けたり、ネットに繋いで画面を動かすことができる技術を紹介した動画。他にも新聞から天気予報をLiveで見れる技術など、様々なノウハウを提案しているインド人男性のプレゼンテーションの内容でした。
より人間らしく生きることを目的としてこのノウハウを積極的に世に出すために紹介したそうです。

ガラゲーからスマホに変わっていく時期に、スマホに対してあまり良くない印象を抱く女性が多かったそうです。
理由は、ガラゲーの蓋を閉じたり開いたりとパカパカできなくなってしまうからだそうです。メールの着信音がなっても開くまでは誰から送られてきたのかわからない。そういったワクワク感を大切にしていた人がいたようなのです。
たしかに、私もスマホは手帳型を好みます。
パカっとする感じと音が私も好きですし意図せずこだわりが生まれていることもあるのだなと思いました。
ガラゲーかれスマホに乗り換えた人はフリック入力に慣れるのが大変なんだそうです。
たしかに、今までボタンを連続で押すことで文章を作っていたのがいきなり左右上下にフリックして文章を作るのは困難なのではないかと思いました。


スマホの中でもAndroidはアプリケーションが特に多いのが特徴です。Androidでは審査がなくすぐに通ることが理由です。
ですが、審査がないということは危険なアプリもどんどん取り入れられていくことになります。そのため、Androidではセキュリティアプリが必須なんだそうです。
反対に、Appleでは厳しい審査を通れないとアプリを出すことができません。安全面が確保されることは良いですが、審査を恐れて人が減ってしまう。反響力が半減されるといった難点も含まれるため、どちらを利用するかは私たち個人の価値観から選択すべきなのではないかと思います。
ちなみに私は安全面の方を重視したいので、Appleをこれからも使っていこうと思います。

スマホの中でも、若者は断トツでiPhoneを利用しています。とくに16〜18歳の女性は9割もの人がiPhoneを利用しているそうです。
たしかに、高校時代の友達はほとんどiPhoneでした。これはなぜなのか。講義中に先生は男性に対抗しているからでは?と述べられていましたが…
私はCMがiPhoneが多いから。Appleのロゴが可愛らしく親しみやすいから。通信速度が早いから。みんながつかっているから連携しやすい。といった理由があげられるのではないか?と思います。とくに世代だったiPhone 6sや8はスマホのデザインが可愛らしくて人気がありました。

2007年に初めてiPhoneを作ったAppleがスマホ対応をしたのは2014年のiPhone 6が発売された時期だったそうです。
何故ここまで時間が空いてしまったのかというと、Appleの創始者であるスティーブ・ジョブズがスマホ対応に最期まで反対していたからだそうです。
スマホ対応がされたことにより、今までのパソコン画面、テレビ画面のようなヨコの文化から一転、革新的なタテの文化へと足を踏み入れることになりました。

…ちなみに、スマホの持ち方もiPhoneが大型になるにつれて変化してきました。
自分の利き手と逆の手でスマホをいじる人はスマホ依存症の疑いがあるとのことです。でも手帳型を使用している人は、右手でスマホを持たないと、手帳部分が邪魔をしてスマホを持ち上げることができないので、左利きの人で手帳型を使うと確実に依存症の疑いに該当してしまうのでは?と思いました。
私も左利きです。手帳型は左手では持てません…依存症になりやすいということでしょうか…気をつけないといけませんね。
それにしても、講義中に出てきたように、スマホを開発する側がスマホに依存している人に合わせて形やボタンの位置をデザインしているのだとしたら、使いやすさだけを求めて設計し、依存症へと促していることになるのではないか?と思いました。利用者側のこちらも、使いやすすぎるデザインに惑わされないようにする力が求められると思いました。

青い字で下線のリンクが表示されていると、そのリンクに飛ぶことができると無意識にクリックしてしまうという暗黙の了解や、広告バナーが立体感のあるボタンのようなデザインになっていると押したくなったり。とUIデザイナーが人々の潜在意識を利用したものが多いなと感じました。リンクの幅が小さく、指が太い人だと一発で押すことができないという問題点も解決されていくのではないかと思いました。

パソコン時代のキーワードは
『いつでも』
『どこでも』
『誰とでも』
というもので、複数の人が固定された機械を共有して使うというのが一番の特徴でした。

スマホ時代のキーワードは
『今だけ』
『ここだけ』
『あなただけ』
というものです。自分だけのものとして持ち運んで使うことができる端末というのがパソコンとの一番の違いです。

20代〜30代の女性はスマホの検索数がパソコンを上回ることから、この世代向けの商品はスマホでアプローチするのが効果的なのだそうです。ターゲットがどこから情報を得ているのか探ることで、よりターゲットに認知してもらいやすくなる良い方法だなと感じました。


パソコンのみの検索ワードが半減し、スマホのみが7割に増加しています。
パソコンのみで検索されるワードには、スマホが不具合を起こした時の対処法や、『ダイエット方法』といった具体的なワードが含まれているのでは?という考察がされました。
スマホであれば、『ダイエット 方法』と調べるよりも『痩せたい』と要求をそのまま話し言葉のように検索する傾向があるので、とても納得しました。

Twitterのユーザーによってハッシュタグが提案されたことにより、検索しなくても投稿に関連があり気になったものをより手軽に調べることができるようになりました。
どんどんスマホで簡単に様々な知識を取り入れられるようになった事で、現代人は暇なときにはいつでもスマホをいじるようになりました。そのため、元来暇つぶしに愛されてきた飴やガムの売り上げが下がっているそうです。
たしかに、まだスマホを持っていなかった小さい頃は私もガムをよく噛んでた記憶があります。(^^)

最後に。Twitterなど、自分の考えをパッと書いてパッとツイートするような文化が芽生えたことにより、現代人は深い思考力が失われてきているという問題を抱えています。
短文で自分の考えを小出しにしていくのではなく、考えを溜め込んでいく習慣をつけていくことが解決策になると思います。
また、ツイートするばかりではなく、手帳に考えをまとめていくのと効果的ではないかと思いました。


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