見出し画像

なぜ私のiPhoneはいつも失くなるのか!?~決まった場所にiPhoneを戻せるプロセス~

先日、夫と「やらないことを決めるのは大事だよね」という話をしていました。そこで夫に”やらないリスト”に入れたいことはあるかと尋ねると、食い気味に「妻のiPhoneが失くなる度、妻のiPhoneに電話をかけ、最終的に一緒に探すという一連の行為」と返されました。「もぉ!そういう話ししてないよ!ウケる!」と笑いながらツッコミを入れたのですが、彼の眼が結構真剣だったので、一度きちんと考えてみようと思いました。

「置き場所を決めて使い終わったら戻せば良いだけじゃん!」と言われましたが、正直そんなことは30年くらい前から知っているんだよ。どちらかというと、娘(6歳児)にも毎日のように教える立場でさえあるのだよ…と思ってしまいました。生意気すぎますが、その上「”置き場所”は既に自分の中で決まっているしね。あとは戻すだけなので、簡単っ!」とさえ思い一先ず実行してみることにしました。

そこで、実行に移そうと思って初めて気づいたのですが、実は置く場所の定義がめちゃくちゃ曖昧で分かりづらい。迷うのです。

”置き場所”の決め方にもルールがある

そこで、失くさない人(夫)にヒアリングしてみるとかなり正確に定義していました。下記が比較した一覧です。

※(細かすぎて若干ひくな…)と思ってしまったのは本当にごめんなさい。

これを見て気づいたのですが、私はいままで”モノの置き場所を決める”というのを知っていましたが、決め方を知らなかったのです。ただ、それを理解した私はもう大丈夫です!出来るだけ具体的に”置き場所”を決定しました。あとは、その場所を意識して過ごせば良いだけです。

なのに、その後すぐにまた携帯が見当たりません。

気づいたらキッチンの洗い場スレスレという凄く危険な場所に放置されていました。確か料理をしててそのまま置き去りにしていた気がします…。

意識するのは”戻す場所”ではない。私に欠けている意思決定のステップ。

”戻す場所”に”戻す”ことを理解しているのに戻せないとしたら、それは「工程に何かしらの問題がある」と考えるのは業務コンサルタントとしては当たり前です。人を責めるな仕組みを疑え!は私の普段の合言葉です。(自分でも言い訳がましくて見苦しい…基本的には反省はしています。)

そこで、G(good=失くさない人)とP(poor=失くす私)の特性や傾向を明確にすることで解決させようと思い(GP分析)、失くさない人の代表として夫はもちろん、更に実妹(3番目)にもヒアリングを実施しました。

そうすると、彼らにはあって私にはない”指定の場所に戻すキッカケ(次の作業を始める前のトリガー)”というステップに気づいたのです。簡単にいうと「よし終わりにしよう!」という”意識”が全くなかったのです。「何それ?」だと思うので、せっかくなのでプロセス図にしてみました。

※ちなみに、◇マークは判断を表す記号です。

彼らには「見終わった」というのが”意識”としてあるのです。私は何も考えていないので携帯を見終わったという感覚が全くありませんでした。
まずは、「携帯を見るのを終わりにする」という意思決定が必要だったのです。きっと失くさない方からすると「大げさすぎじゃない?」と言われてしまうと思います。実際に失くさない人(夫&3番目妹)にヒアリングした際にも、彼らは自分自身でもそこに意思決定のプロセスが入っていることに気づいていませんでした…。ただ、私は気づいてしまいました!そして、もちろん実行してみました。

そうすると、途中から気づいたのですが今までの私は

どこに置いたか「忘れた」のではなくて、初めからどこに置くか「覚えようとしてない」

これに関しては、元々は失くす人の側にいてそこから卒業した3番目妹が「無意識に生活することを辞めるようにした」と言っていたのが妙に腑に落ちました。

結果的に、iPhoneを探すという時間は夫と私の人生の中から「やめること」ができましたし、メリハリをつけてiPhoneと関われるようにもなりました。

ただ、感想を延べると「結構疲れる」んですよね。ボケーとしてられないというか…そこら中で携帯触りっぱなしというわけにもいかなくなりました。(なんか、凄くダメ人間感が酷いです…)

とはいえ、自分の中で新しい気づきだったのでまとめてみました。

もう少し継続して、無意識にiphoneを戻せるようになれれば良いなぁと思っています。(笑)

(※あくまでも個人の解釈です)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?