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【VRChat】Quest単機勢初心者の居場所がない!?-復興プロジェクトを開始

【要約文】

  • ある日からMeta Quest単機使いの特に7月以降始めた人のパブリックな場とコミュニティがなくなったが、受け皿となる居場所が未だできていない

  • 原因は横に置く、現時点でも旧来に代わる場ができていない問題とできない理由が「気づき」レベルでも既存のQuestユーザにすらあまり認知されていないので広く知らしめたい

  • この状況を打破する施策として7つのアイディアとその実行を提言する

  • 独自に #JPQ という復興プロジェクトを立ち上げたが、可能なら協力者を募りたい、他の人が同様なことをやるなら合流・協力したい

2023年12月25日追記
現在、このプロジェクトは下記World「Quest駆け出し集会場」に集まるという習慣がついて安定しつつありますが、まだまだ知名度が低く、さらなる多くの方のご協力を必要としております。
Launch PadのWorldsを開き左上のSearch worldから「JPQ」と入力すると出てきます。
だいたい20時~24時くらいに人がいるようです。
居なくても待っていれば人が集まり始めます。
ぜひおいでください。

2023年12月27日追記
そのワールドについての記事を書きました

VRChatの日本人Questユーザの居場所がなくなり、2か月以上続いている

現状と未来の話をしたいので、原因となる過去の話は重要ではないので横に置いておく。
Questユーザの受け皿となれるワールドだけなら多分いくつかある。
Questの初心者向け定期イベントもすべて従前どおり行われている。
でも一向に新規の初心者を受け入れる場やコミュニティとしては一気に瓦解して2ヶ月経っても復活する気配がない。
Questユーザ向けの初心者イベントにたどりつく新規の単機ユーザは軒並み減っている。(4イベントで確認)
Quest勢の初心者案内人も初心者から「Questのユーザーが集まるワールドはどこですか?」と言われても答えられない。
その間にもわたしたち既存Querstユーザからも可視化しにくいバラバラのQuest単機初心者は以前のユーザよりVRChatの楽しさを見つけにくく定着しずらくなっている。

という状況が2か月以上続いている。

この余波はいずれ他のQuest定期イベントにも「新規参加者が流入しない」「Quest単機でVRChatを気に入ってVR生活を継続したり、PCVRの世界に移行する人」の減少もじわじわとボディブローのように招く可能性がある。

では? どうすればいいのか?
私なりに現状の周知と分析、考えた解法と提言までが本文の趣旨である。

Meta Quest2はSteamというプラットフォーム全体では執筆時点最新情報で約42%のシェアがある

初心者集会でQuest単機の初心者が非常に減少したことに気づく

新しい時代は、新しい世代が勝手に生み出していくと思っていた-「神の見えざる手」の幻想と過ち

VRChat日本人コミュニティの今までの歴史上4年以上ちゃんと人がいて機能する集会場というものは、ほぼなかったのだと聞いたことがある。
人が集まらなくなったり、更新作業が負担の作者都合で閉鎖したり。
すると必ず後継となる集会場ワールドが生まれ、新しい時代の人々が集い、旧世代はあまり新集会場に移行することはなく散り散りにそれぞれの仲間内とプライベートにこもる傾向がある。と、古参ユーザから聞かされていた。

QuestのVRChat世界も、市場原理のごとくそうなると思っていた。
4年以上続いた偉大な集会場ワールドの後継的集会場ワールドが生まれ新しい世代の新しい社会が新規に構成されていくのだろうな、と。
私自身も既存の集会場ワールドの後継を目指すワールドがそれこそ2桁単位で作られているのを、次の世代の物語の序章として見ていた。

私たちは私たちですでに居場所はあり、新しい世代が来たら今まで通り自分や他の方々が行われているQuest初心者向けイベントでもてなすだけ……
とかそこまで危機感もなく漫然と思っていた。

2023年7月の第2週。Quest世界で毎週必ず複数行われている初心者向けイベントを回っているうちに気付いてしまったのだ。
そして私は口にした。結果、みんな肌感覚で実感した。

「やっぱり、Quest単機の初心者がここ最近はかなり初心者向けイベントにたどり着けてない、よね?」

ご新規さまQuest日本人コミュニティーの崩壊、そして予想される余波

比較的初心者のQuestユーザは特定のワールドに集まり、そこで他のユーザと交流を持ち、いろんな情報やVRChat世界の雰囲気の一端を知り、そこからいろいろな場所やイベント、個別コミュニティーなどに旅立っていた。

特定ワールドという場を失っただけではなく、Quest単機勢初心者でも使いやすいエコシステムの崩壊を意味していた。

わかりやすく端的に要約すると
『Quest定期イベントカレンダー』が貼られていてQuestユーザがいるワールドにQuest初心者がアクセスができなくなったことが最大の原因である。

本稿執筆時点最新のQuest定期イベントカレンダー、作者はSaguzi(@394VR)氏

Quest集会場系ワールドは誰かが新しくワールドを作ってチュートリアルエリアを作り、Saguzi氏の『Quest定期イベントカレンダー(配布元)』や『VRChatイベントカレンダー(配布元)』のQuest版を貼って、自ワールドを広報すれば移行ができる?
と私自身も確証はないがそのようなワールドから新しい時代のQuestユーザのたまり場が数週間もすればできると思っていた。

しかしかつての特定のワールドに行き→ワールドに定着するなり通うようになる→そこで定期イベントカレンダーを見る→既存のQuest界隈の先住民からイベントの説明を受ける、という従来の強力なエコシステムの同様の新しい仕組みは生まれなかった。
では現状で何が欠けてしまった部分かというと。

1.[JP] Tutorial world で説明を受けたQuest初心者がかつてあったそのワールドにたどり着く。もしくはblogやYouTubeで紹介されたかつてあったそのワールドに行き、初心者案内を受ける。または自習する。

これは定番ワールド [JP] Tutorial world で運よく初心者案内をできる人に出会えた例。
ここで説明されても「かつては」Questユーザ向けの集会場ワールドを教えてもらえるのが常でしたが今は明確に自信を持って歴戦の案内人にもQuest向けに勧められるワールドがありません
Quest向きのTutorialがある集会所ワールドで行われる例、Quest単機だとそういうワールドにわざわざ移動する案内人さんもいたりしましたが、このプロセスも現在はほとんど失われています。

2.そして誰か来たら挨拶する、新人さんが来たら歓迎する(初心者案内されたかの有無を聞かれて、なければその場で誰かが案内する)、フレンドになってない人がいたらフレンドに比較的なってくれる(PCVR世界に比べて気軽にフレンドになる)、という文化があったのだけど継承されなかった。

写真は2022年1月29日、Quest単機初心者も大勢に囲まれてVRデビューのできる時代があった

3.そこで目にした定期イベントカレンダーについて説明を受ける、つまりは教えてくれる先住民が誰かしらいる。(いた)

上記のようなQuest向け集会場などにはQuest向けのイベントカレンダーや定期イベントカレンダーがあるので情報を得るのが比較的容易でしたが、そのワールドに行くプロセスが欠けました。
イベントカレンダーを見ていると、初心者向けのワールドを教えてくれたりおすすめを教えてくれる人もいました(今はQuest専門の初心者案内人の一部案内と初心者集会でしか見かけない光景)

という、わずか3項目が、されど「Quest単機の」VRChat初心者が定着するには大きな3要素がごっそりと外れてしまったのだ。

複数の新しいQuest対応集会所系ワールドという箱モノ、ハードウェアに該当するシステムだけはあるが、そこにいる人々と人間関係と空気感といった、文化というソフトウェア資産と生きたデータベース資産へのアクセス方法を喪失しているのだ。
結果的にQuest初心者が「Questのコミュニティに参加したりイベントに参加するには何をしたらいいのか?」という道しるべが失われてしまった。

つまり2023年7月から9月の今現在は歴史で例えるならばまるでローマ帝国が崩壊して何もかもが後退してしまった暗黒時代ヨーロッパのようなものだ。といえる。

そして、2023年7月早々にはQuest初心者向けの各定期イベントにも初心者がたどり着きにくくなる。という状況が生まれてしまった。
初心者イベントでこれなら、普通の定期イベントはさらにハードルが高く、このままであれば「ご新規のQuestユーザがイベントやコミュに入ってくる」という状況は当面鈍化するかもしれない。(※1)

問題は受け皿となるワールドがないこと以上に、初心者を受け入れ、次に何をすればいいかなど何らかの道標を与えることができていた、フレンドリーで温かい初心者向け文化のエコシステムごと機能喪失したのだ。(※2)

※1:個人的に第3者的視点から危惧しているのはキタリナQというイベントで、「授乳カフェ」という一目見て「なんだここ!?」という確実に人目を惹くインパクトがある名称の名物イベントがあるのだけど、それについても懇切丁寧にお勧めする熱烈なファンがやたら多いというか、イベントカレンダーを見ていると初心者にも推して誘う先住民が多いイベントだっただけに、この流れでは一番大打撃では? と予想されるイベントだ。

※2:実のところ、初心者集会系まで来ていただければそのマインドを持った人たちがいるのでなんとでもなるが、Quest単機勢の普段の居場所がなく、情報の伝達ができていないため初心者イベントが初心者を拾いきれなくなっている。

で、誰がどう具体的に困るの?

だが冷静考えてみてほしい、実は誰も困らない
すでにVRChatの世界で生活しているQuestユーザは自立して行動できる。
別にイベントに新規参加者がいなくてもリピーターはいるし完全に初心者がいなくなるわけでもない。QuestイベントとはいえPCのユーザも来られる。
イベントが盛況になったところでも逆に人がいなくなったところでも「VRChatイベントでお金を稼ぐわけでもないのでまるで損得はない」。
つまり既存ユーザは誰も損をしない

なんとも、冷静になってみればすっきり解決する話だったのだ。
めでたしめでたし。

私たちは相変わらずVRでの日常生活を楽しんでいる

……あれ、すっきりしない。何か変だもやもやする。
私たちの世代は自分たちの初めて訪れた場があって、今はないにしても実家のような場所でいろんな人に親切に囲まれてゆりかごの時代を過ごし育ち、その後も何かあれば帰る場があり……

これ、自分が若者だからって「老人は死ねよ」とか暴言を吐いたり、自分が年を取ったからと言って「若者バッシングをする」老害ムーブと変わらないじゃない!? 世代が違うところの問題は自分には関係ない的な。

そして、数少ないながらも初心者集会系イベントにたどり着いたQuest単機初心者に話を聞くと「やっぱり普段誰かが集まっている場所がないのはつらいです」との言葉を聞いた。
元初心者案内人で、今も初心者集会系イベントの主催者としては、こんな言葉を聞いて心が動かないわけがない。

「自分たちが比較的楽に楽しく過ごしていたのに、今の世代にないのは何か不公平だ。私たちが前の世代から受けた恩義も次の世代に返したい」
※個人の思想信条に基づく発言です

私含め既存のユーザは誰も困らないかもしれない、でも今の世代のQuest単機ユーザは少なくとも私たちよりハードモードの世界を生きている。
その状況は緩和なり是正されるべきと思った。

そもそも論でいうとそんな世界は元よりPCのVRChatにはあまりない。
その辺はユーザの大多数がPCユーザで、行けるworld数が桁違いに多く、より多くの人との出会いやイベントがあり、コミュニティも多く(※3)、アバターもちゃんと見えているPCユーザとQuestユーザの環境と感覚の違いが大きい。
最初からPCユーザに比べてハードモードかつ少数民族のQuestユーザが比較的何かと小さな村のように集まり助け合う雰囲気ができた理由はそれだ。
そして先人たちが努力してそのような仕組みやワールドや文化を醸成した。

もしもあなたがあまりフレンドを作れず、フレンドができたとしてもあまり会えず、あるいは自分が行くことのできないワールドにいるのしか目撃しなかったり、自分と同じ環境の仲間ともほとんど出会えず、たまに会えるフレンドやユーザも、アバターがあなたの環境には対応ではない(あなたから見えないかまともに見えていない)。

という状況が続いていたらVRChat、長続きしないのではないだろうか?

実際、ここ2ヶ月で始めた(そして出会えた、そしてVRChatをやめた、不活発になった)Quest単体ユーザについて友人からの伝聞情報を含めて調査しているが「ワールドをいくつか見て納得したのでやめた、交流とかはできなかった」「Questユーザにおすすめというワールドが過去のblog記事や動画にあったが今はもうすでになく、ほかに勧められていたワールドに行ったがコミュニケーションが難しかったり重かったのでやめた」という話が出てきている。

※3:ルールもしくは慣習としてPC/Quest両対応アバターの利用を心がけ、Quest対応ワールドでのみ活動するような趣旨のコミュニティを私の視野からでは現状でも2つしか知らない

かつてのQuestのエコシステムを復活させたい

復旧の方法は簡単、要はこの初心者案内からパブリックな集会場ワールドの緩いコミュニティ的な社会への定着までの導線だけを復活させればいい。

「我ながら簡単に言ってくれる」とおもう。
そしてこれは私の思想や理想、「新しい時代のことは新しい世代に引き継いで後事を託すべき」「時計の針を戻す復古主義的行為は人類の歴史的には間違いが多い」に反してもいるのだ。(単純にそういう話ならやりたくない)

なのでここから未来的な話、過去のいろいろな必然と偶然の調和で何となくできていたエコシステムを、PCVRの世界でほぼ初心者案内のプロセスが完成しているのと同様、Quest単機勢やスマホ勢のVRChat社会への定着プロセスを確立させ、そしてそれを次世代以降に任せるための提言をしたい。

提言するアイディアは下記。仮に『Questコミュニティ復興7つの提言』とでも呼んでおこうと思う。

1.単一でなく複数でもいいので、Quest単機勢が比較的常時安心していられるワールドを根城とする。その条件は下記のようなものが望ましい。(理由に関して話し出すと長くなるので割愛)

  • 軽い(Quest2単機で60fps以上が理想)

  • 最大人数上限20~24

  • PC/Quest両対応アバター使用のワールド限定ドレスコード

  • 単一の広場と、更新されるTutorialエリアのあること

  • 入口から見渡せて極力死角がないこと

  • 視線誘導に配慮

  • 単純で短く迷わずVR酔いしないリスポーン地点からの導線

  • 声が全体に届く程度の狭さであること

  • 他のワールドやイベントの紹介の禁止、ポータルを出すことを禁止などの囲い込み的ルール策定や空気感の醸成を行わないこと

  • 軽量で最適なペンの設置(現状ならQvPEN)

  • VRChatイベントカレンダーQuest版とQuest定期カレンダーの設置

  • 目に刺激が強くなく特殊な色覚でも識別できるやさしい配色

  • cotton usagi氏のご案内猫ペデスタルとPC/Quest両対応アバターペデスタルの設置(努力目標)

  • 可能ならサイン類の文字は大きめで文字認識障害にも対応したフォントを(努力目標)

  • うるさくなく、ON/OFF、可能なら音量調整のできるワールドサウンド(努力目標)

  • 控えめだが聞こえやすいjoin音(努力目標)

  • そこそこ軽くできるならコライダー入りの積み木的なのください(SCP財団のブライト博士の要望並みに聞かなくてもいいやつ)

多分上記にも余計な要素や、これ以外に入れるとよいかもしれないアイディアはあると思うけど、重くなることは極力しない方が良いと思う(無言勢経験長いとなぜか高くて登れる場所と積み木的なものがほしくなる謎)。
こういう感じのワールドが複数もしくは1つあれば、定住でも遊牧民族的にでも2~3か所を渡り歩けばQuestユーザが夜間帯などにいるワールドにたどり着く感じであれば助かると思われる。
そこ(それら)を紹介できるようVRChat内外と初心者案内人に周知できれば最良である。

2.Quest専門あるいはQuest単機勢の実情やワールド知識に即した教習のできる技能を有した初心者案内人の育成(重要な部分や肌感覚がPCVRとかなり違うため)
3.初心者案内を野良でやるだけではなく、周知したイベントとしても行う
4.2023年以降のQuest同期会の設立(現在桜音さなれ氏が行いつつある)
5.4.が羨ましいので2019~2022年各年度のQuest同窓会設立(ついで)
6.Questユーザの入れるコミュニティの創設支援・既存コミュの紹介、QuestフレンドリーなQuest対応イベントと初心者向けイベントの紹介(ワールド? イベント? 媒体?)
7.これらのことを行う、単一あるいは複数のプロジェクトを誰かがVRChat内外に周知すること。協力者を募ること。(これは私の方でもやります)

という、今までになかったようなプロセスも加えていけば、実は解決するどころか以前より豊かなQuestVRChatの世界が実現する。

(本稿執筆時点では未来の話の)2023年9月27日にQuest3の発表がある。
この日に製品出荷と販売開始なのか、単に製品発表で実際の販売はハロウィン~ブラックフライデー~クリスマス商戦かわからないが、それまでに旧来あったQuest世界の文化的風土を継承しつつ、新人さんを迎えながら、場合によっては多くの人が来るかもしれないQuest3ショックに耐えられるようにしたい。(※4)

※4:参考までに、Quest2が出た月2020年10月後半はどんな状態だったかというと。Questコロニーが180人、CafeQが170人、発売した後のクエ集でのイベントは10インスタンスが建ち、その日から11月末ごろまで毎日24時間クエ集に常に人が常駐する盛況ぶりになり、私が始めた #Quest初心者交流会 は6インスタンス130人越え、最初の3週間で私が案内した初心者数は100人越え、そして年末までに今も続く100人以上規模の2つといくつかのQuest出身コミュニティを誕生させた。なにその今では考えられないその数字。
おそらくQuest3はそこまでにはならないと思うけど……

まずたった一人で #JPQ という文化継承と復興プロジェクトを立ち上げて行動を開始した

実は私はVRChatの世界でコミュニケーション講座とかあと6つくらいの定期イベント含めて数多くのイベント主催をやっているくせに、開始3年以上横の繋がりとか人脈とかVR世界の有力な人や有名人の知り合いを作るような活動や行動をしていません。

「VRChatはバカンスで来ているついでに日常生活もしている」人であるためで、VR世界で全くそういう活動に関して協力をお願いできるような人がいないというのが実情です。
とりあえずイベントとしてやってみて、往時のQuest世界の特定ワールドの雰囲気や空気感を継承する感じの文化保存をしつつ、共鳴してくれる人で音頭を取りたい人や団体がいたらその人に押し付けつつ合流するなり、いなかったら協力していただける人や団体さん(現状架空の存在)と協力体制で7つの提言にあったようなことを優先順位を作りつつやっていけたらいいなと思っています。

そんなわけで、Quest3発売まで特にワールドを固定することなく、Quest単機ユーザや初心者の拠り所になれる場を作ったりするイベントの運営などをひっくるめて、 #JPQ というプロジェクト名で根回しもしない協力者に乏しい状態でいきなり初めて、2023年9月3日より今のところ毎日 #Questユーザ集会(仮)というイベント名で初めてみました。

いつもの
全景、初日はQuest駆け出し集会のワールドをお借りしました

やってみた感想ですが、なんというか、2か月前以上のあのQuestの集会場ワールドの雰囲気まんまが、7月以降の初心者さんたちを交えても再現されました。
とても懐かしい!
そして2日目にはVisitorさんを連れてきてくれる案内人さんまで出てきました。

良くしゃべるボケと無言勢のツッコミ(!?)というコンビの新人さん

実のところ、Tutorial兼Questユーザ向けワールドとして「Quest駆け出し集会場」が、Questの初心者向けワールドや集会場ワールド、定番定期イベントのポスターを貼って紹介している「QuestInfoPlace」というワールドが、ワールド欄から「JPQ」と検索するとすでに出てくるようになっています。

worldで「JPQ」で検索すると出てくる2つのワールド

この辺も基準を満たす集会場ワールドやQuest世界の風通しをよくするワールドなどあればご協力いただけるとありがたいと思っています。

また、私自身、あれから2ヶ月の間に誰かがQuestのこの現状を打破・改善するために行動をしているとか、Questの人の居場所になれるワールドこんなのがある!
などの情報を全く知らないために、いろんな情報などご提供いただけたらありがたいです。

可能であれば……誰か手伝ってください。

さいごに

実のところ、この崩壊してしまったQuest世界のエコシステム的なパブリックの緩い感じのコミュニティ、実はPCVRやデスクトップのユーザでスタートした人でも結構その中にいました。
あのちょっと小さな村みたいな、ワールドに入ってくると挨拶したり話しかけられるちょっとVRChat世界全体からすると独特の雰囲気が良かったり、その雰囲気だからこそ、居場所やフレンドを作りやすかった土壌があったとも思っています。

もしこのエコシステム回復の折には、これQuest世界のものというよりも、もっと周知してPCVR世界の人にも利用していただいたり、逆にPCオンリーのワールドで同じような雰囲気の文化のワールドとコミュニティーを作るとか文化輸出してもVRChat世界全体のためになるんじゃないかな?

あと、私がこの文章を書いたことで、VRChat日本人Quest界隈の偉い人や影響力のある人や実力者、声の大きい人や有名Vtuberさんあたりが「えらいこっちゃ!」と気づいて動くことによって実は私が何もする必要もなく、唐突に状況がひっくり返って早期解決するとか「虫のいい話」なんて落ちてないかな?

とかひどいことも可能性薄いながらも期待しています。

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