どうもねこだまし（@Nekodamashi_p）です。

という事で、色々と話題の6号機GOD『アナターのオット！？はーです』（略し方わからん）を初打ちしてきました。

あの幻の事故..あ、『アナザーゴッドハーデス-冥王召喚-』の登場から約2年、6号機初のGODとして登場したのが本作となります。

『ゆるい』がキーワードという事で、GODの名を冠しながらもAT純増約2.5枚、機械割は設定6でも約108%との事で、一見尖った一面はないゆるゆるな仕様となっています。（それが故に設定6でも勝てない..という事になっているようですが）

つまるところ、演出のベースは『ハーデス』ですが、ゲーム性然り数値的な面で見たら従来のGODとはまったく違うコンテンツと言った感じになるのかなという印象を受けました。『GODシリーズ』というよりは以前導入された『ゆるせぽね』の派生形と言う方が正しそうな気がします。

とはいえ、GODである以上、望まれるのはやはり爆発力なわけですから、出玉力や確定役の強さが気になる所ですが、やっと私自身も初打ちすることができました（台は余裕で空いていたのですが、仕事で打てなかっただけです..）ので、打ってみての感想と合わせてお届けしたいと思います。

今回もDMM様の解析情報を参考・引用し、数値面は補完していきたいと思います。

▶DMM様

■1台目 アナターのオット！？はーです 276G

今回はとりあえずどんな台かを探るのが目的だったため、朝一からの稼働ではなく、空いていた台の中でマシな台を確保。

本機の天井が通常時555G＋αで50枚あたりおおよそ40G回るとの事ですので、期待値等はざっくりとしか計算していないですがまあ他に空き台ないしいっかなという感じの台です。

というわけで早速稼働を開始するのですが、開始早々なんと7Gにてハーデスシリーズ恒例の冥界の扉が出現。

これ、GODをある程度を打っている人、またはある程度GODの知識はあるけど普段はほとんど打たない隠れにわかな人（私は後者）なら共感していただけるかと思うのですが、扉が閉まったりBETの方のボタン演出が出てきたときって反射的にPUSHボタンを押してしまいません？笑

もとはと言えば初代ハーデスにて裏ボタン的な感じで『ボタン演出時、PUSH押下で先プチュン』があったためそういう癖がついたわけですが、それを知って以降、どんな演出でもとりあえずPUSHを押すという方は絶対に多いはず..

ただ、今思い返すと初代ハーデスの冥界の扉が閉まった時にボタンを押すと何かあったかと言われると何もなかったような気がするのですが、この時は例外なく反射でPUSHボタンを押したら上記の演出が発生。（すんません結論にわかです）

これがデフォルトなのか否かは現状わかりませんが、確定役確定とかってこともあるのかな..？

結局出てきたのは紫7（1/9362.3）だったのですけどね。

これまたGODシリーズあるあるですが、『だったらGOD（1/6553.6）こいよ！』ってやつです。

と贅沢を言ってみたものの、紫7はゆるせぽね以上のジャッジメント確定となりますので、幸先よく投資50枚にて直でメインATに突入となるので◎。

※本機は基本【ゆるちゃれ】または【へるぞーん】のいずれかのCZを突破することでメインAT突入となります。

という事で早速【GOD RUSH ゆるせぽね】の消化となります。

本作も初代ハーデス同様に【ジャッジメント】スタートにてG数を乗せてからATが始まるわけですが、今回も犬、嫁、親父の3種類の特化ゾーンが存在します。

【ジャッジメント】は基本10G1セットのループタイプの上乗せ特化ゾーンとなり、ゆるせぽねの場合はループ率が約70％の平均上乗せG数が約40Gと。

この平均上乗せについては【ジャッジメント】突入時点でもらえる5G～30Gを含めたG数な気がしますが、そこのところはどうなんでしょう。

【ジャッジメント】は基本的に小役ごとにG数上乗せ当選率が決まっており（設定不問っぽい）、10Gの間にG数上乗せ成功で次セット継続になります。ちなみに嫁＆親父に限り図柄揃いもあり、図柄揃い成功でも次セット継続となります。

DMM解析情報によると、内部的にはゆるせぽねは通常青7で上乗せした場合にカットインが発生して紫7が揃い、ゆるはーですは上乗せG数が30G以上を選択された場合にのみ、カットインが発生し冥王図柄が揃うとの事です。このことから図柄揃いはただの演出として見て取れるのですが、では図柄高確というのも演出として図柄が揃いやすいだけの高確...って、そんなことある？う、頭が...

【ジャッジメント】中はセットストックの概念もありそのあたりの内部状況を正確に把握することは不可能なため、見え方として謎継続（上乗せ）みたいな形もあるかと思います。

かくいう私は5セット継続の＋60Gと平均を上回るG数を獲得。

初期G数として40Gを保持していますので、計100Gスタートとなります。

ジャッジメント終了後はメインAT【GOD RUSH】がはじまります。

【GOD RUSH】中は基本的には約1/111で訪れる『ジャッジメント』にてG数を上乗せしていくゲーム性となっており、主にレア役から【ジャッジメント】を目指していく形となります。（G数直乗せはなし）

ただ、今作には『ジャッジメント突入期待度約35％の演出に1/11で当選する高確率（ARE YURU READY演出）』があり、その点も踏まえての1/111という数字になるかと思います。高確率はAT中の成立役に応じて内部的にポイント獲得の抽選しており、合計で10ptに到達すると高確へ移行するという仕組みみたいです。

上記当選率を見ていただければわかりやすいかと思いますが、基本レア役からの直での当選率はお世辞にも高いとは言えませんので、基本はARE YURU READY演出からの突入となりそうです。

勿論ヒキ次第で上下しますが、今回打ってみての個人的な高確自体への突入間隔は体感ですが50Gに1.5回程って感じでしょうか。

今回は100G保有していたため、4回程高確に入れる事ができましたがともに35％をものにできず、約350枚の駆け抜け。

これで終了かと思いきや、AT終了時の煽りから【アナターのワイフチャンス】に突入します。

【アナターのワイフチャンス】は突入時点で【ジャッジメント】の引き戻しが確定し、さらに演出成功でゆるせぽね以上のジャッジメントがでてくるわりと熱い演出です。

具体的な詳細は出ておりませんが、【アナターのワイフチャンス】へは獲得枚数が少ない程突入期待度が上がるとの事です。

成功に関してはどういう抽選なのかは現状不明ですが、演出最中に中段青7と斜め黄7を引き、無事成功します。（ジャッジの際の心音演出時にゆるせぽねの赤い導光板が入ったのですが、恐らくチャンスアップかな？）

演出成功という事でゆるせぽね以上の【ジャッジメント】が確定するわけですが、

出てきたのはなんと親父（【GOD RUSH ゆるはーです】）←

ジャッジメント突入前の演出って本来停止ボタンごとにアップになっていく演出が基本ですが、今回は犬、嫁、親父がじゃんけんする演出だったので、おそらくこれはチャンスパターンですかね。

親父はループ率約80％の平均上乗せG数80Gと、【ジャッジメント】では最大の性能を誇る特化ゾーンとなります。（..平均80Gって弱くない..？）

まあ私の場合は＋50Gで終わるんですけどね..（冥王揃いは1回もなし）

一応ループ率80%という事でセット数自体はある程度は続いたのですが、上乗せG数の大きさはゆるせぽねとさほど大差ない印象で、冥王図柄揃い等の大きめの上乗せが絡まないとこんなところかと思います。

【GOD RUSH ゆるはーです】は上乗せ性能がそれほど高くない事もあり、初代の【プレミアムオブハーデス】と比べても出現する機会は結構多いかと思います。現に周りでもゆるはーですに突入しているシーンを何回か見ましたが、ただG数はやはり＋100G前後が多かったので、過度な期待は禁物という感じですね。

そんなわけで、ゆるはーですでショボったため獲得出玉は600枚程で終了。（終了画面は高設定示唆のゆるせぽね。 ※基本は犬）

確定役の紫7から始まり、【GOD RUSH ゆるはーです】を引いて600枚...ん～渋いっ！笑

まあこれだけでは通常時含めて、この台のポテンシャルがわかりませんので続行します。

しょっぱな紫7を引いたため順序をすっ飛ばしてしまいましたが、本来は上記の【ゆるちゃれ（紫奇数図柄揃い）】（または【へるぞーん】）からメインATを目指すのが基本的なゲーム性になります。

今回は65G、宝石3連（またはレア役）からの当選でした。

本作には『犬モードA』『犬モードB』『嫁＆親父モードA』『嫁＆親父モードB』の4つのモードがあり、通常時はこのいずれかに滞在します。

【ゆるちゃれ】当選時は滞在していたモードに応じたキャラが出現するため、【ゆるちゃれ】に当選してはじめて滞在していたモードが判明するという形になります。（通常時は演出等の示唆はあります）

上記の通り、デフォルトであるだろう犬の期待度は20%程となり、中々に厳しいですが聞くところによると設定6の場合は犬でも70%程で突破できるとの事で、この点を踏まえると設定判別はわり容易な感じですかね。

奇遇で各キャラの出現率が変わるというのもポイントですね。

稼働内容に戻りますが、先程当選した【ゆるちゃれ】は失敗し、121Gにて再度宝石3連（もしくはレア役）から当選した【ゆるちゃれ】も犬にて失敗。

その後も100G前後で中段黄7等から【ゆるちゃれ】に当選しますが、いづれも犬で中々突破できません。（この時点でもう低設定を意識します）

しかし5回目の『ゆるちゃれ』後、有利区間が継続し5G程で【ゆるちゃれ】に謎当たり。

迎えた6回目の【ゆるちゃれ（犬）】にて突破期待度を表すアイコンが赤（期待度84.4%）まで昇格し、これを突破。ようやく2度目のATに初当たりとなります。（有利区間継続は関係あるかな）

しかも運よく【ジャッジメント】で出てきたのはまたしてもゆるせぽね。

このゆるせぽねがわりと頑張り、図柄揃いが多発し上乗せが100Gを越え、また宝石4連から【ジャッジメント】をストックしたりとロケットスタート。

上出来。（上記全員集合は【ジャッジメント】のストック示唆みたいです）

一応今作も超シリーズがありますが、今作の超は犬だけみたいなのでこれは単純に上手く絡み合っただけっぽいですね。

ゆるはーですを大きく上回る＋130Gの獲得をしますが、この後には先程ストックした【ジャッジメント】がもう一つあります。

しかしここでとうとう犬の登場。

犬はループ率約60%、平均上乗せG数が20Gと数値でもわかる通りクソ渋い性能なわけですが、こういう性能の低い特化ゾーンに限って期待を裏切らないというか..

5G乗せ！見てください、5G乗せです！（大事な事なので2回言いました）

確かに確認はしていませんでしたが、最低でも1セットは保証があると思いきや無常にも10Gで終了。

真ん中の犬の顔と上乗せG数のしょぼさが妙に合っていてイラっとしますが、犬の力はこんなものでした..

まあ【GOD RUSH ゆるべろす】1セット10G＋初期保証獲得G数5G＋上乗せG数5Gの合計で平均獲得G数の20Gだねって..やかましいわ！！

ちなみに人生最低上乗せG数は『パチスロ 夜王』の特化ゾーンにて2G乗せという経験があります。

ハプニングもありましたが、なんだかんだ200G程のG数を獲得できたこともあり、AT中に【ARE YURU READY】から2回【ジャッジメント】に突入。

高確自体へはある程度突入するものの【ARE YURU READY】の35%が鬼門で、ここのさぶいちはやっぱり叩き所ですね。

ゆるせぽねは相変わらず有能で平均以上のG数を引っ張ってくれます。

今日の平均値ではゆるはーですを越えてますね。

犬はすごく頑張った気分でも終わってみたらこんなものです。

基本的にはレア役が引けないと継続が期待できないため、めちゃくちゃ難易度が高いです。

超犬の性能はわかりませんが、レア役を引かずとも続くようであれば超犬を即疑っても良いレベルですね。

というわけで921枚の獲得にて終了。

今回は【アナターのワイフチャンス】はありませんでしたが、中盛の山ができたところで収支的にもプラスでしたので、ここできりよく稼働を終了することにしました。

【ゆるちゃれ】への当選率は高かったものの、突破率を見ても設定6はないだろうし、何より目的としていた台のポテンシャル等も大方把握できましたのでここ撤退という判断を下しました。

本日お届けした他にも、本機には約1/3400で訪れる【（EXTRA）GO TO HELL】という本機最強の特化ゾーンが存在するのですが、こちらは基本的に【へるぞーん（CZ）】からの突入となり、今回はそもそも【へるぞーん】を一度も引けなかったためお預けとなりました。

ゲーム数と【ジャッジメント】ストックのダブル上乗せが行われるため、一見強そうに見えますが【ジャッジメント】自体がそこまでなのでどうなんだろうか..

■統括・結果

というわけで『アナターのオット！？はーです』の初打ちをしてきたわけですが、実際の稼働を通して、高設定でも難しい機種だと思いました。

高設定は犬の【ゆるちゃれ】でも突破率が70％程あるという事で確かにチャンス自体は多いものの、如何せん【GOD RUSH ゆるべろす】の性能が低いため、ATに入っても純増が2.5枚ですので獲得枚数が150枚程というのが想像できます。

そうなると50枚当たりの回転ベースも約40G程という事で早いタイミングで出玉が飲まれてしまうため、【ゆるちゃれ】の初当たりまでに地味な追加投資が必要となり、ずるずる投資が重なる..何てこともあるのかなと思います。

まあざっくりいうと高設定でも終日打つ場合は『ゆるせぽね』や『ゆるはーです』定期的に持ってきて、小～中の山を自ら作っていくというヒキが要求されるという感じですかね。この点が素直に右肩上がりのグラフにならないという所で他の6号機と比べて『6でも負ける』という声が多く上がる要因かと思います。

こういう高設定でも辛い台って逆に低設定にもチャンスがあるイメージがありますが、私が打った台同様に低設定は基本ほとんど犬モードにいると思いますので、【ゆるちゃれ】も基本犬となり、数値通り死ねるかと思います←

そのため低設定と思われる台を打つ場合は天井狙い等でピンポイントで打つことだけに制限し、ワンチャンスでの勝負を繰り返す立ち回りが無難...というかそれしかできないかなと印象です。（6号機の低設定なんてどの台も基本打てたものではないんですけどね..）

凱旋が現役のうちは好き好んで打つ人も少ないかと思いますが、お店によっては6号機初GODという所で結構台数を入れているところもあり、もしかしたら今後扱いとしてメインになってくる可能性もなくはないので、今のうちに打ち方や狙いを固めておいても良いかと思います。（ポセイドンの後を追いそうな気もしますが..）

お店の設定投入状況を見ても現状で本機にがっつり設定が入るという事はあまり期待できず、触る機会は少なそうですが今後の展開も踏まえて知識だけは私も入れておこうと思いました。

以上、今回は結構なボリュームになってしまいましたが『アナターのオット！？はーです』の稼働報告でした。

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執筆：ねこだまし
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