見出し画像

ドライフード価格比べ(2023年11月)

ロイヤルカナン(プロシェルター契約者価格)
【0.7円/g】プロ シェルターキャット 365デイズ
【0.85円/g】プロ プロテイン エクシジェント
【0.9円/g】プロ ライト ウェイト ケア

ピュリナワン(Amazon定期おトク便+タイムセール)
【0.73円/g】ピュリナワンキャット 避妊・去勢した猫の体重ケア チキン 4.4kg(400g×11袋入)

ヒルズ(Amazon定期おトク便+タイムセール)
【0.71円/g】シニアライト 猫用 7歳以上 チキン 2.8kg 高齢猫 肥満

AIM30(Amazon定期おトク便)
【1.43円/g】15歳以上の室内猫用 腎臓の健康ケア チキン 1.2kg

ユニ・チャーム(Amazon定期おトク便)
【0.37円/g】ジャンボパック ねこ元気 お魚と野菜入りミックス まぐろ・かつお・白身魚・緑黄色野菜入り 3.5kg 国産

キャネット(Amazon定期おトク便)
【0.37円/g】まぐろ・かつお・舌平目・しらす味 2.7キログラム (x 5) (ケース販売)

ここ最近3ヶ月くらいの値段で一番安かった時のを並べてみました。
うちは地域猫さん39匹の食事全てにロイヤルカナンをメインにピュリナワンやヒルズを混ぜて居ます。それに加えて低塩の総合栄養食パウチやちゅ〜るも混ぜて居ます。エンゲル係数で言うと保護猫活動をしている個人・団体でもトップクラスの金額を食事に当てていると思っています。

それには理由があり、保護された後狭いケージに入れられ、激安カリカリだけを8年間与えられて居た猫さんが居ました。その子は急性腎不全から片腎を失い、15歳から19歳まで腎不全と膵炎と甲状腺機能亢進症で闘病の日々を過ごしました。
いくら安いからと言って、激安カリカリを猫さんに与える事は私には出来ません。
自分の食費や生活費を削る事で、価格が高騰しているキャットフードも質を下げずに提供出来るのなら喜んで節制します。

地域猫さんをお世話されてるほとんどの方が激安カリカリを使用しています。
ご自身も節制してこれ以上は無理という状態なら仕方無いと思います。
しかし、毎月美容室に行ったり、旅行に行ったり、外食に行ったり、土用の丑の日は鰻を食べたり、買い物の時にお惣菜やお菓子を買う余裕があるのなら、激安カリカリから1段グレードを上げてヒルズやピュリナワンのドライフードを購入して頂きたいです。激安カリカリには激安なりの理由があるのです。

とは言え、その激安カリカリさえ提供されなくなったお宅も増えてる様で、最近は置き餌もほぼ見なくなりましたし、うちの玄関食堂に来る子達や公園などで給餌してる地域猫さんも食べる量がすごく増えました。お腹を空かせてる子がとても増えた印象が強いです。


ここからは余談になります。
人間の経済や情勢が猫さんに影響するのは本当に申し訳ない気持ちにいつもなるのですが、こういう事を書いてると給餌を辞めれば野良猫も居なくなるでしょ!って叫んでくる方がたまに居ます。
良いですかー、給餌しているのは去勢/避妊手術の終わった地域猫さんです。増える事は決して無いんですよ。
なのになかなか野良猫が0%になった地域が出て来ないのは、捨てている人間が多く居るからなんです。ペットショップの多くは去勢/避妊手術が終わった子猫を販売してますが、ブリーダーや一部の子猫を譲渡している保護猫活動家は手術を飼い主さんに任せている所もあります。実際にこんな小さな私の住む街でも2ヶ所ありました。
そういった所を是正して行かないと外で増える猫さんは減らないのです。
地域猫さんのお世話をしてる方に筋違いな知識を恫喝する方にはいつも長い時間をかけてご説明していますが、そのほとんどが自分の間違いを認めません。
人間の社会は一枚岩では無いので、地域の問題解決のために全員が同じ方向を向く社会は実現しません。
結局そういった住民の方はほとんどが自治会にも老人会にも入られていない高齢者の方達ですので、世代が進むのを待つしか解決策が無いのかもしれません。