去年8/22に親族の方に譲渡されたミイちゃん。あれから1ヶ月置きにお写真を送って頂き、3ヶ月が経った11月からは3ヶ月置きに変わりました。
なので、譲渡して半年が経った2/22にまたお写真のお願いをして送って頂いた訳ですが、

おぉ…。3ヶ月前より大分良くなってるじゃぁないですか！
最初の1ヶ月目は何か…物置にケージを置いた写真を送られ…

3ヶ月目には物置の高い梁に居る写真を送られ…

毎回お返事は早いのが救いなだけで、こちらから催促しないと現況報告は頂け無いし、元々猫を飼ってるとは聞いて居ましたが、庭先に来る子を家の中に自由に出入りさせてるという話で、完全室内飼いで家族として過ごしてる猫さんが居るお宅では無かった訳です。

普通の譲渡と違って、高齢の一人暮らしのお姉さんが入院前に外に出された猫さんがミイちゃんで、その後病院で亡くなった後ミイちゃんがずっとその家の軒先で暮らして居たのをご親族の妹さんが引き取られるという案件でした。
ですので、毎日お世話して捕獲器での捕獲が難しかったので、私に懐いて来た所を首根っこ一本抜きで保護した訳です。その後遠方に住んでいらっしゃるので、息子さんが迎えに来られて離島にミイちゃんは向かいました。

妹さんには懐いてるとの話でしたが、お世話してない息子さんはまだ近づけ無いとの話で、なかなかお約束してた譲渡後のワクチン接種と検診に動物病院へ連れて行って貰えずかなり催促したんですが、余り言い過ぎるとミイちゃんの立場が悪くなるか・・・とかもう色々考えてブチ切れそうな右手を左で抑えつつ対応をして来ました。

まぁ時間はかかりましたが、半年経った現在平和に暮らしてるのが分かったので、弁護士連れて島に乗り込むのはとりあえず保留となりました。
毎回現況報告をお願いするのも気が乗らないし感情も抑えないといけないので疲れましたが、次は譲渡1年が経った8/22に報告して貰って譲渡完了となります。
今回は親族への譲渡でしたのでかなり譲渡条件は緩くなりましたが、普通の譲渡案件だともっと厳しい査定をします。
私は娘を嫁がせるのと同じ気持ちで保護した猫さんを譲渡してるので、何か納得行かない事があればそりゃもう黙っちゃいないですよ。鉄拳制裁です。

結局里親さん適正って人間適正なんですよ。人として出来てる人物かどうかが全てだと思います。となると安心して譲渡出来る人間なんて一握りしか居ないんですよね。だから譲渡条件がゆるくなって虐待案件が絶えない訳です。私は後で後悔するくらいなら自分で面倒をみます。それで活動が制限されたり保護猫活動が出来なくなっても後悔しながら広く浅く活動するより良いです。